昨日(12/22)ぽやんの東大合格ストーリー・第4話が公開されました!
家庭学習はページ数や時間の問題ではない
ぽやんちゃんは、小学校3年生の時の担任の先生との出会いで覚醒したと思っています。
その先生は、家庭学習のノートをとても丁寧に見て、子どものやる気を引き出すようなコメントを書いてくださる先生でした。
(大人のフィードバック、大事!)
そのおかげで、ぽやんちゃんは「家庭学習では、どんな勉強をどのくらいやればいいのか」ということを考えるようになりました。
最初は、お友達のがんばりにも触発されて、「1日何ページ」とか「1日何時間」ということにこだわり、左右されていました。
実際に、保護者懇談会などでも、保護者の方々から、
「家庭学習は、1日何ページやればいいですか?」
「家庭学習は、宿題のほかに1日何時間やればいいのですか?」
「先生に、その基準を決めていただきたいです。」
などという声も聞かれました。
でもママンは、そうやって、ページ数や時間にこだわる理由がわかりませんでした。
だって、たとえば「1日3ページ以上」と決められたら、なんとかして(どんなに薄い内容でも)3ページ埋めさえすればいいや、という発想になりそうじゃないですか?
すでに書ける簡単な漢字をダラダラと練習してみたり、割り算のひっ算を大きく書いて1問や2問で終わらせたり(笑)。
実際にそういう子はいますし、それすら面倒に感じる子は、諦めて離脱してしまいます。
「1日1時間」と決められたら、テレビを見ながらうわの空でノートを広げて、ただただ時が過ぎるのを待つだけになる子も、いるかもしれませんよね?
親は仕事や家事で忙しく、子どもの家庭学習にぴったり張り付いて見ているわけにもいきませんから、何か基準があれば、親が関わらなくても子どもが自力でやってくれるだろうと思いがちですが、ページ数や時間を決めただけでは、かえって無駄な時間を過ごすことになりかねないと思います。
ママンが考える家庭学習の役割は、その日に習ったことを完璧に定着させるというものだったので、
・少ないページ数や時間でも、完璧に理解できていたら終わって良し。
・たくさんページを使ってもわからないなら、わかるまでがんばるか、明日、先生に質問してみよう。
・何時間やってもまだ間違うなら、今日はいったん寝て、明日、原因を考えてまたやってみよう。
そんな感じで、ページ数や時間にはこだわりませんでした。
このやり方は、自由なようでいて、実はスパルタだったかもしれませんが(^_^;)、学習内容を定着させるって、そういうことですよね?
「現状把握」と「的確なタスク出し」のスキル
でも、このやり方を実践するには、
①「自分が何を理解できていて、何を理解できていないか」を分析・把握(現状把握)
と、
②「理解できていないところを理解できるようにするためには、何をどのくらい勉強すればいいのか」具体策の洗い出し(的確なタスク出し)
ができないといけないんですよね。
これは、「自学」初心者である小学生に、自力でやれと言うのは難しいと思います。
だからママンは、初めはその部分(家庭学習でやる具体的な内容)を一緒に考えてあげることにしました。
(詳しいやり方は、ママ広場さんのマンガをご覧くださいませ)
最初、ちょっと面倒でも、「学び方を学ぶ」部分に一緒に取り組んであげた方が、その後は自走してくれるようになります。
第1話~第3話はこちらです
第1話から読みたいという方は、こちらからどうぞ(#^^#)。
ママ広場さんのサイト内で「Maman」と検索していただいても、すべて読むことができます(*^-^*)。
『東大合格生が小学生だったときのノート ノートが書きたくなる6つの約束』
大学生のいる暮らし
本と共にある暮らし
星と共にある暮らし