前回は、読者感想文の意義について、ママンの考えを書きました。
今回は、その続きで、我が家の実践をシェアしますね。

早く終わらせようと思わない
面倒で「重い」宿題だからこそ、早く終わらせてしまいたい読書感想文。
でも、単なるやっつけ仕事になって何も得るものがないままに終わってしまうと、それこそ時間の無駄なので、
どうせ書くなら、何かしら得るものがないとね…
という気持ちで、読書感想文に取り組んでいました。
我が家の実践ポイントは、世間でよく言われていることとたいして違いはなかったと思いますが、しいて言うなら、「1日や2日で終わらせようと思わないこと」でした。
厳密には、実際に文章を書く段階は1~2日で終らせるけれども、その前の準備段階に時間をかけるという意味です。
私も、夏休みなどの長期休みはとにかく忙しくて、初めの頃は、早く子どもの書きたいことを引き出してしまいたくて、質問も、
「どこが心に残ったの?」
「何でそこが良かったの?
「あなたは何を思ったの?」
「こういう風に思ったんでしょ?ね?ね?ね?」
と、「尋問」になってしまいがちでした。
でも、こうなると、子どもは心を閉ざしてしまうんですよね。
そして、面倒くさいので、大人が喜びそうなことを適当に書いてサッサと終わらせてしまおうと考えるようになる…。
「ぼくは、涙がでるほど感動しました…(゜_゜)…」
(ちなみに、涙など1粒も出ていない)
などと、遠い目をしてつぶやくヤングな刹那君を見たときには、
は(;゚Д゚)!
これではいかーん(゚Д゚)ノ!
このままだと、読書感想文は本当に、子どもにとっても親にとっても、ただ時間を無駄にしただけで何も生まずに終わってしまう…"(-""-)"
と大反省し、慌てて虫捕りに連れ出して、心を取り戻させました(笑)。
私の経験では、洗濯物を干しながら聞いたり、夕食後のくつろぎタイムに少し話したり…こちらも何かしながら、あくまで日常会話の中でさりげなく感想をシェアし合うと、
む!今のその言葉、もう少し膨らまそうか!?
もう1回言って!?
というキーワードが子どもの口から出てくることが多かったように思います。
初動を早く・準備が大事・構成メモが鍵
どうせ時間をかけるなら何かしら得るものがあるようにしたかったので、本は長期休みに入る前に選んでゆったりと読み、自分の体験に紐づける時は、肩の力を抜いて、日常の雑談の中で、子どもが感じたことを引き出すようにしていた我が家。
つまり、「文章を書く」前の準備段階に時間をかけるようにしていたわけですが、ポイントを整理すると、こんな感じです。
➀初動を早く(本は長期休みの前に選んでおく・読めるなら休みの前に読んでおいてもいい)
➁準備が大事(感想をシェアし合い、子どもの書きたいことを引き出す段階に時間をかける。あくまで楽しくさりげなく。尋問にならないように)
➂「構成メモ」が鍵(文章を書き始める前に必ず「構成メモ」を作らせる…これについては大事なところなので、ママ広場さんの記事に詳しく書いています)
このように、準備段階に時間をかけるようにしたら、子ども達も書き始めてから筆がノることが多くなり、結果的に早く終わるようになりました。
急がば回れ、とはよく言ったものですよね。
早く終わらせようと思わずに、本を選ぶ、本を読む、感じたことを味わう、ゆっくり丁寧に引き出すなど、書く前の準備段階に時間をかけることをお勧めします。
そして、文章を書き始めたら、子どもの文章を否定せずに、助詞(てにをは)や接続詞など、どうしてもおかしいところだけ直すようにアドバイスして、まずは書けたことを褒めてあげましょう。
家庭では、ここまでできたら、充分すぎるくらいだと思います。
せっかく時間を割いて書くならば、ぜひその過程を、親子の良い時間にしてくださいね(*^-^*)。
すでに猛暑で大変ですが、今年の夏も一度きり。
健康第一・安全第一で、良い夏をお過ごしくださいませ(*^-^*)。