ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

『世界最高の子育て』Part.2

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※この記事は、2018.9.20の記事をリライトしたものです。

 

前回からの続き記事になります。

 

「全米最優秀女子高生」を育てたボーク重子さん。

 

 

子育てには、親の「インターベンション(=介入)」が必要、と述べていらっしゃいますが、では、ボーク重子さんが実際に娘スカイさんの子育てでしてきたインターベンションとは?

 

というところで、前回は終わっていました。

 

www.mamannoshosai.com

 

 

ここで紹介しきれないくらい多くのサポートをエネルギッシュにしてきたボーク重子さんですが、彼女の子育てにおける「介入」である、「パッション」、「スピーチ(プレゼン)」、「協働(コミュニケーション)力」について、もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

 

パッション

 

先日のテレビで、重子さんが、会う人会う人に

 

「What  is  your  passion?」

 

と質問して困らせている?ところを観ました(^_^;)。

 

とにかく彼女が大事にしているのは、パッション。

何が好きか、何をやりたいか、何なら夢中になれるか、ということです。

 

スカイさんは、バレエというパッションを見つけるまでに15の習い事を試したそうです。

 

バレエに落ち着いてからも、自分が求めるメソッドを教わることができるバレエ教室に移りたいとスカイさんが言い出した時には、

 

「片道1時間以内で行けるところを自分で探してきなさい。」

 

と条件を出したのだとか…。

 

そうしたら、スカイさんは、条件ギリギリの片道1時間のところを見つけてきました。

重子さんはそれを受け入れ、ご主人と協力して往復2時間の距離を送迎し、スカイさんも、学校の宿題は行き帰りの車で済ませるなど、最大限の努力をされたそうです。

学校の先生方も驚くほどのがんばりかたで、バレエと学業を両立されたようですよ。

 

ただ、この両立は、スカイさんの努力ももちろんですが、母である重子さんが、

 

「成績がここまで下がったらバレエは休む。」

「夜は12時までには寝る。」

 

などの制約条件をつけていたから成し遂げられた部分も大きかったと思います。

 

また、ボーク家では、習い事をするときには、やめる時期をあらかじめ決めるそうです。

 

「期限が来たとき、まだ続けたいと思うことは、続けることができる。ただし、期限が来るまでは、たとえやめたくなっても、やめることができない。」

 

というルールだったそう。

 

私も、子ども達にスイミングや習字を習わせるとき、何級まで取ったら、とか、2泳法をマスターしたらやめる、というように、目標地点を自分で決めさせていて、そこまでは、やめたいと言ってもやめさせませんでした。

何かを習うということは、楽しいことばかりではないからです。

 

お友達の中には、その日の気分で行ったり行かなかったりが許されていたり、ちょっと泣いて帰って来たからもうやめさせるとか、そういうご家庭もありました。

 

でも私は、始めたからには納得できる終わり方をさせたいと思っていましたし、自分からやりたいと言って始めておきながら、気分で行ったり行かなかったり、すぐにやめたりするのは、先生にも失礼だということなども学ばせたいと考えていました。

習う側と教える側、双方が納得できる習い方、終わり方を目指しました。

習い事をやめた後も良好な人間関係を保てるような終わり方というか…。

 

習い事って、習うことそのものよりも、それを通して自分を律したり、人と良い関係を築くことを学ぶ機会でもあります。

続けるにしても辞めるにしても、誠実にやらないともったいないですよね。

※もちろん、「このまま続けたら、この子が心を病んでしまう!」というような危機感を感じたものについては、即座にやめさせましたが…。

 

 

息子は、中学の部活でやっていた競技は、手首の先天性疾患が悪化してドクターストップがかかるまでは、部活以外にも外部コーチに習いに行っていましたし、娘のバレエも、トゥシューズで1曲ソロ・ヴァリエーションを踊る、という目標に到達するまでは、やめませんでした。

 

納得できる区切りまでは、少々苦しいことがあっても続けるということですね。

親の助けがあるうちに、「やりぬく力」に挑戦させたい。

世の中、途中でやめられることばかりではないですからね。

 

 

重子さんもおっしゃっていますが、子どもがやりたいことをがんばる、続けるということには、親にも責任や努力が伴います。

そのおかげで、親もヘトヘトになりますが_(:3 」∠)_。

 

自分のパッションを見つけ、熱中できるように導いてあげること。

そして、やるからには、学業と両立するなどの条件を守らせつつ、親も協力していくこと。

 

それが重子さんのインターベンション(=介入)でした。

 

f:id:mamannoshosai:20200209141120j:image

バレエへのパッション…

 

スピーチ(プレゼン)

 

ボーク家では、食事時などに、日常的に家族でスピーチをし合うそうです。

その模様がテレビで流れたところを観ましたが、重子さんが確か「香り(匂い)」というようなテーマを出したら、スカイさんがスラスラスラ〜と話し始めたのです。

 

「私は〜の匂いが大好き。〜の匂いを嗅ぐと、〜のとことを思い出す……。スラスラ〜。」

 

という具合に。

 

感心しました。

 

香りと思い出を結びつけて話す、なんていう洒落たスピーチに、私はすぐに惹きつけられたからです。

 

また、「全米最優秀女子高生」を決めるコンテストでは、審査の中に、その場でテーマを与えられ、その場で考え、パッとスピーチをする、という難しいものがありました。

スカイさんはそこでも、生徒会長に立候補するも落選した経験を話し、落選したけど、そこに学びがあったから良かったのだ、というようなことを、淀みなくハキハキと話していました。

 

この能力は、普段の家庭での会話で培われたものに違いありません。

 

 

政治家や、結婚式の挨拶をする偉い方?など、日本人は本当にスピーチが下手ですよね(^_^;)。

長くて、くどくて、要旨がわからない"(-""-)"。

もっと簡潔明瞭に、そしてできればウィットに富みつつ、心に響く話をして欲しいものです。

外国の方はスピーチが上手です。

プレゼンも然り。

聴き方も上手ですよね。

この先、どんな仕事に就くにしろ、英語にしろ日本語にしろ、話す技術は必要だと感じます。

 

重子さんによれば、話す技術は、経験だそうです。

経験を多く積ませるには、日常を過ごす家庭が1番。

 

これもまた、見事なインターベンション(=介入)、足場作りですよね。

 

 

重子さんのおっしゃる「介入」とは、子どものやることにヤイヤイと口を出すことではなくて、子どもの人生に必要になりそうなことの準備を、親も、ある段階まで一緒に取り組む、というようなことなのかな、と思います。

 

   

 

協働(コミュニケーション)力

 

そして、協働する力

 

自分だけで完結して自分だけのルールで生きるのではなく、コミュニティの一員として、答えのない問題をみんなで考えて行ける人が求められている現代。

 

自分がどうこうに終始するのではなく、コミュニティとして、全体としてもっと良くなるために自分はどう振る舞うべきか、ということを考えられる人になっていかないといけないのだそうです。

 

重子さんは、学校外のコミュニティやボランティア、インターンシップなどを通して、協働力に必要な共感力を養うようにしたそうです。

多くの人と触れ合って、自分と違うタイプの人に対しても心を閉ざさない、オープンなマインドを養うというインターベンション(=介入)をされたのですね。

 

もちろん、世界中のみんながみんな、情熱的に生きたり、スピーチが得意であったり、コミュ力に優れていたりする必要はないけれど、これからの世の中に必要とされる人というのは、能力はもちろんのこと、表現力も協働力も備えている人なのだと感じました。

 

   

 

ネガティブマインドの扱い方

 

重子さんもスカイさんも、日常生活では、疲れたり、何もかも嫌になったり、心無い人から嫌味を言われたり、意地悪されたり、誤解されたり、嫉妬されて離れていかれたり……、そういうことはたくさんあるのだろうと思います。

 

でも、そんなことで自分のマインドをかき乱されたりしない、もしくは、かき乱されても、ごく短い時間でもとの安定した精神状態に戻る術を知っている……そんな高みにいるのではないか、と感じるんですよね。

そうでないと、こんな輝かしい結果は残せないと思うのです。

 

輝いている人というのは、成功したから、幸せだから輝いているのではなくて、初めから良いマインドを保っていたからこそ、良い結果を引き寄せるのでしょうね。

 

 

なんだか……疲れた疲れた言ってる自分が、すごくくすんでるように感じる…_| ̄|○…。

 

私もイライラやヘトヘトに振り回されず、ネガティブマインドに飲みこまれないで、機嫌よく洗練された生き方がしたいものです…。

朝、アラームに起こされた瞬間からイラッとしてるくらいですから、難しいですけどもね~…_(:3 」∠)_…。

 

とにかく、「全米最優秀女子高生」を育てたお母さんは、ものすごくエネルギッシュで前向きで、子育てに労を厭わない、スピーチがお上手な方でした(*'▽')。

 

そのエネルギーがどこから来るか知りたい(^_^;)。

 

 

まだまだご紹介したいことがたくさんあった本でしたが、とても書ききれません。

 

でも、インターベンション(=介入)という言葉を知って、まだまだ母としては引退できないんだなぁ、と思いました(◎_◎;)。

 

 

 まずは、私自身のパッションを枯らさないようにしないといけませんわね(−_−;)。

 

 

……と、いうことで、この本についての感想は、これで終わりにします。

長きにわたりお付き合いいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>。

 

 

 

が、実は重子さんの著書をもう1冊、今読んでいまして、その本も興味深いのです。

 

 

主に、「子どもを成功に導く親のタイプ」と「SMARTゴール」という子育て(ビジネス)ツールについて書かれているのですが、私が興味を持っているのは、最後の「元気泥棒に気をつけて」という章です。

「成功」云々には、さほど興味がありません(^_^;)。「子ども達には納得のいく人生を歩んでほしい」とは願っていますが。

 

「元気泥棒に気をつけて」という章には、

 

自分から元気を奪う「元気泥棒」さんからは、距離を置いていい

 

というようなことが書いてあります。

 

あら、そうなの~?

それは助かるわ(*゚▽゚*)!

 

重子さんのようなポジティブマインドを保つことが最大の課題と思われる私(すぐエネルギーが枯渇する)には、学ぶことがたくさんある本です。

そして、スッと気が楽になることが書いてあります。

 

私はボーク重子さんの回し者ではありませんが(^_^;)、このシリーズ、あと1回、お付き合いくださいませ(^▽^;)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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