ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

圧倒的肯定感 ~「THIS IS US 」シーズン4 ~

スポンサーリンク

受験に雪かきに仕事に確定申告に雑多な家事…なんだかすべてに疲れ果てて、ひたすら癒しを求めている最近の私。

 

不安を煽るニュースや小難しい問題提起、楽しい気分に水を差す野暮なお説教、「正しさ」の押し付け、「本当の自分探し」とやら、聞いてもないのに講釈をたれる系…活字であれ映像であれ、そういうコンテンツからは距離を置きたい気分でして…。

我ながら、相当やさぐれていますわね(^▽^;)。

元気な時はスルーできるけど、今はダメージを負うので無理なんですの_(:3」z)_。

 

とにかく、観たり聴いたり読んだりしていて、責められている気分にならないもの、焦燥感に駆られないもの、お説教臭くないものを探しています。

 

…ということで、久しぶりにU-NEXTをチェックしたら、

 

キタキター☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆!

 

「THIS IS US シーズン4」!

 

ずっと待っていたものが、ついに来ましたよ~!

 

f:id:mamannoshosai:20210207154127j:image

 イメージです

 

 

 

「THIS IS US」シーズン4

 

「THIS IS US」という海外ドラマには、シーズン1からハマっておりまして、今回そのシーズン4がU-NEXTに配信されていたわけなんですけれども…。

 

いやもうね…。

 

ユーネクのポイントは、この日のために貯めていたのだわψ(`∇´)ψ!

 

と、無料になるのを待たずに、ポイントで観始めてしまいました。

早朝のお弁当作りタイムしか時間が取れないので、そこで観ていますが、ドラマに集中するあまり、お弁当を作る手が止まる止まる…(^▽^;)。

 

DVDは、シーズン3まで出ているのかな。

 

 

 

 

 

 

あまりネタバレしないようにご紹介するのが難しいのですが、 ジャックとレベッカという若い夫婦に3つ子ちゃんが授かるところから始まります。

 

いろいろあって、3番目の赤ちゃんは養子を迎えることになるのですが、その3人の子ども達(ケヴィン、ケイト、ランダル)の成長、ジャックとレベッカの親としての奮闘など、とにかく日常のいろんなことが、丁寧に描かれています。

 

シーズン4では、赤ちゃんだった3人の子ども達が大人になって、親として奮闘していたり、おばあちゃんになったレベッカに老いが忍び寄ったり…シーズン1からすると、だいぶ登場人物達の人生が進んでいます。

 

ちなみに、Amazon Prime Video でも観られます( ̄▽ ̄)。

個人的には、吹き替え版よりも字幕版がおススメです。

 

   

 

圧倒的な「人生に対する肯定感」

 

大事件が起きるというよりは、日々生きていると誰にでも起こりそうな、でも本人にしてみたらまぁまぁの危機感を感じるような出来事が起こり、それが家族にも影響を及ぼしていくんですよね。

問題から目を背けたり、泣いたり怒ったりしながら、でも家族で乗り越えていく…。

 

ざっくりと説明するなら、そういう感じのストーリーです。

 

登場人物達の乗り越え方は全然スマートではなくて、もがいたり、現実逃避したり、誰かの助けを得たりしながら、やっとこさ乗り越えていくという感じなのです。

 

でも、スリルや爆笑場面があるわけでもなく、ことさらに感動を煽るわけでもないこのドラマに、なぜはこんなにも感動してしまうのでしょうか…。

 

…それは、

 

「それでいいんだよ~。

 

と言われているような気持ちになれるからだと思うんですよね。

 

いつも何かしら問題を抱えていても、上手に乗り越えられなくてかも、かっこ悪くても、間違えても…それでいいんだよ、それが人生なんだよ、そういう中にも、いつでも喜びはあるものだよ。

 

そんなふうに、自分の人生を肯定してもらっているような気がするのです。

 

これでいいんだな。

立派に生きなくてもいいんだな。

どんなにどん底な状態でも、必ず救いや喜びはあるんだな。

とりあえず、いろいろしんどいけど、今日も生きてみようか。

 

そんなふうに、安心して、希望がわくのです。

秀逸なストーリーだと思います。

 

ドラマの中で流れる曲も耳に優しくて、サウンドトラックまで欲しくなっちゃいます。

 

 

世界中の人々が、今、とても疲れているし、苦しんでいますよね。

それぞれに、もう長いこと、毎日何かと戦っているはず。

苦しみへの対処の仕方は人それぞれで、自分の期待するように動かない人もいるけれど、だからといって、相手を正論で責めたり裁いたりするだけでは、もう何も、誰も救えないと思います。

 

たとえば、心が疲れきっている鬱病の人を、頑張れ頑張れと励ましてはいけない(もう既に頑張りすぎたから病気になっているのであって、そこに頑張れという励ましをたたみかけると、かえって追い詰めてしまう)ように、今を生きる私達にも、ステレオタイプの励ましは、もう逆効果のように思えます。

 

ただ寄り添う、ただ「辛いよね」と共感し合う…そういうスタンスの方が、結果として人に生きる力をもたらすこともあるんじゃないか。

人にものを教えようとしたり、声高に「こうすべき」を叫んだりしている人よりも、何も言わずにただ懸命に生きている誰かの生き方の方が、よっぽど示唆に富んでいることもある。

 

「THIS IS US」は、そんなことも考えさせられるし、お説教臭くなく、お涙ちょうだい系でもなく、こんなに疲労困憊なやさぐれママンを癒してくれているというのに感謝を要求したりもしない(笑)、要は「鼻につかない」ファミリードラマです。

 

人生に疲れたな〜_(:3」z)_と感じている方

世の中のすべてに、けっ( *`ω´)!と思ってしまう方

ご立派な主張や物事を受け付けない気分の方

(↑ すべて今の

 

そんな方に、ぜひ観ていただきたいドラマです(*^_^*)。

 

立派じゃなくても、ただ生きているだけで、頑張っているじゃん、自分!

 

と思えて、気がラクになりますよ。

そして、もしかしたらちょっとだけ、

 

しんどくても、人生って良いものかもしれない。

人間って、完璧じゃないけど、いじらしくてかわいらしい生き物なのかもしれない。

 

と感じたりも、するかもしれません。

少なくとも、はそう感じました。

 

自分の人生を肯定されたいすべての方へ…おススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校生のいる暮らし

にほんブログ村 子育てブログ 高校生の子へ
にほんブログ村

 

 本と共にある暮らし

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村 

 

 

スポンサーリンク