気が重くてしかたなかった三者面談が終わりました。
景気づけに、お高いアイス(ハーゲンダッツの「ほうじ茶ラテ」)を食べて行って来ました(笑)。
結論から言うと、息子も娘も、評定は1学期と変わらず、でした。下がってもいないけど上がってもいない(苦笑)。
まあ、息子の方は、期末の順位は、案の定下がってましたが、出願に必要な評定はクリアできましたので、良しとしました。
予想外でビックリしたのは、私立の願書を提出する時、プライバシーが皆無だったこと。
私はてっきり、担任の先生とお話して通知票を受け取り、そこで願書を提出して終わり、という流れだと思っていました。
ところが実際は、担任の先生とのお話と通知票を受け取るところまでは予想どおりでしたが、そのあとの願書提出は、別室へ移動して、そこに待機している先生の指示に従って提出して帰る、というものでした。
願書提出の部屋へ移動してみると、面談終わりの親子が何組か居て、先生にいろいろ聞きながら写真を貼ったりしていました。
当然、そこにいる人たち同士では、お互いの願書が丸見え。
誰がどこを受けるかという話は、子どもたち同士ですでに広まっていたりしますが、願書はもっと密やかに、担任の先生とだけのやり取りだと思っていたので、この段階ですでにビックリでした。
私の高校受験の時は、地元校ではなく、地方から若干都会の高校を受けたので、受かるまで自分の受験校を誰にも知られたくなかったし、自分からは言いませんでした。先生方も、事前にみんなに知られないように、そのあたりは気を使ってくれていたように思います。
でも、今はオープンなのか、願書丸見え状態で写真を貼ったりし、先生のチェックを受けるときも、先生自ら
「〇〇くんは、〇〇高校だね?!」
などと声も高らかに宣言してくれちゃいまして、
「いやいや、ちょっと、先生、声をもう少し低くお願いします(汗)!」
という感じでした。
そして、提出された願書は受験校別に平積みされており、自分の前に出した人の願書が、やっぱり丸見え。
学校への願書提出って、こんなに、開けっ広げなものでしたっけ?!
なんだか唖然としたまま、その部屋を後にしました。
まあ、その部屋に居合わせた親子たちは、それぞれ自分の(自分の子の)願書に間違いがないか、写真をうまく貼れるかに集中していて、人のことなんて気にしていなかったかもしれませんが、私は、息子と同じ色の願書(同じ高校とわかる)を持っている子には、いちはやく目が行ってしまいました。
願書提出って、もうちょっと厳粛に、密やかにやるものじゃないの(苦笑)?!
書くときはとても緊張して、
「間違えてはならない!」
と、息を止めて書いたり押印したりしたのに、提出時があんな流れ作業とは……。
公立優勢のこの地域では、公立を第一志望にしている子がほとんどなので、公立の願書提出の時は、今回の私立より、もっとピリピリするはずです。
その時も、こんな流れ作業&丸見え方式でやるのかしら……。
いやいやいや、ないわ~(汗)!
もうちょっと密やかにやってもらわないと、困るわ~(汗)!!!
そして、廊下ですれ違う親御さんたちの間では、
「あらこんにちは~。〇〇くんは、どこ受けるの~?評定、いいでしょ~?」
「△△ちゃんこそ、どちらを~?おできになるから、◇◇高校なんじゃな~い?」
などという探り合いがなされていて、
「ヒー、怖いよ~!早くこの場を立ち去りたい~(汗)!」
と、小走りになる私(苦笑)。
そんなこんなで、ドッと気疲れして帰宅となりました。
親もピリピリでしたが、見かけた子どもたちも、願書提出で現実味を帯びてきたのか、不安げな子が多かったように感じました。
うちの子も、昨日の夜、
「最近、落ちたらどうしよう、と思うと、勉強が手につかない。やる気が出ない。当日とんでもないミスをやらかしたり、頭が真っ白になって何も思い出せなかったら……とか考えちゃう。」
と不安な心情をを吐露していました。
やればやるほど不安になる、そんな時期なのでしょうね。
「不安は誰にでもあるよ。それは自然だし、しょうがない。不安を払拭するには、手を動かすしかないよ。これだけ勉強してきたっていう自信が、当日の自分を信じる気持ちに繋がるから。」
と、子どもに言っているようで、自分に言い聞かせていた私です(苦笑)。
さあ、明日からの冬期講習、風邪をひかないように頑張るのみです!
(冬休みの宿題が、余計じゃ~!)