節分が終わったと思ったら、今度はバレンタインデーが近づいていますね。
でも今年の我が家は、コロナ禍、受験、寒波(例年より寒くて雪が多い)の三重苦で、やっぱり「それどころではない」雰囲気です( ̄◇ ̄;)。
今年は、と書きましたが、もうこのまま子ども達が巣立って、それぞれにバレンタインデーを過ごすようになったら、もう家族としてバレンタインデーに何かするということはないんだろうなと思います。
…ということで、我が家のバレンタインデーを振り返る記事を、ママ広場さんに寄稿させていただきました。
ぽやんちゃん(娘)編
ぽやんちゃんはですねぇ、やっぱり小学生の頃は「友チョコ交換祭り」でしたねぇ。
男の子にあげたことは1度もなく、女の子のお友達と、手作りチョコの交換を楽しんでいました。
学校にチョコを持って行ってはいけなかったので、お友達同士で家の近所の公園で待ち合わせて交換したりしていましたね。
でも、おうちを知らない子や、徒歩では無理なほど遠いおうちのお友達へは「どうやって渡したらいいか」問題が勃発し、結局、学校が終わってからの平日や休日の昼間に、私が車を出して、ぽやんちゃんとチョコを乗せてその子の家まで行き、ぽやんちゃんに「配達」させるということになりました。
せめて自力で交換できる家の子だけと約束してくれ~(*´Д`)。
と、何度思ったことでしょう…。
この「配達」も、相手の子のお母さんを知っているとやりやすいのですが、知らない親御さんだと、事前に連絡を取ることも難しく、メッセージを付けてポストに置いてきたこともありました。
反対に「配達」に来られるパターンもありまして、我が家のように親御さんが車に乗せてくるパターンもあれば、子どもだけで届けに来るパターンもありました。
子どもだけで来る場合は、
「今度の日曜日に、〇〇ちゃんがチョコを持ってくるって(*´▽`*)。」
とぽやんちゃんから聞いていればそのつもりでいるのですが、時々、友チョコ交換の約束すらしていない子達から、突然アポなし訪問されることもあったんですよね( ̄▽ ̄;)。
子ども達数人で突然家に来られて、慌てて余分に作った分(我が家のメンズに食べさせる分)を簡単にラッピングして、なんとかお返しを持たせて帰したこともありました。
おそらく、子どもだけの口約束とかその場の勢いで、遠くの我が家まで遠征しちゃったんだと思いますが(^▽^;)、小学生くらいまでは、どこの誰とやり取りしているかくらいは、親も把握していたほうが良いな…と思った出来事でした。
中学校になってからは、バレンタインデーは学年末考査前の時期でもあり、学区も広がっているので友達の家はさらに遠く、ぽやんちゃん自身が、
「もう配達し合ってまで交換しなくてもいい( ̄ー ̄)。」
という雰囲気になりました。
でも、中には、校則を破って学校に持って行ってでも、どうしても友チョコ交換がしたい!というお友達もいて…。
内申点を気にして校則を破りたくなかったぽやんちゃんは悩んでしまいました。
結局、下校時に、私がお返しのチョコを車に積んで、ぽやんちゃんを駅や中学校近くの駐車場に迎えに行き、ぽやんちゃんが車からチョコをおろして、その子達に渡すという、それはそれで非常に面倒くさい方法で切り抜けました。
高校に入ったら、中学生までの厳しい校則は何だったんだ?と拍子抜けするほどに校則がゆるゆるで、お菓子もチョコも持ち込み禁止ではなくなったので、作るにしても自分で完結、交換するのも学校でご自由に、ということにできて、私はやっとお役御免!
まぁ~、コロナ禍になってしまったので、今年は手作りチョコの交換はしないようですけどもね…。
女子の円滑な友達関係のために協力を余儀なくされた小中学校時代は、いろいろと面倒でしたねぇ~σ(^_^;)。
刹那君(息子)編
刹那君の小中学校時代のバレンタインは、やはりチョコレートを学校には持って行くのは禁止だったので、近所で家族ぐるみで交流のあったご家庭の女の子が、学校から帰ってから家まで届けに来てくれるパターンでした。
親同士も知っているので、お返しの受け渡しまでスムーズで、微笑ましく見守ることができました(*^-^*)。
刹那君はお返しのチョコを作れないので、ぽやんちゃんが作ったチョコをお返しにしたりしてましたが、その女の子はぽやんちゃんともお友達だったので普通に喜んでくれて、刹那君は助かっていたはずです。
でも、中学校では、私が知らない女の子数人からもらい、もちろん親御さんもご自宅も知らず、お返しをどうしたらいいか、とても悩みました。
刹那君は、女子へのお返しだというのに、サッカーボールとかお金のチョコなどを平気で選んでしまうので(−_−;)、女子力の高いお返しを見繕うまでは協力しました。
でも、
「家まで渡しに行くなんてとんでもないぜ!学校に持っていくのも嫌だし、友達に冷やかされたりしたら最悪だ"(-""-)"!」
ということで、
「めんどくせぇぇ~<(`^´)>!」
とキレていた刹那君でした。
その様子を見て、私もなんだかすべてが面倒くさくなり、
「…なんとか…がんばれ…( ̄▽ ̄;)。」
と、匙を投げてしまいました。
アハ٩( ᐛ )و!
まぁ~、母親にいろいろ段取りしてもらうのも屈辱なお年頃だろうとも思いましたし、その後は彼にまかせることにして、放っておいたような記憶が…。
たぶん、どうにかして渡したんじゃないかな…(^▽^;)…。
刹那君も高校に入ると校則がゆるゆるで、高校生ともなると年の功か、本人も周りもバレンタインに対して慣れたのか、勝手にお返しまで自己完結しているようになり、こちらも私はお役御免です。
あ~、ラクになったわぁ~( ̄▽ ̄)。
家族ぐるみはもう卒業
私が学生の頃は、子どものバレンタインに親が関わるなんてことはなかったですし、「学校に持って行ってはダメ」問題も、なんだかんだ普通にみんな持ってきていたような…(^▽^;)…。
女の子同士の友チョコ文化も最近のものですし、高校では、料理やお菓子作りの得意なスイーツ男子がたくさん作ってきてみんなにふるまっている、なんていう話も聞いて、昔とはだいぶ様変わりした印象の強い子ども達のバレンタイン事情でした。
でも、そういう最近の子ども達のバレンタイン事情を、女子の親の立場からも男子の親の立場からも、存分に楽しませてもらったと思います。
家族ぐるみのバレンタイン…コロナ禍も相まって、我が家はそろそろ卒業することになりそうです。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし