今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
今日は、敬老の日ですね。
我が家は、子ども達から、ジイバアに「祖父母孝行電話」をしてもらいました。
黒電話。
平成生まれのうちの子達は、これを知りません。
ノスタルジ〜。
子ども達に時間を作ってもらう
今日は、4連休の中で唯一、刹那君とぽやんちゃんが揃って家にいられる日でもあります。
まぁ、家にいたところで、課題や受験勉強やWEBのオープンキャンパスを視聴するのにそれぞれが忙しいので、2人にスケジュールを調整してもらい、ジイバアに電話する時間をわざわざ作ってもらいました。
せっかくの秋晴れなのに、唯一のお休みもやることいっぱいの高校生(´ー`)。
まさかの「ジイ、留守」
お昼ご飯の少し前なら、刹那君とぽやんちゃんが揃って時間を取れると言うので、11時半過ぎに電話してみました。
すると、まさかのジイが留守( ̄▽ ̄;)!
今日は絶対電話の前で、今か今かと孫からの電話を待っていると思ったのに!
バアによると、
「今朝、急にジイ仲間からお誘いの電話があって、午前中ウォーキングに行ったけど、もうお昼だから、そろそろ帰ってくるでしょ。」
とのこと。
「私だけ孫ちゃんたちの声を聞いたと言ったら、地団駄踏んで悔しがって、すぐかけ直すに決まってるわね〜オホホホ( ̄▽ ̄)。」
そうですか…(−_−;)…。
仲間からお誘いがあって歩きに行くくらい元気なら安心したけれども…子ども達…今しか時間ないのよ…。
うーん、どうしよう。
とりあえず、バアとだけ少し話した子ども達。
「敬老の日、おめでとう(*´꒳`*)。」
「年老いて、おめでとうψ(`∇´)ψ。」
ん?
その表現、なんか違わない( ̄ー ̄)?
ジイから必死の折り返し
電話を切って、ひとまずお昼にしました。
ジイが帰ってきたら折り返しの電話があるだろうけれども、タイミングが悪かったらどうしようかなと、私は考えながら食べていました。
ジイバアの中ではいつまでたっても可愛い孫サウルス(ジイがこう呼びます)ですが、うちの子ども達はもう高校生で、小さい頃のようにはジイバアに対してウキウキとはしてくれないお年頃。
受験生刹那はだいたい機嫌が悪いですし、ぽやんはあまりしゃべらない…電話に出てもらうのが、なかなか大変なのです(^▽^;)。
なんだか憂鬱になりながらお昼ご飯をモソモソと食べ終わり、洗い物にとりかかろうか、というとき、ジイから電話がかかってきました。
「あ!もすもす!ジイだけど!刹那君とぽやんちゃん、今、話せる?…ゼイ…ハァ…ゼイ…( ̄◇ ̄;)…!」
息切れしてるじゃん…走ってきたね?
孫サウルスの声を聞くのに、必死ですな…。
「今食べ終わったばかりだから、まだ午後のことは何も始めてないよ。大丈夫なんじゃない?」
「かっかっかっ、…かわってくれるかなっ!?」
いじらしいジイよ…。
ぽやんちゃんと刹那君に、順番にかわりました。
「もしもし、ん? ママじゃないよ。ぽやんだよ。…うん、わかった…敬老の日おめでとう(*´꒳`*)。」
私の声と似てきたとかで、ぽやんにかわっているのに、ジイは私だと思って話していたようです。
「もすもす(ジイの真似)! え? こん? そんなつめてねーよ。…うん、わーかったよ。年老いておめでとう( `ー´)ノ!」
((((;゚Д゚))))!
「受験勉強、あまり根(こん)をつめるなよ。」と心配してくれてるのに、「年老いておめでとう」はやめなさい(/・ω・)/!
しかし、予想に反して、
「あーっはっはっはっ!」
受話器の向こうからジイの大きな笑い声がして、刹那が受話器を耳から離しました。
「急にでっけー声で笑い出した…耳がいてー(@_@。」
どうやらジイは、「年老いておめでとう」にウケちゃったようです。
気を悪くするかと気を揉んだのは、杞憂でした。
孫サウルスと話せるならば、「もすもす!」と訛りを真似されても、「年老いておめでとう」なんて言われても、嬉しくてたまらないようです。
そして、最後にまた私にかわるのかと思いスタンバイしていたら、
「あ、切れた…( ̄ー ̄)…。」
え(;゚Д゚)?
孫達と話せたら、娘の私はもう必要なかったようで、ガチャリと切られていましたよ…。
そんなもんよね〜。
孫がいちばんよね〜。
元気よね〜。
バアも、
「今日はお天気だから、夏冬の入れ替えをしてて、今忙しいのよ~( ̄▽ ̄)。」
と元気そうでしたし、孫からの電話でさらにパワーアップしたようで、何やら高笑いしていたのが聞こえてきたので、電話して、良かったのかな。
今日も変わらず、愛すべきジイバアでした。
我が家の「敬老の日ミッション」は、これにて、無事終了ですσ(^_^;)。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし