ここ数日は刹那君の出願のことでバタバタしていましたが、やっと出願が終わりました。
父の謝罪
刹那君の出願状況を心配しているだろうと思って、私の両親に電話をかけました。
大学入試の制度すらよくわかっていない両親ですが、毎日、新聞やニュースで情報を集めては、心配してくれているようでした。
正直、私の大学受験の時よりも遥かに関心があるみたい(^▽^;)。
私は高校時代から親元を離れていたので、大学受験の出願業務などは、全部自分でやりました。
だから、両親から見たら、今の私が、刹那君の大学受験の煩雑な業務をサポートしていることについて、過保護だと言われるのかなと思っていました。
でも、思いがけないことに、父は、
「今、ママンが刹那君の大学入試をいろいろサポートしている様子を見聞きしていると、ママンの大学受験の時、自分は親として何も力になってやらなかったなと反省してる。ホテル押さえから出願まで、全部1人で背負わせて…もっと手伝ってやればよかった。本当に申し訳なかった(*´Д`)。」
と、突然の謝罪。
いきなり何よ。
ビックリしちゃうわねΣ(・ω・ノ)ノ!。
当時の父は、仕事がとても忙しく、毎日午前様で帰宅して、休日出勤も当たり前でした。
心身ともに限界を超えて働いていたのを知っているので、受験に関わる事務手続きを全部自分でこなすことには、何の疑問も持っていませんでした。
母もフルタイムで仕事をしていましたし、何より離れて暮らしていたので、自分でやった方が早かったのです。
でも、郵便局や銀行の窓口でないとできない手続きについては、窓口が閉まる時間までに間に合って行けるかということをいつも気にしていて、焦っていたことは覚えています。
学校が終わってからだと間に合わない時間だったので…今思えば、どうやって間に合わせたのか不思議です(^▽^;)。
仮に一緒に暮らしていたとしても、自分達に大学受験の経験がない両親には、何をどうサポートしたらいいのか、わからなかったのではないかなと思います。
親の後悔
何が言いたいかと言うと、少なくとも私の両親は、孫の受験に際して、我が子の受験の時こそ、情報集めやホテル押さえ、出願手続きなど、もっとサポートしてやればよかったと、後悔しているということです。
受験するのは子ども本人ですし、手続きやホテル押さえなども立派な社会勉強です。
でも、だからといって、親が何もしなくてもいいというわけではなさそう…。
うちの親達のように、後で後悔することもあるのだなぁと思いました。
子どもの受験に、子ども本人より親が入れ込んでしまったりするのは良くないと思いますが、まったくノータッチでもいられないものですよね。
私の両親は、孫(刹那君)の大学受験で、今、初めて、必死に受験の制度などを勉強しています。そうすることで、子ども(私)に対してのサポートが足りなかったことを償っているような気持ちにもなるのだそうです。
私自身は、当時は、
「親が銀行や郵便局の窓口に行ってくれる人は、時間ギリギリで雪道をダッシュしなくても良いのか~。…いいなぁ。」
くらいのことは思いましたが、
「でも、私は自分で決めて親元を離れたんだから、しょうがない。」
と思っていて、親に対しての不満などは、まったくなかったんですけどねσ(^_^;)。
仮に、受験生の親としては子どもに対するサポートが足りていなかったとしても、あれが当時の両親の精一杯であったことは理解しているつもりです。
でも、今になって両親がそう思ってくれているということには、感謝ですね。
今日の日はいつか輝く
今は荒ぶる刹那がピリピリで大変な毎日ですが、刹那君の受験が終わって、いつか思い出になった時には、全部笑い話になっているといいなと思います。
そのための今日だと思って過ごすようにしています。
今日はくすんでいたとしても、いつか輝く思い出になっていたらいい。
そうなるように、今を生きるわ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。
父が今になって後悔しているように、私も孫の受験の時になって、刹那君やぽやんちゃんをもっとサポートしてやればよかったと後悔したくはありません。
「今日の日はいつか輝く」と信じて、毎日を積み重ねている受験期です。
早く終わってくれないと、身が持ちませんけどね〜…_(:3 」∠)_…。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし