※この記事は、昨年の記事をリライトしたものです。
かねてからの懸案事項だった娘のトゥシューズ、やっと買ってきました。
シルビアさんでフィッテイング
朝から新幹線に乗って〜、まずはシルビアさんへε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘。
これまでの経緯と、今痛いところをお話しして、まずはサイズ計測から。
やっぱり左足の方が0.5センチ小さいことが判明(゚д゚)!。
そしてやっぱり、細くて薄い足、と言われました。
そして、シルビアさんで取り扱いのあるトゥシューズの中から、「ネオチェリー」「サテントップ」「マイセシオン」「ウェアモア」「グリシコ2007プロフレックス」と次々フィッティング。
薄い、細い、ギリシャ、という条件に合いそうなものを、店員さんが次々出してきてくださり、次々履いてみたので、私もどれがどんなだか、よくわかってません(^_^;)。
なので、「よくわからなーい!」という方は、さら〜っと読み飛ばしちゃってくださいね。
色も形も、それぞれ微妙に違いますね。
ちゃんと前のほうに乗れるかな。
たくさん出していただいて、店員さんありがとうございました(*'▽'*)!
大抵のC(標準より細い)幅を履いても、
「足が下に沈んで指が痛い。」(←幅が広いということ)
「これは沈まないけど、小指が痛い。」(←幅がキツすぎるということ)
としか言わない娘(−_−;)。
つまり、娘の足にとっては、C幅でも幅が広いということです。
そこで、パッドも工夫してみることに。
白はジェルが入っていて厚めで、衝撃吸収用。
ピンクは布のみで薄く、サイズ調節用。
2枚重ねのパターンが、痛みの軽減もサイズ感も、娘には1番しっくりくるようでした。
ちなみに、こうやってパッドが厚くなると、左右のサイズの違いはあまり気にならなくなってきたようだったので、今回から左右同じサイズで行くことになりました。
新商品も試しました。
人差し指が1番長いギリシャ型の足を、出来るだけ指の長さが揃ったフラットなラインになるように、パテをちぎって押し付けて、成型します。
そして、フィルムで覆ってから、トウシューズを履きます。
水洗いで繰り返し使用可能。
娘は、慣れないせいか、布のパッドのほうが使用感が好きだそうです。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返すこと約2時間。
長かった〜( ̄◇ ̄;)。
最終的には、「グリシコ2007プロフレックス」のXXX幅(標準幅か広幅。カタログや本によって記載がさまざまでよくわかりませんが、最細ではないです)に、パッド2枚重ね&小指パッドをフル装備で履くことになりました。
ロシア製で、結構硬い(−_−;)。
幅で言ったらもうこれ以上合うものは無いのに、硬いので、履きこなせるか、かなり不安そうな娘 (´Д`)。
店員の可愛いお姉さんもバレエを現役でやってらして、
「私もグリシコ履いてますよ〜(*゚▽゚*)!」
とおっしゃるので、
「娘は外国製を履くのは初めてなので、今までのよりすごく硬くて、今は良くても長くレッスンしてたら痛くなるんじゃないかと不安みたいなんです……。」
と相談すると、
「あ〜、最初は硬くて誰でも痛いですよ!買ったまま何もしないで履ける人は居ないです!痛くないようにするには、トンカチで叩いてください!
それで柔らかくなったら、グリシコは、すっごく良いんですよ!」
と、おっしゃいました。
は(・・)???
トンカチ???
「硬いところにガンガンぶつけてもいいし、自分で踏んづけてもいいんですけど〜。でも私の経験だと、トンカチが1番良いですね(*゚▽゚*)。」
と、ニッコリしながら、あくまでトンカチ推しのお姉さん(^_^;)。
可愛いお顔立ちと口から出る言葉とのギャップがありすぎ!
この可愛いお姉さん(*゚▽゚*)が、夜な夜な(イメージです)トゥシューズをトンカチでぶっ叩いている……( ̄▽ ̄)?
バレリーナが、まるで親の仇のように、壁にトゥシューズをガンガンと打ち付けているのを見たことがありますが、娘はそこまでしなければならないほどの硬いトゥシューズをこれまで履いたことがなかったので、
「ほんとにやるんだ〜Σ੧(❛□❛✿)」
と、ビックリでした。
でも、そう聞いた娘の顔からは不安の色が消え、
「そうか!トンカチでガンガンぶっ叩いたら、柔らかくなって痛くなくなるのね(*゚▽゚*)?そうかそうか、トンカチでぶっ叩けばいいんだ、トンカチかぁ……トンカチ……トン……(*゚▽゚*)(*゚▽゚*)(*゚▽゚*)」
と、霧が晴れたように明るい表情になりました。
でもねぇ、その加減も難しくて、やりすぎると今度はつぶれて履けなくなるんだよ(−_−;)。
そして、
「わたし、グリシコにする……!」
と、小さく、でもしっかりと決意表明( ̄^ ̄)ゞ。
「家にトンカチ、あったかな〜σ(^_^;)?」
などと思いつつ、とりあえずグリシコを1足買って、今度はチャコットさんへε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘。
チャコットさんでフィッテイング
チャコットさんでも「スワン」「スワニルダ」「チャコットピケ」(新作で、ものすごく硬い)を試しました。
ここでも、パッド装着、履く、立つ、脱ぐ、の繰り返し。
1番ポジションでプリエしてみたり。
ポジション甘いけど(^^;)。
ソールは、自分の足裏に吸い付いてきて押してくれるかな?
チャコットさんのトゥシューズの中では、「スワニルダ」のC(細)幅が1番良かったのですが、娘的には、ちょっと決め手に欠けたようで、購入には至りませんでした。
でも、パッドはチャコットさんで履いてみたものが1番痛みを抑えてくれたということで、チャコットさんでは、パッドや足ケアグッズ、舞台メイク用品などを細々と購入。
先生からは、発表会までに最低2足は用意するように言われているので、もう1足用意しなければならなかったのですが、ここまでで既に娘は疲れていて、
「2足めはもう後日でいいじゃん、帰ろうよ(;´Д`)。」
という感じでした。
でも、発表会前にフィッティングして買えるのはもう今回しかないし(後日は無いのだよ、娘……)、XX幅(買ったやつよりさらに細い幅)も試してみた方がいいような気がして、娘を説得して再度シルビアさんへ戻りましたε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘。
2度目のシルビアさんで運命の出逢い
そして、グリシコのXX幅も試してみた結果、これはキツくて、どこか痛くなってもパッドやテーピングを仕込む余地が無いということで、やっぱり幅はXXX、パッドは2枚重ねがいいという結論に至りました。2度試して同じ結果だったので、本当に納得。
上記のフル装備で履いたとき ↑ 。
リボンとゴムがまだついてないので、なんだか物足りませんが(^_^;)。
右足のほうが、若干、甲が出てますね。右の方がサイズも大きいし、強いのかも。
右足のかかと部分は、余り(余裕)を確認するのにつまんでみたため、ちょっと歪んで見えますね(^^;)。
結局、店内のグリシコの在庫を、1度目で履かなかったものも含めて、全部履かせてもらいました。
そしたら、なんと、最後に履いた2足が、先に買っていた1足よりも、さらに履き心地が良かったのです!
(同じメーカー、同じサイズ、同じ幅でも、1足1足手作りなので、微妙な個体差があるんですよね。だからフィッティングは必須なんだと痛感!)
買ったばかりだったので、1足分は最後の履き心地の良い方に交換してもらえて、結果、履き心地に満足した2足を無事ゲットすることができました(≧▽≦)!
ほら〜!
やっぱり戻って良かったんだよ〜(*≧∀≦*)!
「母の執念も、たまには役に立つでしょ?」
と、ドヤ顔の私✌︎('ω')✌︎。
娘も、最後の最後でピタッとくるものに出会えて、心から納得できたし、ホッとしたようでした(*^-^*)。
購入したパッド類もろもろ
結局、シルビアさんで買った「グリシコ2007プロフレックス」XXX幅サイズ4に、チャコットさんで買ったフリードのパッドと小指パッド、シルビアさんの薄いパッドを重ねて履くということになりました。
今回、トゥシューズと一緒に買った付属品いろいろ↓。
パッド(2種類)とリボンとシャーリングゴムと、右上は足指保護用のトゥキャップ。自分でカットして使えるし、洗って繰り返し使うことも可能です。
ちなみにトゥキャップなどは、バレエをやっている方でなくても、普段からハンマートゥなどで足の指が痛いという方にも良いかもしれないですね。
バレエショップには、外反母趾のケアグッズも充実しています。
靴屋さんで良いケアグッズに出会えないという方は、バレエショップもチェックしてみるといいかもしれませんよ(*゚∀゚*)!
お姉さんのトンカチばりにおススメします!
いや〜、フィッティングも長かったけど、購入レポも長くなりました( ̄Д ̄)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
興味のない方にとっては、何が何やらサッパリ?の記事でしたよね。
すみません<(_ _)>。
あとは、リボンとゴムを縫い付けて、トゥ周りをかがって、レッスンで履いてみるのみ!
次のレッスンまでに、間に合うのかな"(-""-)"。
どうか痛みが出ずに履けますように。
トンカチやりすぎて、つぶさないようにしないと(^▽^;)!!!
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