ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

『高1からの進路教室』(渡邊洋一)

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息子の中学校では、併願私立の結果が出揃ったのを受けて、公立高校一般入試の願書提出(中学校への)が始まりました。

2月初旬には、中学校から各高校へ提出されるはずです。

 

 

15歳で将来の職業を決められるか

 

公立の願書には、自分をアピールする書類も添えなくてはならず、将来就きたい職業についても触れておかなくてはなりません。

 

でも、なかなか決められないんですよね。

 

そりゃそうだ。

15年やそこらの人生経験しかないのですから、一生続けられる仕事なんて、今わからなくても無理はありません。

しかも、AIの出現によって、子どもたちが社会に出る頃には、今ある職業がたくさん無くなり、今はまだ無い新しい職業がたくさん出てくると言われています。

だから、今、就きたい職業を1つに絞るのは、現実的ではないように感じます。

 

ただ、自己アピールの書類をもとに面接で突っ込んだ質問をされても答えられるように、もう少し考えを深めておく必要があるとは感じています。

 

「とりあえず」で決めない

 

そんな折、『高1からの進路教室』(渡邉洋一)という黄色の目立つ本を見つけたので、参考に、と、読んでみました。

 

 

 

取りあえずで進路を選んではいけない

 

高校時代につきつめて考えず、偏差値やブランドだけで「取りあえず」の大学などを選んだ人は、中退する確率が高く、そして中退してしまった人は、そのままフリーターか無職のままでいる確率が高い、という調査結果があるそうです。

 

だから、

 

高1だからこそ進路を考える

 

ということが大事だと書かれています。

 

「15年間の経験しかないのだから決められない。」と言って、考えなくていいわけではない。

むしろ、希望の進路が早く決まれば決まるほど、高校生活を戦略的に過ごしていくことができるので、早い段階からじっくり考える必要があるということだと思います。

高校に合格したら、まずはスマホを使いこなして……と思っているふうなうちの息子。

高校合格はゴールではなく、新たなスタートなのだと、わかってるのかな(◎_◎;)。

 

進路決定の基準は「自分軸」

 

そして、大学や短大、専門学校を選ぶ際には、偏差値やブランドではなく、あくまで「自分にとっていちばん」の進学先を選ぶこと。

 

この本には、大学、短大、専門学校それぞれの特色、学べること、取れる資格などが詳しく述べられています。学費のいらない大学や、奨学金の豊富な大学、また、進学以外の進路選択などについても触れられているので、何から考えたらいいのかわからない、という中・高生には、1つの糸口として役に立つと思います。

巻末の資料(様々な大学の特色などがまとめられています)も参考になるので、中・高生の進路の授業に使うとか、学校の進路資料室に1冊置いて欲しいな、と思う本でした。

 

世の中の動きにも注目する

 

将来の成長産業に目を向けよう

 

終戦後、最も活気のあった石炭産業は、今は衰退産業になってしまいました。

躍進したコンピューター産業や電機メーカー、安定していると思われて来た電力会社も、想定外の震災に伴う原発事故により、今は苦境に立たされています。

 

今ここという目先のものを基準にしない方がよいでしょう。

 

これからの職業選択は、世の中の動きを見極め、自分の興味や特性と擦り合わせて、決めていかなくてはならないのだなと思わせられます。

 

今は数学や理科が好きな息子ですが、だからといって、ずば抜けてできるかと言われると……(^_^;)。

高校で打ち込んだら伸びるかもしれませんが、今の興味が続くのかどうかもわからないし……。

 

結局、公立の面接では、聞かれたら正直に、

 

「今の段階では、理数の方向に進みたいと考えています。」

 

と答えるしかありません。

 

そして、高校・大学と進む中で、世の中の動きと自分の興味や得意分野とが一致する職業に出逢えることを、願うばかりです。

 

 

 この本を読んで、改めて、高3などの「受験期」になってから進路を考え始めるのでは遅い!ということはヒシヒシと感じました。

 

今はまだ高校受験すら終わっていないのに、チラチラと視界に入ってくる大学受験や就活問題(◎_◎;)。

 

うちの子どもたち、果たしてどんなふうに進んでいくのか……。

 

そして、どんなふうに進んでも、充分なお金を用意してやれるのか、私!?

怖い怖い怖い~(>_<)!

 

 

 

 

 

 

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