前回、「1〜3月はBlogをお休みします。」と宣言しました。
お休みすることについて、みなさま、温かいコメントをありがとうございました<m(__)m>。
でも、年内は更新を続ける予定だったのです。
だったのですが、ここ数日、想定外のことばかり起きてなかなか更新できず、この記事も、出先で書いています。
刹那君の耳が聞こえない事件
昨日の夜、刹那君が突然、
「右耳が聞こえねーんだけど(((;゚Д゚)))!」
と言い出しました。
私は咄嗟に、
イヤホンでリスニングの勉強をしてたからだわ!
と思い、
「イヤホン難聴は治らないんだってよ!」
「受験の時に聞こえなかったらどーすんのさ!」
「だからイヤホンばっかり使うなって言ったじゃん!」
「もう!もう!もう!」
「なんで自分で気をつけられないの!?」
「もう受験終わるまでイヤホン禁止だからね!」
と、心配が怒りとなって、受験生の母的禁句を大解放。
幸い、寝るまでには聞こえ方は回復傾向でしたが、
「でも、まだなんか詰まってるような違和感がある…(−_−;)…。」
と不安気だったので、耳鼻科に行くことも考えました。
行くなら年明け前に行かないと、年明けはもう、出願だの共テだのと忙しくて、通院している暇は、おそらくありません。
でも、外は寒波で大雪だし…雪かきで腰が痛いし、運転も腰に来るので、できれば行かずに済ませたい…と、ひとまずその夜は様子を見ることにしました。
ママンの歯の詰め物取れる事件
しかし、今朝になると、大雪が昨日よりひどくなっていました。
1時間は雪かきしないと車を出せないほどの雪が積もっているのに、ぽやんちゃんは、
「課題研究のプレゼンの資料と動画を作らないといけないから、学校行く。」
とか言うのです。
「んもーーー!」
「なんでこんな日なのにリモートにしないわけ?」
「あなた、気は確かなの?」
「なんで腰が痛い私が1時間も雪かきして、命懸けで車を出さないといけないわけ!?」
(庭師は既に出勤済みのためワンオペ)
と、ぽやんちゃんにも怒り心頭。
そして、怒りにまかせて、その辺にあった頂きものの干し芋を口に放り込んだら、何かをジャリッと噛んだ感触が…Σ(゚Д゚)!
嫌な予感がして、口の中を鏡で見てみると、案の定、奥歯の詰め物が取れて、穴が空いていました( ̄◇ ̄;)。
なんで今?
なんで今日?
やってくれたわね、干し芋( `ー´)ノ!
と、いろんなものを呪いながら歯医者に電話をかけ、今日診てもらえるか確認を取り、なんとか予約をねじ込んでいただきました。
(実は昨日も、大雪のため予備校の自習室に行くのをやめた刹那君を、もしや、今日が共テ前に髪を切る最後のチャンスなのでは?と思い立ち、美容院に急な予約をねじ込んでもらい、大雪の中を行ってきたのです。)
ねじ込み番長とお呼び遊ばして。
おほほほ( ̄▽ ̄)!
何時に終わるかわからないぽやんちゃんの駅までの迎えは庭師に頼み(厳密には、「自分だけ呑気に仕事行ってんじゃないわよっ!私も仕事あるのに朝から雪かき2回やったから腰がもうアホだし、歯は取れるし、ぽやんの迎えも何時かわからんし、刹那は耳がおかしいっつーのを病院に連れて行かなきゃいけないのよ!ちっとは家のことも子どものことも分担しなさいよね!」と吠えたのであります)、とりあえず、予約時間が迫っていた自分の歯医者に先に行って応急処置をしていただき、一旦帰宅。今度は刹那君を車に積み込んで、耳鼻科へ行ってきました。
このために呼ばれたと思った件
歯医者から帰って耳鼻科に向かう頃にはホワイトアウトは解消されてましたが、道路がアイスバーン(スケートリンク状)だったため、受験生を乗せていることも忘れ、
「すべる、すべるわ~!」
「危険よ〜((((;゚Д゚)))))))!」
と連呼しながらの運転。
(↑ またしても縁起が悪い禁句を大解放)
やっと耳鼻科に着いた頃には、力の入る雪道運転によって腰痛が悪化_:(´ཀ`」 ∠):。
腰をさすりさすり耳鼻科に入ると…2年ぶりのかかりつけ医は、いろんなことがコロナ禍仕様に変わっていました。
でも、高校生になって通う時間が取れなくなる前までは、10年以上、刹那君がワンワンのぬいぐるみを手放さなかった2歳の頃から( *´艸`)通っている耳鼻科なので、懐かしい部分も残っていました。
今懐かしい看護師さん達にもお会いして、
「あらやだっ、ちょっと久しぶりじゃない! ママンさん、お元気だったの? んま! あなた、刹那君? こんなに大きくなったの~?」
と、「友達か!」とツッコみたくなるご挨拶を受けました(^▽^;)。
その後、問診の際に刹那君が浪人していることも話し、共通テストが迫っているので、聞こえの不安を解消したくて来ました、と伝えたりなんかして…。
マスク越しでも、問診の会話でも、なんとなく再会が嬉しかったです。
自分で症状を説明する刹那君を見て、看護師さん達は、
「自分で症状を説明できるほど大人になったのね〜。今日はワンワン持ってないものね~( *´艸`)。立派になったわよ〜。」
「あとは車の免許を取って、自分で来れるようになったら一人前ね!」
などと、目を細めていらっしゃいました。
そして、
どれ。
と、お医者様に診ていただくと、
耳の聞こえが悪かった原因は…
立派な耳垢٩( ''ω'' )و!
でございました。
このかかりつけのお医者様から、
「耳掃除は絶対自分でやったらダメ( `ー´)ノ!」
「綿棒はいちばんダメ( `ー´)ノ!」
「鼻うがいもダメ( `ー´)ノ!」
と、子ども達が小さい頃から口すっぱく言われているので、耳掃除は家ではしたことがありません。
それでも、頻繁に耳鼻科に通っていた頃は、耳垢もそんなに溜まる前に取っていただけていたのでしょう。
でも、高校生活の忙しさやコロナ禍で丸2年通わずにいる間に、耳垢は、聞こえに影響するほどに成長していたのです!
恥(/o\)!
「でも先生、耳掃除は絶対自分でやったらダメって言ったじゃないですか〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。」
「耳掃除のために耳鼻科通うほど暇じゃなかったんですよ、高校時代…_(:3 」∠)_。」
みなさんは耳掃除、どうされてます?
「耳が聞こえにくい」なんて言われて、受験(英語のリスニング)に影響しては大変!と、必死で雪かきをして車を出し、アイスバーンを運転しまくり、庭師をどやしつけて予定より早く帰宅させてまで行った耳鼻科…。
結果、耳垢。
なんだそれはー_:(´ཀ`」 ∠):。
イヤホン難聴とかヘッドホン難聴とか言われるものじゃなくて良かったですけども…。
耳垢を取って頂いた後の聴力検査では、基準値を上回る聞こえの良さ!
「あ~、良く聞こえるようになったわ~( ̄▽ ̄)。」
「え? 基準値超え?」
「それって、偏差値高いんじゃね( ̄▽ ̄)?」
「やかましいっ( `ー´)ノ!」
「上げるなら受験の偏差値を上げなさいよ!」
「どんだけ立派な耳垢だったんだと思うと、余計に恥ずかしいわ(/o\)。」
まー…でも、耳の聞こえも不安が解消できて、ついでに久しぶりのアレルギー検査もしてもらえたので、今日受診して良かったのだと思います。
最後には、懐かしい看護師さん達のお1人が、こう声をかけてくれました。
「実は、うちの息子、今は社会人だけど、大学受験の時、浪人してね、刹那君と同じ予備校に通ったのよ。当時は朝から晩まで勉強して、私も可哀想だなと思って一緒に落ち込んだりしたんだけど、大学に入ってみると、そういう人は周りにもいっぱいいるし、今振り返ると、人生で一番勉強した、いちばん濃密な時間だったって、本人が言ってるの。大学院まで行って、7年間仕送りするのは私も大変だったけど、社会人になった今はね、浪人時代がなかったら、俺は、親の苦労とか、いろんなことがわからないまま大学生になってたって言ってるのよ~。だから大丈夫よ、刹那君。全部「良かったこと」になるんだから。私も応援してるからね、もう少しだからね、頑張るんだよ。」
「はい。がんばります。あざーっす(*- -)(*_ _)(ペコリ)。」
そして何故か涙ぐむ看護師さんとママン。
…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)…
…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)…
あら?…何しに来たんだったかしら?
あぁ、刹那君が耳が聞こえないっつって、耳垢取ってもらったんだっけ。
でも、でも…。
本当は、この看護師さんのメッセージを私と刹那君に聞かせるために、ここに呼ばれたんじゃないかしら。
ありがとう、看護師さん。
そんなことを思いつつ、ずいぶんと励まされた気持ちになって、帰ってきたのでした。
オミクロン株の農耕接触者になってしまった受験生は受験不可という決定を文科省が大学に通知したという報道を目にした時は、
「ここまでやってきて、最後にそんなもらい事故みたいなことで受験機会を奪われるんですか?今は乗り物全部濃厚接触者とかやってるのに?文科省が「公共交通機関ガチャ」みたいな状況に受験生を追い込むことを言うんですか?昨年は、オミクロンより毒性の強い株の濃厚接触者でも、症状が無ければ別室受験できたのに?」
と絶望しました(それでやる気がなくなり、ブログの更新機会を1度逃しました)。
でも、その話も撤回になりそうで、ホッとしているところです。
寒いし雪は大変だし、メンタルをやられる情報が入ってきたりで気が滅入っていたので、今日は「浪人生の母」経験者の看護師さんのありがたいメッセージが、心に響きました。
歯医者と耳鼻科の待合室で、スマホで途中まで書いていたこの記事。
なんとかUPすることができて良かったです(^▽^;)。
思いがけず長編になりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます(*^-^*)。
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