この週末も、テスト勉強に追われるママン家です。
息子の学年末テストは終わりましたが、娘の方が来週なのです。
娘、1人で黙々と闘っております。
今朝は誰も早起きして出かける人がいないから、と、ゆっくり起きて階段を降りると、リビングに何やらうごめく、こんもりとした山。しかも、中からブツブツと声がする……。
ヒィッ:(;゙゚'ω゚'):!
……娘が毛布をかぶって座り、勉強しておりました。
「ビビビ、ビックリするじゃん! 何で毛布かぶってんのよ?」
「だって寒いんだもん。」
「……何時から起きてたの?」
「……6時……。」
……早起きするならするで、言ってくれれば暖房のタイマーをセットしたのに"(-""-)"。っていうか、寒かったら暖房上げなさいよ。
勉強しなければならなときにしないのも心配になるけれど、睡眠不足で寒さの中勉強しているのも、それはそれでうっすら心配になる母。 この子、精神的に参ってはいないだろうか(´Д`)。
かたや、休みとあれば、やることが山積みであっても、なかなか起きてこない息子。
やっと起きてきたと思ったら、ポートフォリオの下書きの文章を考えるのにアドバイスをくれ、などと他力本願。
知らんわ<(`^´)>!
母はね、あなたがまた買ったばかりのセーターに穴をあけたことに怒っているのよ。今シーズン2回目だよね?自分の仕事をわんさか抱えて焦っている母に、セーターを繕うという雑用を増やしたばかりか、このうえもって、まだ要求するの!?
しかも、
「俺の長所って、何だと思う?」
「俺って、何に向いてると思う?」
などという、自分探しの旅みたいな答えにくい質問を!
えぇい、うるさい!
自分探しに他人を巻き込みなさんな<(`^´)>!
彼はバレンタインデーに女の子からチョコレートをもらってですね。話を聞く限りでは思いっきり義理っぽいんですけれども、「いや~、俺はチョコもらっちゃったからねえ」などと、おめでたく喜んでいた単細胞であるからして、おそらくまだ調子こいているんだと思われます。
まったく、おめでたくってため息がでちゃいますけど、いい大人になってから他人を巻き込んで自分探しなんてされたら、そのほうが迷惑ですからね、今のうちに通った方がいい課題なんでしょうね。
夫は夫で、転勤か否か、という問題にいまだおびえる日々でして……。まぁ、転勤は大変なので、どこの家庭でも大問題だとは思いますが、仮にうちが断れば、代わりに誰かが転勤することになるわけで、それを思うと我が家の事情だけを言うわけにもいかないのかな……と思ったり。難しいですね。
それぞれに課題を抱える我が家なのですが、最近読んだ『嫌われる勇気』(今更ですみません)という本の中で、アドラー博士は「課題の分離」という考え方を言っているんですよね。
「勉強する、しない」は、子ども自身の課題。 だから介入しない。
「自分探しの旅」も本人の課題。だから介入しない。
「転勤するか、しないか」も、上司や組織の命令のようでいて、実は、するもしないも自分で選んでいること。
いや~、理論的には納得できますが、運命共同体みたいな側面がある家族関係においては、なかなかそこまで割り切るのは難しいんじゃないでしょうかね(^_^;)。
アドラー博士は、承認欲求についても、容赦ありません。
われわれは、「他者の期待を満たすために生きているのではない」のです。
他人もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。相手が自分の思うとおりに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。
はい、そうですね。
娘の勉強ぶりが鬼気迫っていようと、何も心配しません。
息子が自分探しで右往左往していても、何も助言しません。
夫が転勤しようがしまいが、知ったこっちゃぁありまへん。
「他人の課題」 ですからね。
「他人の承認」を求めるということは、「他人の人生を生きる」ことになってしまいますからね。
人は「自分の人生」を生きるべきなんですよね。
( ̄ー ̄)
( ̄ー ̄)
( ̄ー ̄)
え~、いや~、無理でしょ~(笑)。
他人って言ったって、家族だもの。別個の人格は尊重しますけどね。
あくまで相手が家族という場合に限ってですけど、私は、がんばっても「必用以上の介入をしない。」程度までしかできないと思います(T_T)。 今だって、娘をチラ見して発狂していないか様子を伺いつつ、息子の「長所を説明する文章」とやらを考えてますもの(^_^;)。
でも、家族以外の人間関係については、「課題の分離」ができたらラクになるんだろうな、と思います。 アドラー博士によれば、すべての悩みは「対人関係の悩み」だそうですが、人間関係で煩わしいことやモヤッとすることは、いい歳になってもありますもんね"(-""-)"
「他人の課題で悩まないこと」
「他人の課題に自分の心を乱されないこと」
は、私の課題として心にとどめておき、何かイラっとすることがあった時に、思い出せるようにしておこうと思います(^_^;)。