ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

気合いと度胸と笑顔で

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もう10年のお付き合いになるママ友さんと、ランチに出かけてきました。

 

息子の同級生の女の子のお母さんで、これまでにも悩みを相談し合ったり、自分たちの老いっぷりを笑い合ったりしながら、一緒に子育てしてきました。

 

近くに住んでいるのに、子どもたちが大きくなるにつれてお互い忙しくなり、なかなか会えず、メールも、最近では昔ほど頻繁ではなくなりました。でも、どんなに久しぶりでも、いつ会っても、すぐに心が通じるママ友さんです。

今回のランチも、行こうね行こうねと言いながら、なかなか実現せず、なんと1年半ぶり(*≧∀≦*)!

 

ウキウキして出かけました。

 

「久しぶり〜!」

 

と、会ったその瞬間からマシンガントークが止まらない私たち(笑)。

 

上の子同士は別々の高校へ進んだので、お互いの高校生活の話を聞いたり、下の子同士は同じ中学校へ通っているので、中学校の情報交換をしたり。

 

そんな中で、彼女の娘ちゃんの話になりました。

仮にAちゃんとしましょう。

Aちゃんは、子供の頃から、いつも元気でハツラツとしている女の子です。

Aちゃんは何にでも挑戦してみたい子で、いろんな役職に立候補したり、校内でオーディションがあるポストについても、果敢に挑戦していました。

残念な結果になってしまった時も、へこたれることなく、前向きに、次へ、次へ、と気持ちを向けていく彼女を見ていて、うちの子たちには無い行動力や情熱というものに、いつも敬意を抱かずにはいられませんでした。

 

高校に入学してからも、Aちゃんの挑戦は、多岐にわたっていたようです。

ある時、ママ友さんが、Aちゃんの学校の先生から、

 

「こんなに心が折れない子は、見たことがありません。」

 

と、褒められたのだそうです。

 

それをAちゃんに話すと、彼女はこう言いました。

 

「あ〜(^▽^;)。でもねぇ、私、実は心が折れたこと、1回だけあるよ。」

 

 

ママ友さんはそのことを知らなかったので驚いて、いつ、どうして心が折れたのかと聞いたそうです。

 

すると、

 

「一生懸命に取り組んでいたある事(ここでは詳細は書けません)がうまくいかなかったとき、応援してくれていた先生に結果を聞かれたの。

それで、

 

『先生、私はこれまでの人生を、気合いと度胸と笑顔で乗り切ってきました。でも……今回はダメでした……。』

 

って報告したら、ポロポロ涙がこぼれて、先生の前で泣いちゃったんだよね。あれは心が折れたわ〜σ(^_^;)。」

 

という答えが返ってきたそう。

 

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

 

これを聞いて泣けてしまうのは、ママンおばちゃんだけでしょうか?

 

Aちゃんのことだから、どれだけ強い想いを持って、どれだけ頑張ったのか、想像できます。

でも、その結果が思わしくなかったとき、お世話になっていた先生に報告したら涙が出たと……。

感受性が豊かな子だから、結果そのものの辛さの他にも、応援してくれていた先生に申し訳ないと感じたのかな。

 

でも、その辛さを、家族には見せなかったんだね。

 

その時のAちゃんの気持ちを思うと、ママンおばちゃん、泣けてくるわ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。

 

ママ友さんは、

 

「これまでの人生を、気合いと度胸と笑顔で乗り切ってきた。」

 

と言い切った彼女のツワモノっぷりを笑い話にしていて(きっと心が痛んだ時もあったはずですけど)、私もその時は一緒に笑っていました。

 

「Aちゃんのオモシロ格言を、私のブログに書いていい?」

 

と聞いて、

 

「どうぞどうぞ、面白く書いてちょうだいな。うちの娘、喜ぶわ〜(*゚▽゚*)!」

 

と、掲載許可まで頂いていたのです。

 

実際、書き始めるまでは、面白い記事に仕上げる方向で書くつもりでいました。

 

 

…でも…あれれ?

書いているうちに、どうしてか泣けてきちゃうんだよなぁ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。

 

 

小さい時から、彼女の果敢な挑戦を、たくさん見てきました。

うちの娘にも優しくしてくれます。

うちの娘がしゃべらないから、Aちゃんがずっとしゃべっていてくれたり(笑)、何かと心配してくれたり。

友達をとても大事にするので、Aちゃんの周りはいつも活気があって、笑いが溢れていて、良い子だなぁ(*^-^*)と思ってきたのです。

文字通り、「気合いと度胸と笑顔で」生きている、頼もしい女の子です。

 

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……でも、人知れず、心が折れていたことが、あったんだねぇ。

そうだよねぇ。

その時は、まだ中学生だったんだもの。

挑戦が真剣なものだったからこそ、思うようにいかなかったときのダメージは大きかったよね。

 

Aちゃん、あなた、その若いみそらで、あれだけいろいろ挑戦してたら、傷ついた経験も1度や2度じゃなかっただろうに、ずっと「気合いと度胸と笑顔で」乗り切ってきたんだね。15や16でそう言えるって、すごい事だよ。

あなたは偉い!

……でも、もっと、しんどい時はしんどいって言っていいんだよ……。

 

という気持ちになって、どうしても、どうしても、泣けてきちゃいます(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。

 

 

母親になってから、「子どもの挑戦」というものにめっぽう弱くなり、合唱を聴いては泣き、運動会を見ては泣き、してしまいますσ(^_^;)。

 

 

でも、Aちゃんは、「心が折れたことがある」発言の後で、

 

「でもねぇ、私、本当に気合いと度胸と笑顔で、人生なんとかなってきたから、これからの私の人生も楽しみなんだよね(*゚▽゚*)!」

 

と言っていたと、ママ友さんが笑っていました。

このママさんも、強いんだよなぁ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。

 

んもう、あっぱれ!

あなた、あっぱれだわ、Aちゃん!

娘の数々の挑戦を、ずっと見守ってきたママ友さんも、あっぱれよ!

2人とも、100ママン(ママン的最大の賛辞)よ(*≧∀≦*)!

え?要らん?

 

彼女の人生は、やっぱりキラキラしているんだなぁ!と嬉しくなると同時に、私もAちゃんのように、自分の今後を「楽しみ(*゚▽゚*)!」と言えるようでありたいな、と、触発されました。

だってそれって、自分を信じられるってことでしょ?

 

 

「人生、気合いと度胸と笑顔」

「自分のこれからの人生が楽しみ」

 

 

ママ友ランチに行ってきて、良かったです。

忘れないように、ブログに記しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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