前回からの続きの記事になります。
子育て期(ここでは「子どもが小さいとき」という意味で使っています。)
の、ママと子どもの美容院事情についてです。
今回は、「ママ広場」さんの他にも、「TRILL」さん、「Yahoo!」さんにも掲載されています。
数時間のソロ活動すら難しい時期
前回の記事[前編]では、うちの子達の美容院デビューについて書きました。
泣きもせず嫌がりもせず、とても順調だった、うちの子達の美容院デビュー。
でも、「美容院へ行く」、それだけのことが当たり前にできるようになるまでには、大変な時期がありました。
私はもともと美容院が好きで、マメに通っていたほうだと思います。
だから、子どもを産んでから、たった2時間、1人で外出することすらかなわなくなったことは、ストレスでしかありませんでした。
庭師は、当時は今よりもっと、休日出勤もデフォルトというブラックな働き方をしていたので、私の美容院のために仕事を休んで子どもを見ていてほしいとは、なかなか言い出せませんでした。
祖父母も遠くに住んでいますし、私の美容院のためにヘルプを頼むなんて…と思っていました。
でも、こう見えて私もやっぱり女性なので、メドゥーサ化した自分のまま何か月も経っていくと、だんだん泣きたくなってくるんですよね(/ω\)。
一度、庭師が出勤しなくてもいい土日があって、喜び勇んで美容院の予約を入れたのに、直前になって、
「やっぱり急に出勤しないといけなくなった(;'∀')。」
と言われたときは、「激怒」からの「号泣」になりました。
あなたはっ!
妻がどんどんメドゥーサになっていっても、いいのねっ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!?
そんな風に、私が美容院へ行くのに苦労していた頃から20年が経とうとしている(嘘でしょΣ(゚Д゚))今、乳幼児を育てているお母さん方は、美容院、行けてるのでしょうか。
行けてるといいのですが…。
自分のメンテナンスを諦めないで
この間 、たまたまテレビで「訪問美容師」さんという存在を知りました。
↓ 詳しくは、ママ広場さんに寄稿記事に書かせていただきましたので、よろしければご覧ください。
↓「TRILL」さん掲載分。
[前編]の記事の下の方に、[後編]へのリンクが貼ってあります。
「訪問美容師」さんとは、高齢の方や産後のお母さん、また、ご病気などでお店に出向くことや長時間座っていることが難しい方のために、お客さんの自宅や施設を訪問してカットしてくださる美容師さんのことです。
私がテレビで観た時も、高齢者の方や、産後のお母さんなどが、施設や自宅でシャンプーやカットをしてもらっていました。
私が子育てで美容院に行けなかった頃には、こういうサービスはまだなかったように思います。
あったとしても田舎には普及しておらず、情報もそんなになかったはず…。
でも、もしこういうサービスがあったら、絶対に利用していたと思います。
そのくらい、追い詰められた気持ちでいました。
庭師に怒りをぶつけて号泣した後、どうにかこうにか、美容院に行くことができた私。
やっとやっと美容院に行けて、シャンプーとカットをしてもらい、美容師さんと世間話をしただけで、自分の中に風が吹いたようなリフレッシュ感で、帰宅してからは、驚くほど家族に優しくできる自分がいました(^_^;)。
私の~きゃらだ(体)に~きゃぜ(風)が吹くぜ~(≧▽≦)!
あの解放感は、忘れられませんね。
ママンのメンテナンスは、ちゃんと家族に還元されるのです( `ー´)ノ!
だから、子育て期は、いや、子育て期だからこそ、マメなメンテが必要なのですわ( `ー´)ノ!
現代は、訪問美容師さんのように、いろんな選択肢が増えていると思います。
今の若いお母さん達は、昔の私よりずっと上手に情報を集め、キレイを保っていらっしゃると思います。
でも、今もし我慢しているお母さんがいらしたら…「我慢しないで!」と言ってあげたいです。
コロナ禍で多少の変化はあるかもしれませんが、こんな時だからこそ、子育て期のお母さんだからこそ、自分のメンテナンスを我慢しないで、いろんな選択肢を探ってみてほしいなと思います。
自分でセルフカットの技術を磨くも良し、訪問美容師さんを探すのも良し、あるいは託児付きなどの美容院に行くも良し…。
コロナ禍だからこそ芽生えているサービスも、あるかもしれません。
ぜひ、自分に合うサービスで癒されて、サッパリしてください。
とにかく、子育てでも介護でも、日常的に誰かのお世話をしている方にこそ、その方に合った方法での、マメなメンテナンスが必要だと思います。
今回は美容院を例に書きましたが、私が思っているのは、そういうことです。
自分メンテをあきらめないことが、周りに寛容でいられることにもつながっていくと思います。
今回は、そういうお話でした!
高校生のいる暮らし
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