ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

子どもの教科書を見てみたら

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うちの中学生が期末テストの勉強中です。

 

部活が停止になるはずの期間も、別の用事で残されたり、あるいは、そんなときでもないと行けないので病院へ行ったりして、平日はあまり時間が取れず……。

なので、土日は貴重!ということで、頑張る息子の何か役に立てないかなと思い、確定申告も自分の仕事もいったん脇に置いて(現実逃避とも言う)、子どもの教科書を開いてみました。

 

いちばん近いところにあったから、と、数学を手に取ったのがまず間違いでした(苦笑)。

 

三角形の合同を証明するのに、いちいち

「仮定」

とか書きましたっけ?

「仮定」って、何(笑)?

私たちのころは、いきなり証明に入ったような気がするのですが……。

いや、私が忘れただけか……?

 

 

気を取り直して……今度は理科。

 

「オームの法則」

 

うーん……。ナウシカに出てくるやつ?

思考停止。

あとでやろう。

 

 

よし、歴史はわかるか?

 

「大政奉還」「明治維新」。

あー、嫌なとこだー。

明治の始まりのとこね。私が中学生のとき、年度末に急いで駆け足で授業されて、あやふやなまま終わって苦手を克服できなかったとこよ(言い訳)。

 

実技教科も見ておかないとね……。

 

さすがに家庭科はわかるっしょ。

 

「ミシン」の使い方……。

ボビン……ボビンとは何であったか(遠い目)……。

 

 

ここまできて、自分にできることはないと判断し、ご飯を作ることに徹しようとキッチンへ向かったのでした(笑)。

 

 

いやー、なんというか、もはや気力がわかないというか……こんなの全部覚えるなんて、中学生って偉いですね。

脳みそもまだ柔らかいから、覚えようと思ったら覚えられるんでしょうね。

若いって、素敵(笑)。

 

私のようなアラフォーになると、短期記憶がもう壊滅的というか(子どもの頃のことは覚えてるけど、10分前のことが思い出せないという)。

 

 

子どもの教科書を開いてみると、今の自分では思考停止に陥るようなことをやってるんだなと思います。

 

でも、息子は、私が

「さっぱりわかんない。数学大きらい!」

などと言うと、なんだか嬉しそうです。

普段威張っている親が、自分よりわからないことがあるのが嬉しいのでしょう(笑)。

悔しいですが、それでやる気を出してくれるなら本望というもの(笑)。

 

 

親の声がけも、

「やったのー?」

とか、

「やっときなさいよー!」

で終わってしまうと、子どもに孤独な旅をさせることになるんだなと思いました。

 

教えてやることはできなくても、子どもよりわからなくても、一緒に教科書を見て、一緒に考えてみることで、子どもはやる気を出すんじゃないかなと思います。

「教えて。」

と言うと、まんざらでもなさそうに教えてくれますし、教えようとすることで、子どもの理解も、より深まります。

 

子どもが勉強していることに親が興味を持つって、大事なことですね。

私の場合は、理数系にはまったく興味が持てませんが(苦笑)、せめて今何を習っているのかということくらいは、関心を持っていたいと思います。

 

 

娘の方は、小学校卒業と同時に、「音読」生活も終了見込みです。

1年生の、

「おむすびころりん、すっとんとん」

の頃から、よく聴いたな~と感慨深いです。

頭痛がしているときに、

「すっとんとん!」

を大音量で連呼されるのは流石にキツかった、とか、いろんな思い出があります(笑)。

 

高校生になったらもう親の出る幕はないでしょうが、せめて中学生くらいまでは、できる限り、子どもの勉強に伴走してやりたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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