ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

ワガノワバレエ「くるみ割り人形」鑑賞

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先日、娘と一緒に、ワガノワ・バレエ・アカデミーの「くるみ割り人形」公演を鑑賞してきました。  

真冬なので、気候、体調、道路状況などを考えると一瞬ためらいましたが、あのロシアの名門ワガノワの公演を鑑賞できるなんて、こんな地方では滅多にない経験です。これを逃したら次のチャンスはいつになるかわからないので、えいやっ!と、秋にチケットを買っておいたのです。     

ワガノワ・バレエ・アカデミーとは?

バレエはイタリアが発祥の地ですが、フランスやロシアで発展しました。なかでもロシアは、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など、今でもバレエファンを魅了し続ける作品を生み出した国です。  

そのロシアのサンクトペテルブルグにあるのが、ワガノワ・バレエ・アカデミー。アンナ・パブロワやニジンスキーといった、名だたるバレエダンサーを輩出した、名門バレエ学校です。9歳から19歳まで、300人以上の生徒さんが学んでいるそうですよ。

公演パンフレットより

このアカデミーの教育法「ワガノワ・メソッド」は世界中に知られていますが、そのメソッドを習得するには身体条件もかなり大事だそうで、骨格や適性を厳しく審査される入学試験は、なんと65倍の競争率なのだとか!足の甲の形や開脚性、柔軟性。脚の長さは身長の50パーセント以上あるかどうか。そして乱視がないかどうか(平衡感覚に影響するため)……。様々な項目を厳しくチェックされ、入学するのは毎年60人前後。そして、その狭すぎる門をクリアして入学しても、進級試験に通らないで辞めていく生徒さんもいるので、卒業するときには30人ほどになっているのだそう。↓下の方で紹介している、ワガノワのドキュメンタリーDVDでは、進級試験の結果を告げるシーンが何度も出てきますが、「あなたは残念ながら残れません。」と言われて泣き崩れる女の子がいるんです。こういうときは先生方も辛いそうですが、厳しいバレエの世界でこれ以上やっていくのが困難と思われる生徒さんには、早い段階で方向転換を勧めるのが良しとされているそうです。その生徒さんの人生のためにです。

厳しさは、愛情に裏付けされたものなのですね。

そんな厳格なワガノワで学ぶ生徒さんたちによる本物のバレエとあっては、バレエを一旦辞めた娘であっても、見逃すわけにはいきません( ̄^ ̄)ゞ!

公演ポスターより

なんてきらびやかな世界なんでしょうねぇ(゚▽゚)!     

いや、裏ではもちろん、いろいろあるんでしょうけども……。     

       

開演までのハプニングいろいろ

その日はとても寒くて、真冬日(最高気温でもマイナスという日)だったので、私は会場の駐車場に入れるかどうかが気になっていました。公演は夜なので、もし会場から遠い駐車場しか空いていなかったら、寒風吹きすさぶ夜道を歩かねばならない……。そんなの、絶対に嫌(><)!娘はインフルあがりなわけだし、私もダメージが大きいに決まっています。なんとしても会場の建物の駐車場に停めねば!これが私の最大の責務でした。……大げさ?    

夕方までに用事を片づけて向かい、開場時間の1時間前に着くように逆算しました。  

その用事とは、仕事の資料になりそうな本を図書館で借りるというものでした。しかしこの図書館でハプニング。  

無事に本を借りて、車に戻った時に気づきました。     

「スマホがない∑(゚Д゚)!」  

おそらく家に置いてきた!と思って、慌てて家にとんぼ帰りしましたε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘。 案の定スマホは家にあって、ホッとしてスマホを持って、ついでだからと思って、借りてきた本の入った袋を車から家の中におろしました。  

身軽になって、さぁ、出発!  

駐車場の空きを願い、路面凍結に気を配りながら、慎重に運転。ほぼ予定した時間に着くことができました。よし、段取りはバッチリだぜ~( ̄▽ ̄)!  

駐車場は……あ!「空」マークが出てる!やった!これで帰りもスムーズだわ(゚▽゚)!スマホを忘れて家に戻るという小さなハプニングはあったものの、懸案事項だった駐車場問題も解決したし、あとはワガノワを楽しむだけ(≧∀≦)! 

ウキウキで会場に入り、ロビーで駐車券を財布にしまおうとしたその時……。  

「は!? 財布がないΣ(゚д゚lll)!」  

「う、う、うそでしょ((((;゚Д゚)))))))!?何で、何で!?」  

早鐘を打つ心臓を押さえながら、必死で1日の動きを思い出しました。   

すると……やっちゃってました(−_−;)。図書館で本を借りたとき、利用者カードを財布から出して借りる手続きをしました。そして、カードをまた財布にしまって、その財布は本と一緒に図書館用の袋に入れました。そして、スマホを取りに家に戻った時に、図書館用の袋ごと、家に置いてきてしまったようなのです…_| ̄|○…。

自分をぶん殴りたい衝動に駆られつつ、娘に  

「ちょっとさぁ、ママさぁ、家に財布を忘れてきちゃったみたいだから、そのへんにATMがないか探してくるわ……。」  

と、告げ、ヨロヨロと歩き出しました。すると、娘が背後から言いました。  

「ママ、私、5000円なら持ってるよ。」  

「ええ:(;゙゚'ω゚'):!?」  

とスローモーションで振り向く私。  

「あなた、持ってるの?お金、持ってるの!?どうして持ってるの?」  

と聞くと、  

「だって……グッズ販売とかあるかな、と思ったから。お年玉持ってきてたんだよ。」  

で、でかした!娘よ!  

「あ、あの、たぶん駐車場は1000円以上はかからないからさ、家に帰るまで駐車場料金だけ貸して……。」  

「うん、まぁ、いいよ。」  

娘が神に見えましたわ(((o(゚▽゚)o)))♡! 

娘の読み通り、グッズ販売もありましたが、パンフレットとクリアファイルを買っても、駐車場料金くらいは残りました。  

そんなこんなで、チケットを持ったらスマホを忘れ、スマホを持ったら財布を忘れるという、自分でも呆れる失敗をやらかしたおかげで、開演するころにはすでにクタクタな私でございました(┐「ε:)。  

 

やっと開演

肝心のワガノワの「くるみ割り人形」は、女の子たち、トウシューズでも着地の音がしない(当たり前か)、男の子たち、跳躍力が半端ない。あの方たち、重力ってものが無いのかしら?と思うほどの軽やかさでした。自分の鈍重さが忌々しくなるほどに。同じ人間とは思えない(T-T)。

そして生徒さん達全員に共通するのは、演技力も素晴らしいということ。バレエの技術は言わずもがなですが、それに加えて、セリフのない中で、体の動きだけでストーリーを演じる表現力の素晴らしいこと! 

クララ(この版ではマーシャ)、子ども時代は可愛くて、大人になってからは美しかったな~(´▽`*)! 

そしてドロッセルマイヤーさん、やっぱり面白い(笑)。  

コールドも揃っていて、とても美しかったです。  

最後のカーテンコールのレヴェランスなんて、もう「バレエ学校の生徒」 というレベルではなかった!堂々として優雅で、貫禄もあって、なんだか圧倒されました。アンコールが続きすぎたときには、客席に何度も手を振ってくれて、嬉しかったです(#^^#)。

やっぱりバレエは、踊りだけではなくて、音楽と舞踊と演技の、総合芸術なんだなあ、本物ってやっぱりすごいんだなあ(´▽`*)と、感動しました!  

娘も、相変わらず言葉にはしなかったけれど、その上気した顔から、心が震えたんだな、ということが伝わってきました(^-^)。

娘に見せてあげることができて、本当に良かったです。  

家に帰って、娘に駐車場代とグッズ代を返した後は(笑)、パンフレットを眺めて、しばらく余韻にひたりました。  

いつもバタバタして余裕のない毎日だけど、たまには娘と芸術鑑賞もいいものですね。   

贅沢な夜でした(^_^)。

お金が間に合うかヒヤヒヤしてたけど:;(∩´﹏`∩);:   

ワガノワのDVDはたくさんあります。学年ごとのレッスンや、ヴァリエーションのレッスン、生徒さんたちのドキュメンタリー、全幕ものの作品、おとなのためのレッスン、などなど。  

私もあんなふうに無重力軽やかママンを目指したいので(あ、今、誰か笑ったな!?)、DVDはチェックしてます(……だから、ねぇ、笑い声聞こえるんだけど!)  

   

 

  

  

 

  

  

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