今朝、車のフロントガラスが少し凍っていました。
いろんな行事で忙しかった秋を必死で駆け抜け、気づいたら、もう冬!
昨日、タイヤ交換を終えて、雪が降りだす前に間に合ったと、ホッとしました。
子ども達は、期末考査を目前に控えています。
迅速な対応・NICEなスピード感
今年の秋はいろんな大会に出ていて、休日返上が続いていた息子。
ちょっと一段落して、ハッと気がついたら、期末テストが目前(゚Д゚;)!
いつも以上に準備期間が不足しています。
でも、疲れているせいか、昨日はなかなかエンジンがかかりませんでした。
珍しく夜になる前に帰宅できたというのに、お弁当箱も出さずに、まずは家じゅうのお菓子のストックを食べ尽くし(隠しても隠しても探し出す才能はすごいと思う)、Spotify(音楽を聴くアプリ)をいじり倒して、フンフンと鼻歌を歌っていました。
いつテスト勉強を始めるんだろう、と思いつつ、早く帰れた日くらいは少しくつろぎたいのかも、と放っておいたら、突然、
「迅速な対応!NICEなスピード感(; ・`д・´)!」
と言って、お弁当箱を洗い始めました。
何やら面倒くさい予感がしたので、さらにスルーしていると、
「迅速な対応! NICEなスピード感( `ー´)ノ!」
と、また言っています。
面倒くさい…そこ反応しないとダメ"(-""-)"?
「……。」
「迅速な…(/・ω・)/…!」
「わーかったよ!うるさいなぁ、もう。迅速がなんだって(ーー゛)?」
「いや~、今オレ、弁当箱洗うのすんげ~嫌なんだけど、かっちょいい言葉で自分を奮い立たせて洗ってんのね。だから、褒めてもいいんだよ( ̄▽ ̄)。」
「あ~、すごいすごい、チミはすごいねぇ。迅速にお菓子も探し出して、NICEなスピード感で食べ尽くしたもんねぇ( ̄ー ̄)。」
「い~やいやいや、そんなとこまで褒めていただけるとは( ̄▽ ̄)!」
「1ミリも褒めてませんけど( *`ω´)!」
…本当に面倒くさかったです。
緩慢な寝起き・BADなノロノロ感
結局、昨夜は睡魔に襲われ、たいして勉強できなかったようで、
「残りは朝やる。明日4時半に起こしてちょうだい。」
と言って寝ました。
今朝、私は4時半に起きて、息子も起こして(体を起こしたのを見届けて)からお弁当を作り始めたのですが、4時45分になっても、息子が起きてくる気配はありませんでした。
もう1度様子を見に行くと、いったん起き上がったのにまた横になったらしく、二度寝していました。
イラっとしたので、
「迅速な対応! NICEなスピード感( `ー´)ノ!」
「迅速な対応! NICEなスピード感( `ー´)ノ!」
「迅速な対応! NICEなスピード感( `ー´)ノ!」
と、耳元でかっちょいい言葉を連呼してあげました。
「うぁ~~~! もう言うな~_(:3 」∠)_!」
と、唸りながら起きていました。
緩慢で、ノロノロ感あふれる、BADな寝起きでした。
自然な形のアファメーション
とはいえ、この息子の「かっちょいい言葉で自分を奮い立たせる」という行為は、自然な形で「アファメーション(肯定的な口癖)」を取り入れていることになるのではないかなと思います。
「自分はできる!」とか、「私はうまくやれている!」とか、「私は最高の結果を出せる!」とか、肯定的かつ進行形の言い方で宣言することによって、潜在意識にはたらきかけるというこのアファメーションについては、前職の研修で、20年以上前に習いました。
でも、何も習ったことも無く、アファメーションという言葉すらおそらく知らないであろう息子が、自然な形で、自発的にアファメーション的なことをしていたのには、ちょっと驚きました。
やる気が出ない時、やりたくないことをしなければならない時などに、肯定的な言葉で自分を励ますということは、特別に習ったりしなくても、人間の中に備わっている本能なのかもしれませんね。
どうせなら、
「オレはテストで最高の結果を出せる!」
「オレは弁当箱を洗うのが好きでたまらない!」
「オレはお菓子を食べ尽くしたら自分で補充する!」
なんて、唱えてくれないかしら。
男子高校生のいる日常
女子中学生のいる日常
本とともにある暮らし