前回のヤケド記事では、多くの人の方にご心配をおかけしてしまいました。
ご心配をおかけしまして、すみません。
そして、心配コメをくださった方々、お気遣いありがとうございます。
ヤケドその後の経過
ヤケドをしたのは3連休中だったので、家にあった市販の抗生物質入り軟膏を塗りながら様子を見ましたが、溶けた皮膚がペロンと取れてから、再生しきれていない赤い皮膚がヒリヒリして、洋服が擦れても痛く、傷の周りが赤く硬くなってきたので、
「これは炎症起こしてしまってるな〜(T-T)。内服薬も必要かもしれない……。皮膚科に行った方がいいな〜。」
と思いました。
……思いましたが、今週は高校のPTA研修と塾の面談など、外せない予定がビッチリと入っており、昨日やっと、皮膚科に行くことができました。
かなり混む皮膚科なので、朝イチで行って診察券を出すために並び、やっぱり朝から疲労困憊"(-""-)"。
でも、行って良かったです。
やはり炎症が認められ、抗生物質入り軟膏(私が使っていた市販の軟膏の成分とは違う、ヤケドにはこれ!という軟膏だそう)を塗って、ガーゼで保護してネットを被せられました。
ガーゼで保護しておかないと、軟膏を塗っただけでは洋服との摩擦なども悪化要因となり、治りが遅くなるそうです。
お風呂の時も、濡らさないようにして、と言われました。
抗生物質入りの軟膏を塗っていることに安心して、ガーゼ保護もせず、しみるしみると言いながらお風呂にも普通に入っていましたので、素人判断は危険だと改めて感じ、反省しきりで、現在絶賛治療中です。
やはり内服の抗生剤も処方され、1週間後に再受診と言われましたので、結構侮れない程度だったのかも……。
自分の不注意で、余計な通院と出費を増やしてしまった……。
しかも、お風呂が不便で、軟膏&ガーゼ交換などの手当ての手間も増え……。
何をやってるんでしょうかね、私は(−_−;)。
面白い本に出逢う
若干落ち込んだので、皮膚科の帰りにちょっと書店に寄りました。
ハッピーチャージしないとね。元気の素を補充せねば!
そうしたら、とても面白い本を発見したので、思わず買ってしまいました。
Twitterで有名になった投稿が本にまとめられたものだそうです。私はTwitterをやらないので、著者の田中久美子さんも存じ上げませんでしたし、名画(宗教画や西洋美術)の知識もありません。
でも、何の予備知識もなく絵を鑑賞して、こんなに笑ったのは初めて!というくらい面白かったのです。
< 私が笑ったやつ厳選セレクト>
「どうしたらこんな風に傘が壊れるの?」
ジャン=シメオン・シャルダン <家政婦>
「私もう去年役員やったから」
イワン・クラムスコイ <見知らぬ女>
「もう二度とベビースター食わせない。」
ジャン=フランソワ・ミレー <落穂拾い>
「どうしてこんな時間にゼッケンつけてって言うの?」
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー <読書する少女>
「なんでもいい、が一番困るんだけど」
ヨハネス・フェルメール <真珠の首飾りの少女>
(画像はhttps://twitter.com/meiga_gensen?lang=jaからお借りしました)
面白すぎませんか(๑˃̵ᴗ˂̵)?
他にも面白いものがたくさんありすぎて、紹介しきれません!
ちなみに私は、これら↑全部経験があるので、声を出して笑ってしまいました。
名画はミレーの「落穂拾い」くらいしか知らない私でも、数々の名画と主婦(母)の叫びをマッチングすると、こうも面白いとは!
「この名画に、このセリフをあてるの?」
という、見立てのセンスが素晴らしすぎます!
そして、本の中では、名画の作品名や、描かれた背景、画家さんの説明なども載っているので、西洋美術の勉強にもなると思います。
著者の田中さんによると、もともとは
「♯名画で学ぶ大学院」
というものがあって、それを見て楽しんでいらっしゃったのそうです。
それが面白かったので、ご自分も「主婦業バージョン」でやってみたら反響が大きかった、という経緯だそうですよ。
落ち込んでいる私を笑わせてくれて、ありがとうございます(#^^#)。
ちなみに「♯名画で学ぶ大学院」のほうも覗いてみましたが、私は院には行っていないので、
「ああ、そういうこともあるんだろうなぁ。」
という感じ。
「主婦業」のほうが、自分の体験と共通項があるので、リアルに共感できて、笑えました。
美術部の娘にも見せてみましたが、彼女はまだ主婦業(母業)を経験していないのでピンとこないのか、たまにフッと笑う程度でした。
でも、名画の説明部分はじっくり読んでいましたよ。
普段は、一度にこんなに名画を鑑賞する機会がないからね。宗教画などに惹かれる気持ち、わかるよ。
主婦業(母業)に日々従事する心の叫びから、あるいは名画鑑賞として、いろんな楽しみ方ができる本で、とても楽しい気持ちになりました。
ぜひぜひ、みなさんにも、この本を楽しんでほしいと思います(*^-^*)。
「40代主婦」の生き方いろいろ
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