ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

友達の遊びをじっと見ていた娘(寄稿のお知らせNo.17)

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先日、「園庭の隅で、ひとり興味を深掘りしていた息子」について、ママ広場さんに書かせていただきました。

 

今回は、娘のこれまでについて、寄稿させていただきました。

 

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友達の遊びに、自分からは入らなかった娘

 

幼稚園に入る前のぽやんちゃんは、刹那君よりもやんちゃなところがありました。私の両親に言わせると、「豪傑ψ(`∇´)ψ」。

 

でも、幼稚園に入ったら、豪傑どころか、お友達の輪の中には滅多に自分から入らない、おとなしい子になりました。

内弁慶か?

 

 

幼稚園にお迎えに行くと、先生と、娘のその日の様子を共有します。

 

ぽやんちゃんは、今日も一生懸命、お友達の遊びを見てましたよ〜(*´꒳`*)」。

 

「えಠ_ಠ? 今日も見てただけですか?」

 

「はい!それはそれは一生懸命、じ〜っと見てたんですよ~(*'▽')!」

 

「…そうですか…( ̄▽ ̄;)。」

 

「お母さん、じっとお友達の様子を見ている時というのは、いろんなことを感じたり考えたりしている時なので、とても大事な段階なんですよ(*゚▽゚*)!」

 

先生はそうおっしゃってくださいましたが、親としてはやはり、

 

「お友達とコミュニケーションを取りながら遊んでいるところを見たいなぁ(*´Д`)。」

 

と、はがゆく感じていたんですよね。

 

特定のお友達と、1対1でお喋りしたり遊んだりは普通にしていましたが、自分から話しかけたり、大勢の輪の中に入って行ったりはしない子でした。

 

その傾向は、小学校、中学校でも続き、先生との面談のたびに、

 

ぽやんちゃんには、もっと積極的に、自分からお友達と関わってほしいです。」

 

と、言われ続けてきました。

 

友達に意地悪なわけでも、誰かに迷惑をかけているわけでもなさそうなのに、「おとなしい」ことが「改善すべき点」であるかのように言われ続けたので、私も、ヤキモキ、イライラしてきました。

 

でも、高校に入ったら、その点はまったく問題にされません。

コロナ禍でそれどころではない時期だからか、それとも、もう高校生なので本人の性分でしょう、ということなのか…。

でも、まぁまぁ友達とも話しているようだし、今はこれが彼女の周りとの関わり方なのかなと、納得しています。

これからまた変わってきて、幼い頃の「豪傑」が顔を出すかもしれませんしね( ̄▽ ̄)。

 

   

 

表情をよく見て、内言に耳を澄ます

 

ある先生から、

 

ぽやんちゃんは、口数は少ないですが、内言(ないげん)がたくさんあるお子さんなので、大丈夫ですよ(*´꒳`*)。」

 

と言っていただいたことがあります。

 

〈内言(ないげん)とは〉

・発声を伴わずに自分自身の心のなかで用いる言葉。特に社会的交渉の機能をそなえる外言と対比される。他人との意思伝達のためではなく、思考の用具として、自己の行動を抑制、統御、調整する機能をもつとされる。

(コトバンクより)

 

確かには、見た目はぽやんとしています。行動もぽやんとしています。

でも、心の中では、結構考えていることがあるんだなと感じます。

 

 

バレエを習っていた時のことです。

教室には、より何年も前から入っている子達がいました。

ぽやんは相変わらず、その先輩ちゃん達の様子をじっと見ていただけでしたが、先輩ちゃん達より先に更衣室に入るのを遠慮したり、先輩ちゃん達の髪飾りやレッスンウェアなどとは被らないようにするなど、思った以上に空気を読んでいましたσ(^_^;)。

 

「どうして更衣室に入らないの?」

 

「だって、〇〇ちゃん達(先輩ちゃん達)がまだ入ってないから、新しい(新人の)私が先に入りにくい。」

 

「この色、好きなのに、どうして違う色のシュシュにしたの?」

 

「だって、〇〇ちゃん(先輩ちゃん達の1人)が同じのをもう使ってたから、私が同じのを持ってたら、〇〇ちゃんが嫌かなと思って…。」

 

「く、空気、読んでるね(・_・;)。」

 

この子はおとなしいけれど、周りをよく見ているし、心の中では、ちゃんと感じたり考えたりしている。

そして、必要があれば、内言を外言へと変換することもできる。

 

こんなことが続くうちに、私は彼女の表情を読み、内言に耳を澄まして、彼女が自分らしく居られる居場所を自分で開拓していくのを見守ろうというスタンスに落ち着きました。

 

思えば私もそうだった

 

ある時、私の母に、「園庭の隅にばかり居る息子」と、「内言ばかりが炸裂する娘」の話をしていたら、

 

「あなたに似たのよ〜( ・∇・)。」

 

と、笑われました。

 

私も、

 

「ちょっと、お家に帰って、絵本を読んでくる(=゚ω゚)ノ!」

 

と宣言して、園を脱走したことがあるのです。

 

もちろん、あっという間に連れ戻されたわけですが、

 

「幼児を力ずくで連れ戻すとは、なんたる理不尽\\\٩(๑`^´๑)۶////!」

 

と憤慨した私は、地団駄を踏んで抗議・号泣したんですよね。

覚えていますσ(^_^;)。

 

自分の読みたい絵本が園に無いから、家に帰って読んでくるわ、という興味の深掘り。

友達とキャーキャー遊ぶより、家に帰って、お気に入りの絵本を読んだり、塗り絵をしたりしていたい、というマイペース。

 

…は!

うちの子達は、私の性格を受け継いだだけなんではΣ( ̄。 ̄ノ)ノ?

 

…そっか。

私の子だから、しょうがない。

本来、元気溌剌タイプではない。

そっか。

そうよね。

 

んじゃあ〜…

まぁ〜…このままで、いっか( ̄▽ ̄)!

 

子ども達の性格も、活発な時期、内側の興味に向かう時期、など、いろいろと変化するものだと思います。

小学歳の頃は活発だったけれど中学校では寡黙、とか、あるいはその逆、とか…時期によっても変化しながら、最後は落ち着くところに落ち着くのでしょうね(*^-^*)。

 

 

↓ ママ広場さんの記事はこちらです。

 

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