先日、息子が関西方面へ修学旅行に行ってきました。
遊び要素はほぼ無い、真面目〜な4泊5日。
楽しみというよりは、面倒臭いといった様子で、まるで気の乗らない出張に出向くサラリーマンのような哀愁を背中に漂わせて出かけて行きました(笑)。
高校生男子が1人家にいるのといないのとでは、こんなに違うのかと改めて驚くくらい、息子が居ない5日間は、生活が楽でしたσ(^_^;)。
洗濯物も少ないし、朝も6時に起きればいいし(普段は4時半だからとてもゆっくりに感じる!)、夜も21時過ぎに塾の迎えに出る必要もない。
リビング中にプリントが散乱することもなければ、家中のお菓子を食べ尽くされることもない(笑)。
ちょっと寂しかったけれど、意外にも
「なんて楽チンなのかしら〜(*゚▽゚*)!」
と思いながら過ごしました。
帰ってくる日は、嬉しい反面、
「あ〜、きったない洗濯物、のっちゃりと持って帰るんだろうな〜(−_−;)。」
と、若干憂鬱に(苦笑)。
案の定、きったない洗濯物をのっちゃりと持ち帰って、
「疲れた。い〜や、疲れた囧rz…。」
としか言わず、土産話もそこそこにお風呂に入ってバッタリと寝てしまった息子_(:3 」∠)_。
祖父母へのお土産は、事前に郵送の手配済みでした(最近の修学旅行のお土産は、事前申し込みの郵送システムが多いのでしょうか?)ので、本当に汚れ物しか持ち帰らなかった…。
妹には何かキーホルダーを買ってきていましたが、親には何もないのかね?
「お土産は、特に何も要らないからね。」
とは言ったものの、本当に何もないのか、息子よ!?えぇ!?
と、少ししょんぼりした気持ちでその日は寝ました。
翌日は学校が代休だったので、歯医者〜耳鼻科〜と、普段行けない病院のハシゴ。
その途中で、息子とランチを食べることになりました。
高校生男子ですから、オサレなお店など希望するわけもなく、とりあえず肉( ̄^ ̄)ゞ。
ハイハイと焼肉やさんでランチすることにしました。息子と2人でランチなんて滅多にないことだから、奮発よψ(`∇´)ψ!
お店で席に着くと、まずスマホ。
ハイハイ、そうだよね、スマホだよね…。
「ねぇ……スマホはいいからさ、旅行のお土産話とか、無いの?」
「…うーん…まぁ…面白かったよ…(スマホいじる)。」
んまー!
なんてテキトーな返事( ̄◇ ̄;)!
「…何が面白かったの…?」
「え〜?…◯◯君が〜ホテルの部屋で〜変な踊りを踊ったり〜……(スマホいじる)……。」
「……踊ったり〜…、…で? それで?……。」
「え〜、あとは〜、商店街の人とか〜外国人に話しかけたりとか〜(スマホいじる)(上の空な返事)。」
「あぁ、フィールドワークね。インタビューすることになってたやつね。」
「うん。それ。」
「あとは?」
「忘れた。めんどくせぇ(スマホいじる)。」
( ̄◇ ̄;)
( ̄◇ ̄;)
( ̄◇ ̄;)
あぁ、そうですか。苦労して旅費を積み立てた親には、土産話をするのもめんどくせぇわけだな(`_´)!
「あ、そう。じゃあ、肉は無しね。すいませーん!注文キャンセルでお願いしまー(*゚▽゚)ノ……」
「うぁーΣ(゚д゚lll)!ったぁ〜!ちょ、ちょ、
わかった、わーかったから、喋るよ、喋りますよ!」
(ここでやっとスマホを置く)
「まったく…最初からそうすればいいものを!」
(胃袋を握ってるって、強いわぁ〜( ̄∇ ̄))
そこから、ああでこうでと、時系列グチャグチャのお土産話が始まり、結構分刻みで忙しかったことや、新幹線の中での友達や先生とのやりとり、自由行動の時にどこに行って何を食べたかなど、旅行中の様子を、少しですがうかがい知ることができました。
そして病院ハシゴツアーから帰宅すると、おもむろに、
「そういえば、土産買ったんだけど、出すの忘れててた。」
と言って、可愛らしい飴ちゃんを出してきました。
あるんかいな!
あるんならさっさと出しなさいよᕦ(ò_óˇ)ᕤ!
「全員で寄る土産物屋は時間がなくてちゃんと選べないから、自由行動の時に見つけた店で買った。」
へぇ〜(*゚▽゚*)!
土産物屋さんでベタなお菓子を買うんじゃなくて、ちょっと小洒落たお店で、オサレなキャンディを買うだなんて、粋なことするじゃない!
「わ〜!お土産あるのね!?ありがとうヽ(´▽`)/」
「ブログに載せなさい( ̄ー ̄)。ばえるでしょ?」
「ばえるばえる〜(*≧∀≦*)!せんきぅ〜!」
そこからホクホクの私(((o(*゚▽゚*)o)))(笑)。
歯髄がまだ完治していないというのに、この可愛らしい飴ちゃんをガリガリと食べまくってます(息子も、母が歯髄治療中ということはあまり考えなかったようですね(^_^;)まぁ、しかたない、男子だから!)
何も要らないよ、って自分で言っといてなんですが、やっぱり、子どもからのお土産は嬉しいものですね(*≧∀≦*)!
物が何であれ、何かと忙しい旅行中に、少しでも親のことを思い出して、時間を割いて選んでくれたということが嬉しいのです。消えものだったので、残るように写真を撮りました(*^_^*)。
息子の旅行中は、
「こんなに生活が楽なら、息子が大学に行って家を出た後も、私、案外平気かも〜(*゚▽゚*)!」
と思っていたのですが、帰ってきた息子とのランチやお土産は少々ツンデレでも嬉しく、やっぱりまだもう少し一緒に暮らしたいな、と思いました。居なくなったら、やっぱり寂しいかもヽ(;▽;)。
ちょっとセンチメンタルな感じになっちゃいましたが、息つく暇もなく、息子、またすぐ全国大会に行くのです。旅行ばっかり。
ハードな日程で体調を崩さないか、など、またまた心配は尽きませんが、今度はどんなお土産話(物も?)を持ち帰ってくれるのか、今から楽しみなママンでありますっ( ̄^ ̄)ゞ!