子どもたちの定期テストが終わり、答案返却も済んで、息子の方は校内順位が出ました。
結果としては、予想していたよりも良い順位だったのですが、それは平常点もプラスしての順位だからです。
おそらく素点だけの順位なら、もっと下がるはず。
高校に入学してからのガイダンスで、先生方が口を揃えて
「校内順位は、ついてしまうものではあるけど、あまり気にしないでください。」
とおっしゃるのはどうしてかな〜?と思っていました。
「むしろ、気にするべきは、自分と志望大学との距離です。」
と、何度も何度も、強調されていました。
息子が言うには、天才肌の子などは、学校の課題は時間の無駄に感じて、提出物をあまり出さなかったりする。でもそれでも実力があるから素点は良い。ただ学校の成績(校内順位や評定)は、平常点が低いので素点のみの順位より下がってしまう……。
天才肌タイプに憧れながら、残念ながらそうではない息子(笑)は、提出物だけは(出来を問わず)根性で出していたようで(笑)、平常点はある程度持っていたのだと思われます……。
そう考えると、高校の校内順位というものは(うちの子の高校に限って言えば、ですけど)、平常点の存在によって素点のみの順位とはまた違った結果になるのだから、確かに中学校のときほど気にしなくていいのかも……と思いました。
受験を経て入学している高校は、みんな学力が似たり寄ったりなので、クラスメイトと比べて数点を勝った負けたと競ったところであまり意味がないし、平常点込みの順位なら、なおさらですもんね。
(まぁ、平常点込みの点数をもとにつけられる評定は、推薦の可能性も考えると取っておきたいところなんですが)。
そういえば、自分が高校の時の校内順位も、平常点込みの点数でつけられていました。
「素点のみの順位って出ないのかなぁ……?
……ホントに出たら困るけど……。」
と思っていた記憶があります(苦笑)。
中学校の校内順位は、素点のみで順位がつけられています。そして、だいたいこのぐらいの位置にいる子は、だいたいこのあたりの高校を受ける、ということがザックリながら決まってくるので、校内のどの位置にいるのかということは、ある程度参考になります。素点プラス平常点でつけられる評定も、内申のために後から重要になってはくるのですけどね。
娘の今回の期末テストの順位はまだ出ていません。近々三者面談があるので、その時に通知表と一緒に渡されるか、その前に個票だけ渡されるか、だと思います。
でも娘は、期末テストの校内順位よりも、この間受けた英検の合否の方が気になっているようです。
自信が無いので(苦笑)。
息子も、今回の校内順位より、模試の結果やGTECのスコアのほうが気になるようです。自信がないのでね(苦笑)。
母としては、順位は参考程度くらいにとらえればいいから、むしろ、その後の復習をガッチリやってくれ!と思います。
模試は復習してこそ伸びる、とさんざん言われているのに、どうしても時間が無いので、受けっぱなしになりがちなのです……。
気にするべきは、同級生の誰に何点勝ったとか負けたとかではなくて、自分と志望校との距離。
高校の先生がガイダンスでおっしゃっていたことは本当だなあと、今頃納得した次第です。
夏休みも、忙しそうな予感です。
息子→高校の課外、部活、フィールドワーク(地方創生のためのなんちゃらかんちゃら……)、手首の定期検診(医大)、塾の夏期講習、オープンキャンパス(学校が1年生全員を某国立大学に強制的に連れて行くもの)、学校の課題、課題、課題……。
娘→学校の課題、部活、文化祭に向けての作品作り高校の文化祭見学、バレエ、バレエ、バレエ……。
父→仕事、仕事、時々送迎、仕事、仕事、仕事……。
母→ご飯作り、仕事、衣装係、送迎、送迎、送迎……。
家族全員の予定が揃って空いてる日なんて、ありません。お盆くらいでしょうか(苦笑)。
北国の短い夏休みなのにこんなに忙しいのだから、何か大それた目標を持ったところで、多分、オーバーワークです。
子どもたちには、せめて今回のテストの順位をきっかけにして、自分と志望校との距離を正確に見極め、今から何をして行ったらその距離を詰めて行くことができるのか、そのことだけは意識して夏休みを過ごしてもらいたいと思います。
そして、何か1歩でも踏み出せたら御の字。
あぁ、でも、帰省や旅行は無理でも、やっぱり家族で夏を楽しんだりもしたい。今年の夏は今年しか無いから。
花火くらいは見たいものだねぇ(我が家の2階からは、地元の花火大会の大きな花火がバッチリ見えます)。
ベランダで「た〜まや〜!」言いますか!
ちっさな家族イベントだなぁ……(−_−;)