受験シーズンも本格的になってきましたが、卒業式のことを考える時期でもありますね。
ママ広場さんに寄稿
我が家の娘は、小学校の卒業式で袴を着ましたが、
小学校の卒業式で袴を着るということについて、いろいろと思うところがあったので、ママ広場さんに寄稿させていただきました。
↑この記事、スマートニュースに載っていると、Twitterでママ広場さんが教えてくれましたヽ(´▽`)/。
子ども達が中高生となり制服がある今は、卒業式の服装で悩むことはなくなりましたが、小学校の卒業式は、「フォーマルっぽい洋服か、あるいは袴か」で悩みました。
地域性や時代性もある話題だと思いますので、あくまで我が家の体験としてお読みいただけると幸いです。
↓ 卒業式当日の着付けのことなど、書いています。
着るならば準備は早めに
実際に袴を着ることに決めたら、準備は早いほうがいいと思います。
最近は、小学生が卒業式で袴を着ることが増えているためか、着物や袴のレンタルも、小学生サイズが用意されていることがほとんどです。
ただ、小学生でも体の大きなお子さんだと、大人サイズのレンタルとなり、大学生の卒業式の時期と被って好みの色柄が残っていない、なんてことにもなりかねません。
だから、試着は6年生の夏〜秋頃には済ませた方がいいと思います。
娘の時には、レンタルのお店が、夏に展示会(予約会)を開いていました。
前撮りのメリット
また、秋ぐらいから、成人式の前撮りなどが入ってきて写真店が混んでしまうので、前撮りをする場合は、やはり6年生の夏頃には動いて予約を入れた方が良いのかなと思います。
娘は、夏に試着&予約をして、前撮りを9月に予約しました。
<前撮りして良かったと思う点>
・着付けやヘアメイクの様子も撮影できた
・当日はできないヘアメイクも試せた
・着付け時に下着などの吟味ができた
ゆっくりといろんな写真を撮ってもらえるのはもちろんのこと、オフショットというか、着付けやヘアメイクの段階の写真や動画を撮らせてもらえたので、あとで祖父母に見せたら喜ばれました。
また、ヘアメイクも、卒業式当日は華美にできないということで小学生らしく清楚系のダウンスタイルでしたが、前撮りの時は、ヘアメイクの方の
「せっかくですから(*^-^*)。」
とのご好意で、アップスタイルにもしてもらえました。
今、手元に、卒業式当日の清楚系スタイルと、前撮りの時のアレンジスタイルの両方の写真が残っていることを、とても嬉しく思っています(*^-^*)。
また、前撮り日があることによって、襟や袖からはみ出さない下着の吟味や、トイレや階段での袖や裾の捌き方を練習することができました。
卒業式当日に着崩れてしまったり、卒業証書授与で階段を昇り降りする時につまづいてしまう子もいたので、前撮り時に一度練習できているのは大きかったなと思います。
大事なのは卒業式に集中すること
袴にするか、ワンピースなどの洋服にするかは、それぞれの事情で決めれば、どちらでもいいと思います。
でも、卒業式で一番大事なのは、卒業式に集中することですよね。
娘の学校の出した見解にもありましたが、卒業証書授与式という厳粛な儀式に、きちんと集中して臨むことが大事で、服装がその集中を削ぐようなことは避けたいものです。
先生や友達や家族に感謝して、成長を喜び合うこと。
そして、
中学校という新たな生活に向かう気持ちを作ること。
そのための式だということを、忘れてはならないと思います。
「うちの子は、袴なんて着たら、袴にばかり気持ちが向いて、卒業証書授与の手順をきっと忘れてしまう。それに、みんなで練習した呼びかけのセリフも忘れかねない。」
と言って、娘さんをワンピースで出席させた親御さんがいらっしゃいました。
私は、心の中で、その親子に拍手を送りました。
女の子のほぼ全員が袴だった中で(娘の代はそうでした)、自分の子が式に集中できる方を選べた親御さん。
そして、みんなと違っても、ワンピースを着る意味を理解して、堂々と出席された娘さん。
素晴らしい決断だったと思います。
袴にも洋服にも、それぞれメリット・デメリットがあります。
これから卒業式を迎えられる方は、何を着たとしても、卒業式という素晴らしい式を、存分に味わい尽くしてくださいね(*^-^*)。
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