またまた3週間くらい空いてしまいましたが…刹那君とぽやんちゃんの引っ越しが済み、兄と妹の2人暮らしが始まりました。
見積もりから引っ越しまで
私はそうそう何度も上京できないので、引っ越し業者の見積もりから荷物の梱包までは、それぞれ自分でやってもらうことになりました。
子ども達が大学生になるにあたって上京したときは、2人とも家具家電付き物件だったので、引っ越しの荷物は少なく、洋服など身のまわりのものは宅急便で済みましたし、新しく購入したものは、お店から配送手続きをしたので、引っ越し業者をお願いするのは今回が初めてでした。
田舎から出てきている一人暮らしの学生ということで、
ぼったくられるんでは…?
という懸念があったので、
「最初に提示された価格に、いきなりハイと言わないように( `ー´)ノ」
と言っておきました。
実際、刹那君の見積もりのときは、最初は10万円近い値段を提示されたそうです。
スタート時間がわからなくてもいい(3日前に確定)プランでよければ、しかも今決めれば5万円台まで下げられるけども、時間を指定したければ7万円台、と言われたと…。
この時点で、
では最初の9万円台の提示価格は何だったんだ?
と思うのですが、そこで刹那君は
「ちょっと今、親に電話をつないで相談してもいいですか?」
と言って、私に電話をよこしました。
そして、私も見積もりの方と直接電話で話しました。
「最初の提示価格と、スタート時間がわからないけど今即決プランでは、4~5万円も差があるんですね~。ずいぶん差がありますね~。どうしてこんなに差があるんですか?都内から都内への単身引っ越しで10万円もかかるものですか?今の相場はよくわかりませんけど、私が都内から都内に単身で引っ越したときは、スタート時間を選んでも5万円台でしたよ。」
などと、結構攻めてみました。
でも、あちらもお仕事ですから、それはもう流暢に
「そうですね、ただいま繁忙期でありますし、物価が上がっているということもあり、こちらといたしましても、これ以上はお値下げできない価格となっております~ペラペラペラ~ルルルルル~(なぜ最初の提示価格と最安値価格の間に4~5万も差があるのかについての答えにはなっていない)」
とおっしゃるので、
「2月でも繁忙期なんですか?」
と聞くと、
「はい、2月3月4月は繁忙期となっております~。平日であっても繁忙期のお値段となってしまいます~。」
と返ってきました。
「3か月も繁忙期扱いなんですか?ずいぶん長い繁忙期ですね~。もしかして1年中繁忙期なんじゃないですか?」
などと食い下がってみました(←嫌な客)。
でも、
これ以上は無理っぽいわ"(-""-)"
と思ったので、時間を指定できない最安プランに決めました。
価格交渉とはいえ、いちばんの目的は「子ども達の引っ越しを適当に扱われないこと」だったので、
この学生には面倒くさい親が付いているようだ
と感じて頂ければ、それで良しとしました。
(私が大学で上京した時は、ジジンもババンも仕事が忙しいとか言って来てくれなかったので、なめられないように、コワモテの親戚のおじさんについてきてもらいました)
ぽやんちゃんの方は、刹那君のところに来た方よりは物腰柔らかく、刹那君が提示された価格も見せるように言っておいたら、それより少しお安い4万円台に決まりました。
(見積もりの方が時間に遅刻したようで、そのお値引きもあったのかもしれません)
それでも2人合わせて10万円の出費だったんですけどね_(:3 」∠)_。
ただ、段ボール等の梱包資材も余るほどいただけましたし、当日の引っ越しスタッフの方々はとても感じが良く、作業もテキパキとスピーディーで、搬出も搬入も、30分もかからずに終えてくださいました。
引っ越しのスタート時間は、ぽやんちゃんは朝から、刹那君は午後からに決まり、いちばん恐れていた夜スタートにはならなかったので、夕方までにはすべての荷物を搬入することができました。夕方から雨の天気予報だったので、雨が降り出す前に終わることができて、ホッとしました~(;´Д`)。
今回の見積もりでの価格交渉では、できるだけお安くしたいと頑張りました。
でも、見積もりにいらした引っ越し業者の方も誰かの大切なお子さんなわけですし、自分の子ども達が社会人になったとき、我の強いお客さんに詰め寄られても困るなぁと思うので、提示された最安値価格よりもさらに値切るようなことはできませんでした。
(こう見えて、親の因果は子に報い…を信じているので、あまり強く出られないタイプなんです、私(^_^;))
でも、子ども達も、見積もりの取り方の勉強になったと思うので、社会人になるときの引っ越しは、完全に自分達でできるんじゃないかなと思います。
引っ越しの最中に、刹那君に見積もりサイトから電話が来て、ウオーターサーバーをお得に設置する案内?とやらをまくしたてられていたので、
「それって…見積もりサイトに登録させて、実は個人情報をゲットしてウオーターサーバーを売りつけたいのが本当の目的なんじゃない?そんな電話は早く切りなさい!」
と言うと、
「今忙しいって切ろうとしたら、またあとで電話するって言ってる。」
と言うので、
「またあとでかかってきた電話になんか出なくていい!そんなもんは、もうブロックしろー( `ー´)ノ!」
と、切らせました。
こういう勧誘系のあしらい方も、経験を積まないといけませんね。
引っ越し後と諸手続き
搬入後の荷解きは、それぞれが自分の分をやっていたのですが、私の滞在中にはすべて終えることができませんでした。
私がママン城に戻った後、ぽやんちゃんから、組み立てられた机の写真とともに、LINEがきました。
「私の机の組み立ては、おにーが手伝ってくれたよ。」
と。
今までの住まいには机と椅子がついていたのですが、今回の物件にはなかったので、購入したのです。
その机の組み立てが、ぽやんちゃんだけでは無理だったようで、刹那君が手伝ったようなんです。
妹を手伝う兄、というシチュエーションはもちろんのこと、何より、ぽやんちゃんの「おにー(お兄)」呼びに萌えたバカ親ママンでございます。
(今までもそう呼んでいたのに、LINEで文字になるとよりいっそう萌えるのは何故?)
子ども達に一緒に住んでもらう理由は経済的な理由がいちばんなのですが、大きな地震があったときや、親に何かあったとき、助け合える兄妹であって欲しい、絆を強くしておいて欲しい、という想いもあってのことです。
だから、
さっそく助け合ったのね~(*^-^*)
と、嬉しくなったんですよね。
若い2人ですから、お互いに、友達や彼氏・彼女を家に呼びたいとか、そういう事情もあるでしょうけど…そこは、2人でルールを決めるも良し…
なんとかうまくやんなさい!(笑)
引越しにまつわる面倒な手続きも、良い社会勉強になったと思います。
電気水道ガスの開け閉め手続きや立ち合い、前の住まいの退去点検、各種住所変更の手続き、家具家電の購入から配送手続き、引越し業者の見積もりから支払いまで…ほんとによく頑張った春休みだったと思います。
とある奨学金に申し込む手続きも並行していたので、書類を書いたり取得したりと、とにかく毎日のように区役所や大学の学生課に行っていました。
「長期休みは海外に留学〜」とかいう派手でわかりやすい学びではないものの、引っ越しの梱包や各種手続きをそれぞれが自分でやり遂げ、家事や暮らしは助け合って…地道に社会勉強中の、我が家の子ども達です。
最近やっと諸手続きが落ち着いてきたようなので、少しは春休みらしいことを満喫していればいいな…。
春休み中にもういちど、ちゃんと2人で暮らせているか、様子を見に行きたいと思っています。
大学生のいる暮らし
本と共にある暮らし
星と共にある暮らし