ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

高校の雰囲気を塾で知っておく

スポンサーリンク

今日は朝から、息子を模試の会場に送り、一旦帰宅して、娘を習い事に送り、習い事の終わりを待ちながらスーパーで買い物を済ませ、娘が終わったらそのまま息子を模試の会場まで迎えに行くというハードスケジュールデー。

 

模試の会場から帰宅しながら、移動の車で軽い昼食を取らせました。これからすぐに夕飯の支度、そして、早めの夕飯を息子に食べさせて塾へ送り出します。

 

その後、娘に食べさせて、夜は塾へ息子を迎えに行くのです。ここまでワンオペ。(今週末、夫は終日仕事です)。疲れた……。

 

 

そんなこんなで余裕もなく、鬼ママンとなりながら息子を模試に送る途中で、珍しく息子から口を開きました。

 

 

「やっぱりさあ、塾に入って良かったと思うんだよね。」

 

「ハードだけどさあ、今の中学校しか知らないで高校に入ったら、スピードとか、量とか、周りがみんな自分よりできるっていう状況とかに心が折れたと思う……。」

 

と。

 

確かに塾は宿題の量も半端なく、この間1つ上のクラスへ上がったら、さらにスピードアップしたようで、塾の問題集を見てみると、結構間違えています(間違えなくなる日は来るのか?)。ついていくのに必死、という状態です。

 

学校も行事行事でまだ解放されないし、テストや模試には追いたてられるしで、親子ともども疲れてしまい、この先も続けられるかなあ、と、少し弱気になっていた私でした。

 

でも、息子は、私よりはいくらか前向き(現状をわかっていないだけかもしれませんが)。

 

今はアップアップしていても、志望校が同じような子が集まっている塾なので、顔ぶれや、周りの出来具合は、高校進学後もほぼ一緒になると思われます。

 

新しいことがいっぱい、というだけで心身のバランスを崩しやすい高校のスタートダッシュ時に、慣れていることが1つでもあると、乗り切りやすい。

 

というようなことを息子は言っていました。

 

そうか、気づいたか、息子くんよ……。

今の塾の顔ぶれが進学先でも多く居るだろうということに。そして、今の塾では、あなたの志望校とほぼ同じスピードで授業が進んでいるということに。

 

それらは今から慣れておくに越したことは無いよね。

 

悩んで悩んで塾に入れたのは、豊富な演習と、志を同じくする仲間作りが大きな理由でした。まだ仲間作りとまではいかないながらも、見知った顔が出来始めたのか、高校進学後のイメージがわいてきているのだと思います。

 

それだけでも塾に入れたメリットだったとすれば、しんどい今をなんとか乗り切り、続ける価値があるのでしょう。

 

肝心の勉強は、速いスピードで進むので、あとで復習が必須なのですが、今、学校が文化祭前で忙しすぎて復習がなかなか出来ません……。

今日の模試でも、数学で、塾で先週やった問題と似たようなのが出たのに、復習の時間を取れていなかったので、途中までしか出てこなかったそうで、とても悔しがっていました。

 

塾での勉強の効果を出すには、やっぱり復習が大事なので、学校の行事や生徒会の忙しさから解放されないうちは、効果を実感できるところまでいかないのかもしれません。

 

今は、塾で高校の雰囲気をイメージしつつ、自分よりできる子(たーくさんいるけど)を目標にかかげ、必死についていくしかありませんね……。

 

 塾では、県大会(高校入試)を突破するのが最終目標ではなく、全国大会(大学入試)を突破するための学力をつけていかなければならないとして、全国の中高一貫校はもっと速く進んでいるとハッパをかけているらしいです。

 

高校でもおそらくそんなことを言われながら勉強を頑張る日々になるのでしょうから、高校受験の今の段階から、全国も視野に入れつつ、県大会を確実に突破する、そんな意識を持たせてくれるのも、塾の役割なのかなと思っています(このへんの公立中にそれを求めるのは難しいので)。

 

せっかく入ったのだから(大枚はたいているのだし)、なんとかついて行って成果をあげてほしいところです。

 

 

息子が学校のもろもろから解放されるのは11月半ば……。もう願書を書く時期ですよ……。

本来は学校がメインで、塾はサブのはずなのですが、学校があまりにのんびりなので、

「早く解放してほしい……。早くまともに受検勉強させてほしい……。」

と思ってしまいます。

 

文化祭の感動体験も生徒会の経験も大事だけれど、もう少し早く終わるように日程を組んでほしいと思うのは、私だけでしょうか(苦笑)?

 

今日の模試は過去問すら手をつけられずにノー勉で臨み、あまりかんばしくなかった様子。次の模試のときはすべて引退しているから、少しは勉強して臨めることを期待するしかありません。

 

 

時間は待ってくれません。

疲れをひきずり、溜息をつきながらも、今日も塾へ行く支度をする息子と母です……。

 

これまでに受験を乗り越えてきたご家庭は、みなさん、きっとそれぞれにしんどい時期があり、親子でそれを乗り越えてきたのですよね。

今、そのしんどさを自分が経験していて、乗り越えた方々のすごさがわかるというか、尊敬の念がわいてきます。

 

 

ここへきて、改めて受験というものについて、学校の在り方、塾の役割、家庭ではどんな準備をし環境を整えるか、などなど、いろいろと考えさせられている今日この頃です。

 

 

スポンサーリンク