台風一過……。
大きな爪痕を残して、台風19号が過ぎ去って行きました。
我が家は幸い被害なく無事でしたが、台風の二次災害とでもいうべきアクシデントに見舞われました。
夫、車をぶつけられる
前回の記事で、台風が来そうなのに、夫は法事、息子は部活に行かなければならない、ということを書きました。
事は、その後、起こりました。
法事を終えた夫が、部活終わりの息子を駅でピックアップしながら帰ろうと運転していた時、後ろから追突されたのです。
「信号待ちで完全停止していたところに、後ろから追突された。息子を迎えにいけなくなったから、代わりに行ってほしい。」
というメールを受け取ったときは、頭が真っ白になりました。
これから台風が来るという時に……。
すでに雨が降っているというのに……。
息子はもう駅に着く時間だというのに……。
夫は、強まる雨の中で、警察と保険屋さんを呼んで待っていて、身動きが取れない状態になってしまいました。
何時に帰れるのか……。
この非常時に、さらに複雑な因子が増えたではないか、夫よ( ̄◇ ̄;)!
夫を責めても仕方のない案件でしたが…"(-""-)"…。
私は思考停止してしまって、あー、とか、うー、とか、えーと、などと言いながら(それしか言葉がでない)とりあえず部活帰りの息子を迎えに行き、息子と娘にお昼ご飯を食べさせました。
そして、いずれ電気が止まるかもしれないから、と、前倒しで夕飯の用意をして、不安とパニックを紛らわせていました。
そうこうするうちに、夫からメール。
「車の後ろが結構凹んでしまったけれど、100:0で相手の方が修理費を持つことになった。」
とのことでした。
信号待ちで完全停止していたところに後ろからの追突ですからね。そうなるでしょうね……。
相手の方も、この台風のせいで、早く帰らなくては!と気がせいていたり、あれもしなきゃこれもしなきゃ!と、対策を考えながら運転していたのかもしれません。
もし、その気ぜわしさや雨風のせいで前方不注意となってしまったならば、これも台風の二次災害と言えるのではないかと思いました。
夫によると、相手の方も、相当恐縮していらしたということです。
台風対策で頭がいっぱいなところに、さらに自分が車の事故の加害者となってしまったら……ご心労はいかばかりかと…お察しいたします…。
不幸中の幸いだったのは、夫にも相手の方にも怪我がなかった事です。
そして、相手の方が誠実な方だったことも……。
夫はその足でディーラーに駆け込み、なんとか台風が本格的に来る前に代車の手配もしていただけて、無事に帰宅することができました。
しばらく代車生活となり不便ですが、物損だけで済んだので、この程度で済んで良かったと思いました。
二次災害のいろいろ
自然災害の二次災害というと、土砂災害などのほかに、
・怪我や病気
・詐欺などの便乗商法
などが挙げられます。
精神状態も追い込まれているところなので、台風が過ぎ去った今こそ、さらなるストレスを生まないよう、気をつけないといけませんね。
動物たちの動向にも注目
これは台風の前日のことなのですが、台風が関係していたのではないかと思うことなので、一応書いておきます。
台風の前日、回覧板が回ってきたので、お隣さんに持って行きました。
すると、お隣さんの門扉のところに、ハチがたくさん居たのです。
ハチは秋にも活発になると聞いていましたが、おそらく、お隣さんの立派なお庭のどこかに、巣を作っていたのだと思います。
あまりに多くのハチがブンブンしていて門扉からは入れなかったので、仕方なく、右手にハチジェット、左手に回覧板を持って、敷地の反対側の入り口から、玄関まで行かせてもらいました。
ハチには、台風の予知能力があるとも言われています。
アシナガバチが低い場所に巣を作る年は台風が多い、とも言われていますよね。
お隣のハチは、おそらくアシナガバチです。
私が回覧板を持って行った時の彼らの騒ぎは、台風を予知していたのかもしれません。
また、台風の後などは、雨風で巣が落ちて、行き場を無くしたハチ達がブンブンしているということもあるそうです。
ハチに限らず、生き物達は、天候を予知する能力に優れていますが、台風を予知して殺気立ったハチに刺されたりしたら、立派な二次災害ですよね。
生き物たちの動向にも、気をつけていたほうが良いな、と思いました。
台風は過ぎ去って行きましたが、目立った被害のなかった我が家でも、台風がもたらしたアクシデントは、いくつかありました。
みなさまも、二次災害、お気をつけくださいませ。
そして、大きな被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く、日常を取り戻せますように。
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