少し前に、知覚過敏の歯磨き粉の記事を書きました。
親知らずを抜いたら、隣の歯がしみるようになり、何回詰め物をしても取れてしまうので、銀のクラウンを入れた、という話。
さらには、その歯が夜になると痛み出すようになってきていて、知覚過敏の歯磨き粉で軽減されている、というところまで書きました。
その後、実は急展開があったのです。
知覚過敏の歯磨き粉は、たしかに食事や歯磨きなどでしみた時には、効果がありました。
でも、私の「銀さま」(銀のクラウンを入れた歯を、こう呼んでいました)は、一筋縄では行かなかった…。
銀さまは、食事や歯磨きなどの刺激が何もない時でも、自らシクシクと痛み出し、だんだんとその時間が長くなり、しまいには何もしなくても痛む、という暴れっぷりを見せるようになってきたのです。
そして、そうなった銀さまには、知覚過敏の歯磨き粉はもう効かない……。
だって、中から痛いから。
外側をブロックしても、内側からズキズキとされたら、もう為すすべがありません(−_−;)。
何故か夜行性の銀さまは、夕方からズキズキし始め、だんだんと勢いを増しながら、夜中までガンガン、ギンギンと騒ぎます。
ここ数日に至っては、もう夜も昼も関係なく、暴れたい時に暴れ出し、ロキソニンを飲んでも、時折耳のほうまでギンッと響く一撃をくらわすほどのふてぶてしさになりました(`_´)。
銀さまだけにね、ギンッとね(`_´)(`_´)(`_´)ゞ。
「あぁ……もぅこれは、知覚過敏などという可愛いものではない。歯髄炎というやつなんでは……?こうなったらもう、たぶん落ち着くことはないのでは?」
「いやいや、銀さまは私が疲れてくると暴れたくなるお方だから、休めば少しずつ落ち着いてくれるのでは?神経を残す方向でこれまでずっと頑張ってきたのだから、もうちょっと様子を見ては?」
「えぇぇー!この痛みをあと何ヶ月も我慢するなんて、無理〜(>_<)!
しかも疲れない生活なんて、そうしたくても、今は無理〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!」
かなり逡巡して、これはもう、いったん歯医者さんの指示を仰ごうと、昨日の夕方、電話してみました。
経緯を説明すると、
「心配なので、すぐ、ご来院ください。」
とのこと!
え?
急を要する感じなの?
あわわわ!!!
慌てて今日、行ってきましたよー。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
歯医者さんでもう一度症状を説明すると、
「お痛みが…だいぶ続いているようなので、とても残念ですが、抜髄(ばつずい)した方が良さそうですね(−_−;)」
と、先生もガッカリなさってる…。
おいたみ……ಠ_ಠ
バツズイ……ಠ_ಠ
「お痛み」という丁寧すぎる言い回しと、「抜髄」という専門用語のガチガチの固さが混じっている会話が、なんだかちょっと面白くて(笑)、何度も自分の中で反芻してしまいました。
おいたみ……ಠ_ಠ
バツズイ……ಠ_ಠ
おいたみ……ಠ_ಠ
バ……ಠ_ಠ
……はっΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
語感に気を取られてる場合ではないわっ。
バツズイ、ということは、神経、抜くんだね!?
こ、こんなに頑張って守ってきたのに!?
結局、神経抜くのね(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!?
ま、負けた気がする……_| ̄|○……。
お、親知らずめ〜!
責任取れ〜(`_´)!!!
あなたが横向きに生えてグイグイと押してたせいで、隣の歯が神経抜くハメになったじゃないの!
ガーン( ̄◇ ̄;)と落ち込む私の横に、テキパキとバツズイのための器具が準備され、あっという間に麻酔を2本ほど打たれて、あっという間に銀さまには穴があけられました。
そこからはもう、何をされてるのかよくわかりませんでしたが(麻酔ってありがたい!)終わってみると、銀さまの真ん中に開けられた穴には、仮の蓋がされていました。
今日は神経を抜いて、何か薬を入れたそうです。
これからまた何回か通って、神経の取り残しや炎症を防ぐための治療をしなければならない、と説明されました。
まったく、この暮れの忙しい時に、手も金もかかる歯だわね〜( ̄◇ ̄;)。
麻酔が切れたあとに痛みが出るかもしれない、と言われましたが、今は、麻酔は切れたものの、多少の拍動を感じるくらいで、痛いというほどではなく、処方された痛み止めも、飲まずに済んでいます。
このまま次の治療まで何事もないことを祈るばかりです。
(神経がなくなっても痛みを感じることがあるなんて、それはないぜ〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!)
今度こそ本当に、銀さまには、痛まない歯になってほしいです。
根管治療がすっかり終わったら、また新たなクラウンを被せることになります。
さようなら、私の歯髄(;_;)/~~~
なんだか今日は、急展開に消耗しました_(┐「ε:)_