最近用事があって出かけた先で、「これがニューノーマルというやつね。」と思うことが幾つかありました。
歯医者さんのゴーグル
定期的なメンテナンスは、「不要不急」なのかしら、ということで、しばらく行くのを自粛していた歯医者さん。
でも、なんだか最近、歯ブラシが当たると痛いところがあって…。
勇気を出して、先日行ってみました。
すると、まず、受付で検温をお願いされました。
もともと、治療器具は患者さんごとに殺菌消毒されたパッケージを開封して使っている、衛生管理を徹底している歯医者さんですが、今回は、透明のゴーグルも導入されていました。
透明ゴーグルを付けた上から、口元だけ開いている紙を顔にかけられ、頭の方では、歯を削った飛沫などを吸い込む巨大掃除機のような機械が、ゴーゴーと音を立てています。
できる限りの感染症対策を取って診療してくださっていると感じました。
その歯医者さんは、麻酔の注射の前にも歯茎に塗る麻酔をしてくださるので、麻酔もほぼ痛みはなく、心配だった感染症対策も徹底されていたので、なんだか安心し、治療が始まると、普段の寝不足もあってか睡魔が…。
一瞬寝てたような気もしましたが(^▽^;)、 無事に治療を終えました。
感染者数が落ち着いているうちに、メンテナンスの予約も入れようと思います。
健康診断の「密」避け
自治体の集団検診は延期になりましたが、私はもともと個人で医療機関を利用して受けているので、この間行ってきました。
例年だと秋冬に予定を組むのですが、今年はいつまた第2波、第3波がくるかわからないし、息子の受験日程もどうなるかわからないので、早めに終えられるものは終えておこう、ということで、5月中に予約を入れていたのです。
ここでも、まず、玄関で職員さんに
「おでこ、失礼します。」
と言われ、ピッと検温されました。
そして、いつもの待合室へ向かおうとすると、
「待合室での密を避けるために、私からお声がけするまで、こちらでお待ちください。」
と、ちょっと広めのホールへ案内されました。
しばらくそこで待っていたら呼ばれて、そこからやっと受付です。
密を避けるために健康診断会場へ入る人数が制限されているため、健康診断自体は待ち時間がほとんどないほど進みが早く、計測や採血、内科検診と次々呼ばれて、移動しっぱなしでゼイゼイ(*´Д`)。
(個人病院ではなく、わりと大きな医療機関なので、項目ごとに、広い場所をあちこち移動しないといけないのです)
ゼイゼイがおさまらないうちに血圧測定に呼ばれたら、普段出したことのない数値をたたき出してしまいました。
看護師さんも、
「あれ?昨年より高いね。寝不足?」
とおっしゃるので、
「はい。寝不足です。でも、去年も寝不足でした。たぶん(娘が高校を卒業するまで)あと2年は寝不足です。それでも私、いつも低いのに、なんで今日は高いんでしょうか(T_T)?」
と涙目で訴えると、
「なんかゼイゼイしてるね。少し待って、呼吸を整えてからもう一度測ってみましょうか。」
と言ってくださり、しばし深呼吸。
その後測り直すと、いつもくらいの数値に戻り、ホッとしました。
密を避けるあまりに回転が早すぎて、移動でゼイゼイして血圧が上がるという…。
こういうこともニューノーマルだとしたら、なんだかなぁ(*´Д`)。
でも看護師さんもお医者様も優しくしてくださったので、落ち着きました。
図書館の図書消毒機
仕事絡みで、複数の図書館をよく利用するのですが、昨日行った図書館では、「図書消毒機」なるものが導入されていました。
↓ こういうのの、でっかいバージョンでした。
不特定多数の人が触る図書館の本…ウイルス対策の観点からは、正直なところ不安でしたので、紫外線と風で本を殺菌・消毒してくれるという機械は、ありがたいですね。
<使い方>
①本を借りる手続きが済んだら、本の真ん中あたりを開いて機械にセットして扉を閉める(1度に6冊までセット可能)。
②ボタンを押すと、30秒間、紫外線と風で、殺菌消毒。ページ内に挟まったゴミなども取り除かれる。
③扉を開けて本を取り出し、借りる。
効果のほどはよくわかりませんが、一応「消毒してきた」ということが、安心を生むと思います。
以前、買ってきた食料品などもすべて消毒してから家に入れたほうが良い、という記事をどこかで読んだのですが、家庭用の消毒機があれば、不安なものはいったんここに入れてから、ということもできるのかもしれません。
↓ これからは、一家に一台消毒機、なんて時代になるのでしょうか?
ショッピングモールなども、入り口専用・出口専用と動線が分けられていますし、美容院でも、マスクをしたまま施術を受けられるお店もあるようですね。
いろんな形の新しい生活様式「ニューノーマル」。
正直、
「これ、ほんとに効果あるの(^▽^;)?」
と感じるものもありますが、 今は、手探りでも、何かやっていかないといけないときなのでしょうね。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし