少し日にちが空いてしまいましたが、ぽやんの東大合格ストーリー・第12話が公開されました。
共通テストを目前に控え、今、ママンの気持ちは今年の受験生達に向いています。
応援の記事を書きたい気持ちがありながらも、元旦の地震で被災し、大変な状況の中にいる受験生やその親御さんの心境を思うと、こうして「ぽやんの東大合格ストーリー」の紹介記事を書くことも正しいのかどうか…まだ迷っています。
でも、我が家も東日本大震災で被災者し、地震や大雪やコロナ禍によって、かなりの影響を受けながらくぐり抜けた3年間の大学受験期でしたので、今、大変な状況下にいる受験生とそのご家族にも、我が家のエピソードが何かしらの励みになれば…という応援と祈りの気持ちで、ここに置いておくことにしました。
それぞれのタイミングで読んでいただれば、と思います。
2次試験当日の様子
東大の2次試験は、2月25日、26日の2日間にわたって行われました(理Ⅲは27日まで)。
ぽやんちゃんは文科の受験だったので、駒場キャンパスが試験会場でした(理科は本郷キャンパス)。
1日め(25日)は、ぽやんちゃんが受験している間に、並行して保護者向けの住まい相談会(別会場)などがあったので、ぽやんちゃんと一緒に駒場まで行って開門を待ち、ぽやんちゃんが中に入っていくのを見送ってから、私も住まい相談会の会場へ向かいました。
開門を待っている間、私と同じように説明会に出席すると思われる保護者の方や、遠方の高校から受験生を引率してきたと思われる先生方をたくさん見かけたのですが、その
人混みの中に、見たことがある人がチラホラいるな~と思ったら、受験系 YouTuber の人達でした(笑)。
まさか受験直前の受験生にインタビューなんてしないだろうとは思いましたが、ぽやんちゃんのストレスにならないように、ママン、広い背中でがっちりガードしましたわよ( `ー´)ノ!
2日め(26日)は、試験終わりのその足で地元に戻るらしい受験生の引率の先生方や保護者の方が迎えに来ていて、門の前は、また人だかりでした。
試験終了後、ひどく疲れた顔でやっと出てきたと思ったら、ママンではない方へフラフラと歩いて行ったぽやんちゃん。
ちょっとー(=゚ω゚)ノ!
どこ行くの、ぽやん~(=゚ω゚)ノ!
と思ったら、ぽやんちゃんの向かった先には、なんと高校の先生が(笑)。
応援に来てくださっていたようでした。
遠いところ、ありがたいことです。
先生とお話しするうちに、顔面蒼白だったぽやんちゃんにも少し笑顔が戻り、ホッとした様子だったので、ママンも先生にご挨拶してからホテルに戻りました。
この時点ですでに夕方。
辺りは暗くな始めていました。
「もしかしたら、試験の翌日に、住まいの候補物件の内見に行ったりするかも。」
と思って、試験終わりの26日も泊まるようにホテルを予約していたのですが、このことは、ぽやんちゃんにあとから感謝されました。
「2日めの試験終わりは想像以上に疲れてて、あのまま重い荷物を持って東京駅まで移動して、新幹線で帰って家に着くのは夜中、とか、考えられなかった(*´Д`)。」
と…。
ホテルでは、買っておいた小さなケーキでささやかなお疲れ会をしましたが、食べたらすぐに爆睡してしまったぽやんちゃんでした。
ママンも、いつも旅先ではあまり眠れないのに、その日は無事に試験が終わった安堵感で、珍しく爆睡してしまいました。
こうしてやっと東大受験が終わり、ママン城に戻ってからは、高校の卒業式、共通テスト利用で合格していた私立に入学金を振り込んだりしながら、合格発表を待ちました。
私立の併願について
私立を併願したかどうかについてですが、結論から言いますと、
すべて「共通テスト利用」で受けました。
(早稲田、GMARCHなど4大学に出願)
「東大受験の前に上京して私立を受けたりして、感染症をもらったら元も子もない!
(だから私立はできれば受けないで!)」
という高校の意向と、
「浪人はしたくない。もうこれ以上、今のペースで勉強し続けることはできないと思うから、現役で決めたい(だから私立も受けたい)。」
というぽやん。
どちらもわかるだけに、ママンも悩みましたけれど、
私立を受けずに浪人することになったとて、高校が責任を取ってくれるわけではない。(刹那君の時に思い知りました)
ので、そこはママン、高校と戦いました。
「お母さん、私立は必要ないと思いますよ。」
「いーえ、娘には必要なんでございます( `ー´)ノ!」
というやりとりを何度かして、最終的には折衷案で、
「私立はすべて共通テスト利用で受ける」
ということになりました。
共通テスト利用なら、東大受験前に上京しなくて済むので…。
でも、共通テスト利用は難易度が上がってしまうので、保険の保険の保険…という感じで、結局4つの大学に出願することになりました。
出費はかさみましたが、刹那君の時の教訓もあったので、安心料と思って、がんばって工面しました(;´Д`)。
結果的に、出願したすべての私立を共テ利用でおさえることができたので、ぽやんちゃんは、比較的安心して東大に挑むことができました。
「無事に試験会場入り」の安堵感
コロナ禍と大学受験改革に翻弄されて、前例のない難しさを感じながらだった、我が家の大学受験。
終わってみて思うのは、親がしてやれるのは「安心して試験に集中できる環境づくり」
でしかない、ということです。
子ども達の受験で(合格発表以外で)ママンがいちばんホッとしたのは、
無事に試験当日までこぎつけ、無事に試験会場に送り出すことができたとき
です。
無事に試験会場に入るのを見届けたときは、ヘナヘナと足腰の力が抜けるほどホッとしたのを覚えています。
次は、いよいよ最終話です!
第1話~第11話はこちらです
第1話からまとめて読みたいという方は、こちらからどうぞ。
ママ広場さんのサイト内で「Maman」と検索していただいても、すべて読むことができます(*^-^*)。
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