この季節(10月、11月のあたり)は、週末ごとにいろんなイベントが開かれていますよね。
食べ物系やハンドメイド系のイベントも楽しいですが、工芸品のイベントも、製作体験あり、物販ありで、楽しめるんですよね。
子ども達が小さいころは、陶芸体験や、さき織体験などを楽しみました。
工芸品で思い出したのですが、みなさま、鉄玉子(てつたまご)ってご存知ですか?
それをお湯にいれて沸かしたり、糠床に入れて、お漬物の色出しに使ったりするものです。
その鉄玉子、最近面白いデザインを売りだしているようで、それが気になってしょうがないのです。
腹筋してるのがいる(笑)。
鉄玉子(てつたまご)とは
鉄玉子とは、一言で言うと、文字通り「たまご型の鉄」です( ̄▽ ̄)。
お湯を沸かす時に一緒に沸かして鉄分の補給をしたり、糠床にお野菜と一緒に入れて、お漬物の色出しなどができるという代物。
実家にある鉄玉子は、かつて南部鉄瓶にハマった母が、買っていたものだと思われます。
遊び心の南部鉄玉・鉄偶
初めて鉄玉子を見た時は、
「なんで玉子なんだろうな?」
と思ったくらいで、あまり興味を抱きませんでした(^_^;)。
しかし、数年前から発売されている遊び心のあるデザインのそれは、私の心を惹きつけてやみません(゜_゜)。
私が今欲しいのは、土偶デザインです。
「鉄偶」と言うみたいですね。
糠床からコニチワ~( ̄▽ ̄)。
オールスターズなんて言われると、全部揃えて並べたい衝動にかられる…(^▽^;)…。
いいなぁ〜、この日常の遊び心(≧▽≦)。
ふとしたところに面白さが潜んでいると、嬉しくなっちゃいます(´艸`*)。
シュール可愛い?土偶デザイン(鉄偶)の他にも、お子さんにも可愛がってもらえそうな、普通にかわいいデザイン(南部鉄玉)もあります。
くまのがっこう。
ドラえもん。
スヌーピー。
キティちゃん。
リラックマ。
最近は貧血気味のお子さんも多いようなので、お湯を沸かす時に、お気に入りの鉄玉や鉄偶も一緒に沸かして、鉄分補給するのも良いんじゃないかなと思います。
私も、娘が朝ココアを作るときなどに、鉄偶(娘の好みは腹筋してるやつかな)さんに活躍してもらおうと思っています(*´▽`*)。
普通のお野菜型も。糠床に常駐してもらいましょうかね。
薄型の鉄玉子もありました。場所を取られたくない方におススメです。
伝統工芸を継承する
子どものころはさほど興味を持てなかった、鉄瓶や竹かご、染物や織物、漆器や木工品などの伝統工芸品に、このごろは目が向くようになりました。
柳宗悦さんによりますと、東北は冬が長いので、外での農作業ができない冬の間に、手工芸が発達してきたのだそうです。
作り手の労や技術をリスペクトして相応のお金を払い、お気に入りの民芸・工芸品と過ごす生活も、良いものですよね。
それが被災地のものであれば、復興にもつながりますし。
最近では、伝統工芸に携わる人が高齢化して継承者が少なく、なんとか継承しようと奮闘されている方々もいらっしゃいます。
興味の入り口が土偶でも(^_^;)、価値あるものが残っていくきっかけとなるならば、良いことなのではないかなと思います。
鉄偶……なんだか幸運を呼びそうな気もします(´艸`*)。
根拠はありませんけども( ̄▽ ̄)。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし