娘の卒業式が終わりました。
放心状態です_(:3 」∠)_。
卒業式前日
卒業式前日の夜は、当日の朝の早さに備え、バタバタと洗濯を済ませたり持ち物を揃えたりしていました。
翌日に大事なことを控えていると、プレッシャーから眠れなくなる私"(-""-)"。
でも、眠れなかった翌日は自分が使い物にならないため、
「なんとしてでも寝ないと!」
と思うと、その思いがまたプレッシャーになるんですよね…(*´Д`)…。
「前日の睡眠確保」が、私の第1関門でした(´Д`)。
できるだけ疲れるようにバタバタと夜を過ごし、なんとか眠ることができました。
第1関門突破(゚Д゚)ノ。
卒業式当日
そして当日の朝。
袴の着付けが5時半だったので、4時に起きました。
「4時に起きられるか」というところが第2関門だったので、無事に起きたときには、心からホッとしました(*´Д`)。
そして、自分の髪のセットやメイクを済ませて5時に娘を起こし、サンドイッチをつまみながら、車で着付け場所へ移動です。
ここでアクシデントが!
雪が降ってる(゚Д゚;)!
天気予報では晴れのはずだったのに、何故に朝から雪なのかしらっ( `ー´)ノ!?
まだ暗い中、おそるおそる雪道を運転し、なんとか着付け場所へ時間通りにたどり着きました。
5時半着付け開始という早い時間でしたが、いちばん乗りで入ったのは良かったと思いました。
6時の予約の人達が、6時前くらいからどんどん来るのですが、ちょこっとずつ時間が押していったので、おそらく7時台の予約の人達は、登校に間に合うかギリギリのところでかなり急ぐことになったのではないかと思います。
娘はいちばん早い時間で、先に入っている人がいなかったので、待たされることも急がれることもなく、余裕をもって着付けと髪のセットを終えることができました。
そしてまた自宅へ戻りました。
このころには雪が止んで晴れ間が出てきてホッとしました(*´Д`)。
娘は、袴でトイレに入る練習をし、追加でサンドイッチと小さなおにぎりを少し食べ、その間に私が着替えました。
トイレ練習をした結果、着物の袂や袴をたくしあげてキープするために、洗濯ばさみが要必要!ということになり、急遽洗濯ばさみを持っていきました。
階段の昇り降りについても、前撮りの時に少し練習していましたが、自宅の階段でも、袴のどの辺を持って…などとシミュレーションしてみましたよ。
登校後は、「〇〇小学校 卒業証書授与式」の看板前で、みんなが並ばないうちに写真を撮り、学校のトイレも早めに行って広い個室をゲットしました。
何事も早め早めがいいんだなと痛感しました。
初動が大事!!!
卒業式本番
そして、いざ、卒業式が始まりました。
卒業証書授与の時、着崩れて、袴がずり落ちている状態で授与されている子がいました。
本人は気づいていなかったので、席に戻る途中で、先生と来賓の方が端の方に呼んで直してあげていました。保護者の方は、保護者席だったのでおそらく近づけなかったのだと思います。
それを見てしまったので、娘の着崩れが心配で、泣くどころではありませんでした。
でも、なんとか着崩れずに、階段も無事に昇り降りできました(;´Д`)。
子ども達の合唱や、退場時の「蛍の光」ではウルッときましたが、そのあとも、写真を撮ったり、やることがたくさんあったので、忙しかったです。
娘の心の成長
卒業式の後は、教室へ帰って来て、最後の学級指導でした。
先生は、娘たちの卒業担任のため、式の日が重なったご自分のお子さんの卒業式に出ることが出来ませんでした。
それでも、先生は、子どもたちに最後の授業を精一杯されていて、申し訳ないやらありがたいやら……そして、先生の目に涙が……。
私も泣きそうになって、ふと娘を見ると、娘が泣いている‼
ふだんからあまり感情を出さない娘が、さっきまで淡々としていたのに、急に泣いてる(/ω\)。
とても驚いて涙もひっこんだのですが、先生の最後のメッセージが心に響いているんだなと思ったら、先生と子どもたちの信頼関係に感動して、今度はもう涙が溢れて止まらない状態に(T_T)。
娘に、
「どうしたの?悲しいの?」
と聞くと、
「わからない。わからないけどなんでか涙が出る…(/ω\)…。」
と。
うんうん。わかるよ。
悲しいとか悔しいとか、そういう説明しやすい感情ではないんだよね。
嬉しさとか寂しさとか感謝とか……
いろんな気持ちが混ざりあって涙になっているんだよね。
そういう涙を流せるまでに心が成長していたんだね。
感情が溢れて止まらないっていうこと、今までなかったもんね。
でも、今がそうなんだよね。
思いがけず、娘の心に触れたようで、私も嬉しいやらありがたいやら……。
ずっと、先生とも、娘の感情が表に出ないことを話し合ってきたんです。
子どもの頃はよく喋る子だったのに、どうして今はあまり喋らないのか…。
「もっと自分を出して」と言われるたびに、歯がゆい思いで、悩んできました。
でも、今日の娘の号泣ぶりを見て、最後に先生と言葉をかわすチャンスがあったとき、
「先生、うちの娘、人生で今が一番感情が出てます(T_T)/」
「そうですね!ほんとですね(T_T)/」
と、お互いに泣きながら握手しました。
息子のときは、卒業式のあとに謝恩会を控えていたため、式のあとの移動や着替えに忙しく泣いている暇などなかったのですが、今回は、謝恩会は別日開催だったので、式の後は、本当に本当にこれで最後、という気持ちがみんな高まっていたように思います。
袴を着せるのはいろいろと大変でしたが、娘の心の成長を感じ、先生ともそれを共有できて、お友達にも、みんなありがとう、という気持ちで卒業式を終えることができたこと、本当に幸せに感じました。
やはり節目節目できちんと儀式を行うことは大事ですね。
またすぐ中学校入学でバタバタとしますが、
せめてこの週末くらいは、卒業式の余韻に浸りたいと思います。
お子さんの卒業式に出られなかった娘の担任の先生も、せめて謝恩会には間に合ってほしいと思いました。
ご自分のお子さんと共に卒業を味わう、お母さんとしての時を過ごせていてほしいな、と、強く思いました。
そんなわけで、いろいろとまだ放心状態のママンです_(:3 」∠)_。
通常稼働できるまでには、あと数日はかかりそうです~。
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