ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

小6の刹那的思考①(寄稿のお知らせNo.36)

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今月も、ママ広場さんに寄稿させていただいております。

今回は、2部作で、刹那が「生きる力」を発揮した日のことを書きました。 

 

f:id:mamannoshosai:20210511211457j:image

 

 

 

隣の市に置いてきぼりのハプニング

 

刹那が小学校6年生の頃、あるスポーツを習っていました。

小学校のクラブ活動のほかに、毎週末、隣の市の〇〇教室まで、習いに行っていたのです。

 

駅からもバス停からも遠い場所に教室があったので、いつもはが、ぽやんちゃんを連れて送迎していました。

でも、その週末は、ぽやんちゃんが熱を出していたので、ぽやんちゃんはお留守番することにして、庭師に送ってもらいました。

 

そしたらですね、あるハプニングが起きて、刹那少年は、窮地に立たされることになったのです。

ハプニングの詳しい内容は、ママ広場さんの記事をご覧ください。

 

mamahiroba.com

 

要は、大人のいろんなミスが重なって、連絡手段も帰宅手段も、食べ物も飲み物もお金も携帯電話も持っていない状態で、隣の市にたった1人で置いてきぼりになってしまったのですΣ(゚Д゚)!

 

さて、途方に暮れた刹那少年は、どうしたでしょうか?

 

 

 

 不便な中で発揮された「考える力」

 

突然のハプニングに、6年生の刹那少年はさぞかし動揺したことでしょう。

でも、このときにがとった行動は、大人の予想に反して、意外にしっかりしたものでした。

 

事の経緯はママ広場さんの記事に詳しく書いていますが、刹那少年は、祖父母(私の両親)に連絡を取ったのです。

 

このとき、祖父母も家にいて、刹那少年からの電話にすぐ出たことも幸運だったのですが、祖父母から連絡をもらった時は、心臓が止まるかと思いましたΣ(゚Д゚)。

 

刹那少年は、いきなり丸腰で「頼りになるのは自分の頭と行動だけ」という状況に置かれて、自分の頭をフル回転させたのだと思います。

 

あのとき、無事に連れ帰れたから今こうして言えることではありますが、すぐに親に連絡が取れない不便な状況だったからこそ、自分のそれまでの経験と知識とをフル活用して、策を考えたのだと思います。

 

肝を冷やしたハプニングでしたが、結果的には、刹那少年の「生きる力」と言いますか、「問題解決能力」が発揮された出来事となったのでした。

 

以下、文部科学省HP・保護者用パンフレットより、「生きる力」について抜粋します。

 

www.mext.go.jp

 

 

「知識基盤社会」の中での「生きる力」

                         紺野美沙子


現在、私たちを取り巻く社会経済のあらゆる面が大きく変化しており、知識が社会・経済の発展の源泉となる「知識基盤社会」が本格的に到来しようとしています。
これまでは、大量生産・流通・消費などのニーズに対応するため、与えられた情報を、できるだけ多く短期間に理解し、再生し、反復することが期待されていました。


しかし、競争と技術革新が絶え間なく起こる「知識基盤社会」では、幅広い知識と柔軟な思考力に基づく新しい知や価値を創造する能力が求められるようになります。
また、このような知識基盤社会の到来やグローバル化の進展により、アイディアなど知識そのものや人材をめぐる国際競争が加速するとともに、異なる文化との共存や国際協力の必要性が増大しています。


そのため、これからの社会を生きる子どもたちは、自ら課題を発見し解決する力、コミュニケーション能力、物事を多様な観点から考察する力(クリティカル・シンキング)、様々な情報を取捨選択できる力などが求められると考えられます。


このような社会の構造的な変化の中、次代を担う子どもたちの
「生きる力」をはぐくむことは、より一層重要となっています。

 

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/pamphlet/__icsFiles/afieldfile/2011/07/26/1234786_1.pdf

より

(※赤字はママンによるものです)

 

 

1996年の文部省(現在の文部科学省)中教審答申に始まり、現在も学習指導要領に明記されている「生きる力」。

 

 

 

 

 

 

 ※学習指導要領は、↑ この「総則」の他にも、各教科別にも出ていて、数年ごとに改定されています。

 

 

我が家では、この「刹那少年置いてきぼり事件」をきっかけに、「生きる力」とはどのような力であるかを、具体的にイメージすることになったのでした(^_^;)。

 

②に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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