ぽやんの東大合格ストーリー・第6話が公開されました。
始まりは刹那
「始まりは刹那」なんて、安っぽいドラマのタイトルみたいな見出しになってしまいましたが…(笑)。
この物語は、「東大」という記号が入ってぽやんちゃんの物語になっていますが、実は、我が家が勉強に舵を切ったのは、刹那君がきっかけだったのです。
刹那君が中学校に入って運動部に入ると、朝練・夜錬(通常の部活の後、学校とは別の場所に移動して21時までの練習です)土日・祝日の試合と、ま~、
「どんだけやんねん( `ー´)ノ!」
と、なぜかエセ関西弁でどつきたくなるほどに、忙しすぎる生活が始まりました。
当時はまだ「部活やりすぎ問題」が議論され始める前だったので、普通の公立中の、普通の運動部に入っただけで、家族全員の暮らしを激変させなければならないほど、部活漬けの日々になってしまったのです。
ママンは、
「このままでは、小学校までにせっかく培ってきた学習習慣がなくなってしまう(゚Д゚;)!」
と、危機感を抱きました。
(実際に、小学校時代は成績が良かったのに、中学校に入って、部活に時間を取られて成績がガタ落ちしてしまった子がたくさんいました)
そこでママンは、刹那君に、ある提案をしてみました。
「ねぇ、最初の定期テストで、学年1位を取ってみない( ̄▽ ̄)?」
すると、鳩が豆鉄砲を喰らったような顔(゜-゜)をして一瞬止まった後、
「えーーー!無理だって(゚Д゚;)!学年 270人もいるんだよ? 1位なんて、無理に決まってんじゃん!」
と、即座に拒絶した刹那君でした。
でも、
「なんでよ? 何人いたって、100点取ったら1位でしょうよ?」
と言うと、
「あ、そうか(゜.゜)。」
と、またしてもビックリ顔の刹那。
そして、
「きちんと計画を立てて、そのとおりにできたら、狙えると思うよ( ̄▽ ̄)ニヤリ。」
と言うと、刹那君の目の色が変わりました。
「学年1位」というものに対して、心理的な距離が近くなった瞬間だったと思います。
「自分にもできるかもしれない。」
と…。
そこから、刹那君とママンの「本気で満点を狙う」テスト勉強期間が始まりました。
そして、その様子を、ぽやんちゃんは、じっと見ていたのです。
そうです、ぽやんちゃんが幼少期から得意としてきた「じっと観察する」というやつです(笑)。
(その様子については、第2話をご覧ください)
兄の「学年1位」で抱いた思い
そうして、めでたく「学年1位」を手にした刹那君。
(詳しくは、第6話をご覧ください)
私は、学校内順位は相対的なものなので、それほど重視はしていませんでした。
(うちの学校では1位でも、他校では30位…なんてことは、よくありますからね)
大事にしていたのは「学年1位」に固執することではなく、学習習慣を崩さないことと、学んだ内容を確実にモノにすること、満点を狙うという姿勢です。
でも、中学生にとって「学年1位」という記号は強烈だったようで、刹那君の名前は、あっという間に学年中に知れ渡ってしまいました。
刹那君本人にとっても「学年1位」はその後の強いモチベーションになり、「どんなに忙しくても勉強も諦めない」という意識につながっていきました。
そんな兄の様子をずっと見ていたぽやんちゃん。
自分が中学校に入学する頃には、
「私も、中学校に入ったら、学年1位を取ってみたい!」
と心の中でメラメラしていたのです。
第1話~第5話はこちらから
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『東大生の勉強法カタログ[改訂版]8人の東大生が教える100種類の勉強法』
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