今日は、期せずして、子ども達の社会勉強の日となりました。
マイナンバーカードの手続き
我が家では、マイナンバーカードは、庭師と私だけが持っていて、子ども達の分はまだ作っていませんでした。
でも、これから子ども達が家を出ていったら、何か手続きがあるたびに、身分証明書を求められ、自分で提示しなければならない場面が増えるでしょう。
運転免許証やマイナンバーカードがあれば、それ1つで用が足りることも、無いと、保険証+学生証など複数の証明書類を求められて面倒かなと思い、マイナンバーカードを申請していたのです。
その受け取りが、今日でした。
受け取りは必ず本人が行かなければならないので、子ども達の予定が空いている土日で、かつ窓口が開いている今日に、受け取り予約を取っていたのです。
パスワードや暗証番号などは事前に考えていったものの、窓口で書類を書いたり、パスワードを入力したり、更新時のことなどいろいろ説明を受けるうちに、すっかり頭から湯気が噴き出した子ども達でした(O_O)。
事務手続きって、頭から湯気出ちゃうよね〜(^▽^;)。
初めてだと、なおさらね〜。
「まったく、なんでこんなにめんどくせぇんだΣ(-᷅_-᷄๑)! しかも5年経ったら、また更新手続き? めんどくせーなぁ、もぅ!」
※未成年のカードの有効期限は5年だそうです。
「電子証明書は確定申告の時になんちゃらかんちゃらって言われたけど、意味わかんなかった…(◎_◎;)…。」
「その面倒なことを自分でやるのが、大人になるってことなのよ~( ̄▽ ̄)。ま、次に更新すれば、その次は10年後になりますって言われたんだし、その手間を我慢すれば、他のいろんな手続きがラクになるんじゃない?」
「確定申告は、自分でしなくていい職業に就く場合もあるからね、必要に迫られたら覚えればいいよ( ̄▽ ̄)。」
そんなことを話しながら、親元にいるうちに、こういうこともできるだけ経験させたほうが良いな、と思いました。
買い物をして袋詰めをする
マイナンバーカードを無事に受け取った後は、近くの産直に寄って、新鮮な野菜や果物、卵などをお安くゲットしてきました。
そうしようと思って、あらかじめ、マチのある、濡れてもいい加工のしてあるエコバッグ(何かの雑誌の付録ですが( ̄▽ ̄))を車に積んでいた私。
普段は1人でぴゃーっと買い物に行くのですが、重い野菜をまとめ買いするのって何気に重労働なので、ぴちぴちの高校生を2人も車に積んで乗せて行った今日は、チャンスでした( ̄▽ ̄)。
「あ、オレ、ズッキーニとベーコンの炒め物食いたい。あれ、今夜作って。」
「じゃぁ、ズッキーニ2本ね。でも、明日お弁当にも入れてほしいなら、3本にして。」
「えっ、3本も要んの?」
「だってお弁当も3人分なんだよ。2本で作ると、夕飯だけで無くなるよ。」
「…へぇ…。結構、量が要るのなー。オレ1人だったら1本でいいよね?」
「1人暮らしになったら、1本でいいだろうね。」
なんて会話をしながら買い物し、会計を済ませて、袋詰めカウンターへ…。
子ども達に袋詰めを任せてみました。
「あぁ~!ちょっと待て!なんで卵の上にズッキーニ乗せるのよ!」
「今、ちょっと幅を確認しただけだっつーの!ちゃんと入れ替えるわ( `ー´)ノ!」
「ほんとか~!? あ、モロヘイヤはカフッとしてるからブルーベリーの上でもいいよ。」
「なんかこう…レイアウトが難しい。テトリス的な…。」
「あぁ、なんかわかる…そうかも。でもテトリスは重さは関係ないじゃん。買い物の袋詰めは重さも考えないとさ! 基本、重いものが下。軽いものやつぶれやすいものは上。マチになってくれるような、安定するものから順に入れていくといいよ。袋詰めも1つのスキルだね。」
「…( ̄ー ̄)…(珍しく素直に頷いている刹那氏)…。」
「あぁ、ぽやん! お豆腐は水が出るからポリ袋に入れて(/・ω・)/!」
「…(; ・`д・´)…(ポリ袋の口をなかなか開けないぽやん)…。」
「豆腐のパックを触れば指が濡れるでしょ!そしたらすぐ開くでしょ(/・ω・)/!」
※指を濡らすための布巾が置いてあることもありますが、いろんな人が触っているであろうものは、触らないようにしている昨今であります…。
「…やっと開いた~…(*´Д`)…。」
ぴちぴちの高校生を2人連れてラクをするはずの買い物が、袋詰めのイロハを教えていたら、なんだか、かえって疲れちゃいました〜…_(:3 」∠)_…。
食料品の買い物は、短時間で終わりたいし、家族を連れて行くと余計なものまで買わされるし、コロナ禍になってからは最小人数が推奨されたりということで、これまで私1人で行くことが多く、子ども達には袋詰めの経験をあまりさせてこなかったんですよね…(;´Д`)…。
連れて行った時も、店員さんが詰めてくれたりで、自分で考えながら詰めるということが、あまりなかったのです。今思えば、ですが…。
お米研ぎ、お味噌汁作り、休日の簡単なランチ作り、食器洗い、お弁当箱洗い、りんごの皮むき、洗濯物たたみ、お風呂掃除など、思いつく家事はある程度経験させてきたものの、各種事務手続き、食料品の買い出しなど、まだまだ経験が浅いこともあると気付いた1日でした。
高校生の本分は学業であるとはいえ、これから先の1人暮らしを見据えて、親元にいるうちに、もっと身の回りのことを自分でやらせてみないといけませんね~(*´Д`)。
子ども達にも、勉強だけ、とか、部活だけ、とか、「~だけ」の人にならずに、自分の身の回りのことは、ひと通り、自分でできる大人になってもらいたいと思います。
「久しぶりに休日に出かけて、今日学んだことは?」
「袋詰めはテトリスψ(`∇´)ψ!」
「指は豆腐で濡らす(*・ω・)ノ!」
…う~ん…ちょっと違うような…(^▽^;)…。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし