娘の公立校受験の出願が始まっています。
面接練習も始まりました。
そんな中、ちょっと思うことがありましたので、ママ広場さんに寄稿させていただきました。
受験校がバレバレである件
先日、娘の中学校で、公立高校受験者用の面接練習がありました。
息子の時もそうだったのですが、受験校ごとに生徒がまとめられ、今日は〇〇高校受験者の練習、明日は△△高校受験者の練習…という形で進められているようです。
娘曰く、
「受験校ごとにまとめられちゃうと、誰がどこを受けるか、みんながわかっちゃう。」
と…。
そうだよね"(-""-)"。
これって、普通のことなのでしょうかね?
私が高校受験をしたときは、人数の少ない中学校でしたし、田舎から越境受験する人が少なかったので、
「チャレンジ受験だし、合否がわかるまで受験校は誰にも知られたくありません。」
という私と親の希望を、先生方も尊重してくださいました。
だから、周りの友達や近所の人、親戚などから、
「どこ受けるの?」
とさんざん聞かれましたが、
「う、受かったら教えるから、それまで何も聞かないで…(>_<)…!」
と秘密にし続け、受かった後に、ようやく質問に答えられるようになりました。
受験にプレッシャーを感じていた私は、周りから受験校を気軽に聞かれることが嫌で、余計なストレスを抱えていましたね~(;´Д`)。
受験期間中は、誰とも連絡を取らずにひっそりしていたいのって、私だけでしょうかね?
まぁ、私の体験は特殊だったかもしれませんが、そういう自分の経験があるので、やみくもに他人の受験校や試験日など聞かないし、ましてや、学校でまるわかりになる体制で進路指導されているということを知った時(息子の時)は、本当に驚きました。
でも、周りの保護者から文句が出たという話も聞かなかったんですよね…。
やっぱり、私が田舎者だから抵抗があるだけなのかな~。
そんなわけで、娘の受験に関しても、娘や私が口を閉ざしたところで、学校ではプライバシーはないだろうな、と諦めていました。
隠していたって、子ども同士で噂し合ったり、受験会場で会ったりして、いつかはみんなにわかることですが、出来る限り自分の受験校を知られたくない、他の人の受験校を知りたくない、という人だっているはずなんですよね。
そのへんの配慮は…あまり学校には期待できないかもしれません。
現に、娘達の私立校や公立の推薦の合否に関しても、すでに、誰がどこに受かった、誰がどこに落ちた…と、聞きたくなくても聞こえて来てますもん…(T_T)…。
受かった子は良いけれど、残念な結果が知れ渡る子や親御さんは、気の毒でしかたがありません。
みなさん、おくちにチャックですわよ~<(`^´)>!!!
…突然、貴族が降臨いたしました( ̄ー ̄)。
どうしても知られたくないことは、担任の先生や進路の先生などに親が直接話を通し、配慮をお願いするしかないのかもしれませんね。
小学校の連絡帳も扱いが難しい
プライバシーが守られることを期待できないのは、小学校の連絡帳も同じでした。
そのことについては、「ママ広場」さんに寄稿させていただきました。
息子が小学校に入学したとき、
「何かありましたら、何でも連絡帳で担任にお知らせください。」
と、学校から言われました。
持病があったり、入学式の日も高熱を出していて翌日から入院になったりと、波乱の幕開けだった息子…。
え?オレ…( ̄▽ ̄)…?
そう!あなただよ( `ー´)ノ!
当時は心配しかなくて、体調のことなど、先生にお話しておきたいことが、毎日のようにありました。
先生方は多忙でいらっしゃるので、しょっちゅうお電話などして煩わせるのも申し訳ないと思い、ちょっとした体調のことなどは連絡帳に書いていました。
ところが、3年生になって担任の先生が変わったら、連絡帳をチェックするのは担任の先生ではなく、子ども達の「連絡帳係」さんになったのです!
毎朝、係の子が、クラスの子の連絡帳をチェックし、ハンコをついて(みんなこれがやりたくて、子ども達に人気のある係だったそう…)、保護者から先生に何か書いてあるものだけを先生に渡す、という方式。
私がこのことを知ったのは新学期がはじまってからだいぶ過ぎた頃で、かなりビックリしました(◎_◎;)。
先生の負担軽減のために?「お仕事」として、子ども達に簡単な業務を手伝わせる先生がいらっしゃることは知っていましたが、まさか連絡帳でそれが起きていたとは!
「何でも連絡帳でお知らせください。」
と言われても、これでは、他の子に知られたくない事や、お友達とのトラブル等で先生にご相談したい事などは、連絡帳には書けないと思いました。
…それで、私は、自分の子の秘密要件に関しては、メモ程度でも封をして直接我が子から先生にお渡ししたり、お電話したい旨だけ連絡帳に書いて、先生の都合の良い時間だけ書いて返してもらうなど、子どもを介してやり取りをしても内容が他に漏れないような自衛の対策を取りました。
1、2年の頃は直接先生とのやり取りで何も問題がなかった連絡帳でしたが、3年生にもなると、子ども同士でも、他の子の連絡帳の中をのぞいたりする子も出てきましたし、担任の先生の方針や学年によっても変わってくるようでしたので、注意が必要だと思います。
ある年などは、保護者が連絡帳に書いた内容を学級通信に載せてしまった先生もいらっしゃいました。
内容的には載せてもいいような「良い話」でしたし、先生もその保護者の方には了承を取ったはずですが、私はものすごく抵抗があり、連絡帳には事務連絡以外何も書くまい、と決心した出来事となりました。
今の小学校の連絡帳事情はよくわかりませんが、連絡帳が使われているという小学校では、年度初めにでも連絡帳の扱い方を確認しておいた方が安心かと思います。
お花の妖精的プライバシーの守り方
そんなわけで、娘の受験校も学年みんなの知るところとなり(T_T)、おそらくその親御さんたちにも知れ渡ったと思われ、私は「誰にも会いたくない」期間に突入しました(^_^;)。
スーパーや銀行などの用事も、必要最低限、しかもできるだけマッハで済ませます。
ま、誰かに会ってしまっていろいろ聞かれたら、その時は、
「朝起きたら声が出なくなっていましたの。頭のお花の花粉にでもやられたのかしら。自分の頭のお花なのにねぇ、ほんと、どうしちゃったのかしら、オホホ( ̄ー ̄)。」
※「ママン」のキャラは、アイコン画像「本の上のカーネーション」から生まれた、頭がお花になっている「マダム的なお花の妖精」なのです。
とでも身振り手振りで煙に巻いて、逃げることにします。
子どもがこれから勝負をかけるというときに、無神経な噂話はダメージでしかありません。
子どものプライバシーは、全力で守りますわよ~( `ー´)ノ!
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