学年末テストが終わり、答案が返却されています。
3年生の息子の方は、これまでより少し落ちるけれども、ほぼ対策無しで受けたわりには大きな崩れ無く終えることができました。
難易度は低めだったのかな。
ただ、相変わらずケアレスミスをチラホラやってしまい、そんな自分にがっかりしている様子でした。
もう、くよくよしてもしょうがない。
ケアレスミスによる失点は、ゼロでなくていいから、限りなく少なくするように努力しよう、と励ましました。ダメージは最小限に。ベストよりベターを目指す(苦笑)!
一方、娘は、結構頑張って勉強したのに、国語でチョコチョコ引かれてしまいました。私に点数を報告するときは平静を装っていましたが、一緒に見直しをしているうちに、突如立ち上がってトイレへ……。
そして、トイレから出ると、何故か冷蔵庫をあさりに行き、なかなか戻ってきません。
「ねぇ~、見直し、途中なんだけど。」
と、私が声をかけると、冷蔵庫の中をのぞいたまま、
「お腹すいてるから。」
と答えました。
……が、その声は、涙声でした。
……なんだ、泣いてるのか。
泣いているのを悟られたくなくて、冷蔵庫に顔を突っ込んだまま、なかなか戻ってこないんだ。
「あ、そう?じゃあ、なんか食べてから再開しよっかー?アイスあるよ。」
「……うん……。」
……しばらくして、アイスを食べたら落ち着いたのか(笑)、戻ってきました。
何事もなかったかのように(何も聞かず、目が赤いことにも触れずに)、ああでもないこうでもないと間違えたところを見直しているうちに、
「ん?これは、採点ミスでは?」
というところを発見しました。
私が思った答えは、娘が書いて✖になったものと同じ。息子に聞いても、やはり同じ。
でも、正答表は渡されなかったとのことで、正解がわかりませんでした。
結局、次の日、娘に質問に行かせました。先生に確認すると、やはり採点ミスだったらしく、〇がついて返ってきました。
他の教科に比べて、好きなわりには点数に結び付かないと悩んでいる、娘の国語。
今回は過去最低の点数を取ってしまったと思って流した、悔し涙。
採点ミスが訂正されて点数が返ってきたら、娘に少し笑顔が戻りました。
ホッとしたのでしょう。
この先生、2学期の通知票でもミスがあって訂正してもらったばかりだというのに……。ミスは誰にでもあるけれど、ちょっとたるんでやいませんか???
1点を失って悔し涙を流す生徒もいるんです。子どもの頑張りにもっと敬意を表して、心して採点していただきたい!答案にお茶をこぼすなんて、もってのほかですよ!
と、内心憤慨している私です。
ま、それはさておき……。
今回の定期テストでは、娘の内に秘めた負けず嫌いを発見しました(笑)。
あまり表に出ないけれど、悔しいと思う気持ちがあるんだね?
いいぞ、娘!
その負けず嫌い、いいと思うよ!
オリンピックのメダリストだって、あの栄光をつかむまでには、何度も何度も悔し涙を流したはず。冷蔵庫に顔を突っ込んでいたかどうかはわからないけれど(笑)。
悔しいという気持ちが、あなたを伸ばす。
がんばれ、娘!