先日、お友達と出かける約束していたぽやんちゃんが、自分の部屋から着替えて出てきた時、見慣れない服を着ていました。
可愛らしいお買い物
見たことがない服だったので、
「そんな服、あったっけ?」
と聞いたら、
「…買った( ̄^ ̄)…。」
とサラリと答えました。
い、いつの間に Σ(・ω・ノ)ノ!
普段は何をするにもスローリーなのに、今回は、部活の帰りに、駅ビルで、やけに迅速に服を買っていました。
お友達とお出かけするために、新しくて可愛い服が欲しかったんですね。
なんだかんだ、JKしてるぽやんちゃんです(*´꒳`*)。
数少ない丸1日フリーの日のお出かけのために、お小遣いの範囲内で買える、お値段設定やさしめのお洋服を買って、(*´꒳`*)となっているぽやんちゃんを見たら、なんだかとても素朴で可愛らしいと思ってしまいました。(←バカ親)
お安い服は可哀想?
そういえば、ぽやんちゃんが小学生だった頃、ぽやんちゃんのお友達のお母さんと話していて、
「この間ね、GUで可愛い服を見かけたから、ぽやんに買ってみたの〜。」
と言ったら、
「え〜、GUなんて可哀想!」
と言われて、ビックリしたことがあったんですよね。
そのお友達は、肌が弱くて安物だとチクチクしてしまうから、デパートブランドの服しか着ない、という子でした。
だから、そのお母さんの「GUは可哀想」発言は、「お安い服だとチクチクするんじゃない?」という意味だったのでしょう。
でも、私がぽやんちゃんに買ったのはアウターで、直接肌に当たる服ではありませんでした。
前の年の冬に、アウターを習字の墨で汚して帰ってきたことがあったので、買い替えの時は、お安いのにしておこうと思っていたのです。
そんな時、たまたま入ったGUで、ぽやんちゃんが好きな色柄のもの見つけたので、
「良い買い物したわ〜(*゚▽゚*)!」
とホクホクしていました。
そしたら「可哀想」と言われて、
「へ? 可哀想って…何が(°▽°)?」
と、すぐには意味が分かりませんでしたσ(^_^;)。
今のぽやんちゃんも、お小遣いで買える範囲で、高校生らしい価格帯の服を買ってきて、おしゃれを楽しんでいました。
私はそれで良いと思っています。
「可哀想」にモヤる
思えば、学生時代にも、
「え〜、可哀想〜!」
を連発する子がいました。
その時の私は、なぜ「可哀想」と言われるとモヤッとしてしまうのか、うまく言語化できなかったのですが、
「あなたは他人から可哀想がられる存在である」
と言われているようで、余計みじめに感じられる、ということだったのですね。
大人になって言語化できるようになったら、すごくスッキリしました。
自分のモヤモヤした気持ちを、的確な言葉でキッチリつかまえるということは、精神衛生上、とても大事なことだと実感しました。
それからのは私は、「可哀想」という言葉には敏感です。
一見寄り添っているようで、実はその人の誇りを傷つけていることになるのではないか、と思うので、困難な状況にある人に対して、また、自分に対しても、極力使わないようにしています。
そして、そのあたりの言葉のチョイスが雑な人に対して、私は厳しい(笑)。
「なんですって?」
「それ、どういう意味ですの( `ー´)ノ?」
と、心の中で問い質していることが、よくありますσ(^_^;)。
心の中に留めておくのも、結構大変なのよね~( ̄◇ ̄;)。
ぽやんちゃんのJKらしい可愛いお買い物から、昔のことをいろいろと思い出して、言葉のチョイスの仕方について、あれこれと考え込んだママンなのでした。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし