ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

進め、進め

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最近の実力テストでふるわず、周囲の伸びを目の当たりにして落ち込んでしまった息子。

 

週末は塾だったので、

「塾の先生に相談してごらん。」

と言って送り出しました。

 

塾の終わりに迎えに行き、帰りの車中で聞いてみたところ、塾の先生からは、

 

「テストのたびに成績の上がり下がりはあるものだし、そのテストの平均点の上がり下がりと連動して自分も上がり下がりしているのなら全く問題ない。」

と言われたとのこと。そして、

「学校の実力テストよりも、〇〇テスト(この地域の外部模試)で何点取れるかが勝負だから。」

とも言われたそうです。

息子は、〇〇テストのほうでは、今回の実力テストほどには下がっていないので、そこで少しホッとしたようです。

そして、

「危なそうな奴には声をかけているし、〇〇(息子)のことは心配していない。焦らないで、何を間違えたか、分析と対策をしっかりやろう。」

と言ってもらえたことで落ち着いたのか、

帰りの車では、落ち込みマンから、もとの息子に戻っていました。

 

塾の先生に言われたことは、私が言ったこととも被るところがあるのですが、私が言っても響かなかったのに(怒)、塾の先生から言われたらすんなり受け入れられるということは、先生を信頼しているんだな、と思いました。

 

塾の先生がそんな存在であってくださることが、素直にありがたいです。

 

 

「ケアレスミスでかなり失点するのは、どうしたらいいですかね。」

とも聞いてみたようです。それに対しては、

「時間が足りなかったり、いい点数を取ろうと気負ったりして焦るとやらかす。だから、焦らないようにするにはどうしたらいいか考えてみて。」

と言われたそう。

焦らないようにするにはどうすればいいか……時間配分をうまくすることと、気負いを無くすことに注力する、ということくらいしか思い浮かびませんが、

「じゃあ、気負いを無くすには、どうすればいいんだろう?

と考えている息子です。

やっぱり、これ以上できないというほど勉強して、悔いなく臨むことでしか、気負いは無くせないんじゃないだろうか……。

 

 

いずれにしても、今日明日どうこうできることではないような(苦笑)。

 

ケアレスミスは今すぐ無くしたいんですけど……。

そう思ってかれこれ3年経つんですけど……(涙)。

努力が実を結ぶのは、いったいいつなのか……。

 

 

塾の先生が、

「自分の集中できる時間内で、最高速度でやれ‼それをやってる奴がバケモノ(急激な伸びや、高得点キープを見せる受験生)って言われてる奴だ!」

などとおっしゃるそうで、昨日も生徒会で19時過ぎに帰宅した息子は、そこから夕飯までの30分足らずの間に、「最高速度」でワークを3ページやってました(笑)。苦手の国語のワークだったので、理科や数学ならもっと進めたと言っていましたが、塾の先生の煽りトークに、素直に影響されている男子(笑)。

「最高速度」を出しているとき、

「ヌォー!」

とか吠えてしまうのがまた、実に男子っぽい(笑)(笑)(笑)。

 

とにかく、吠えようが何しようが、やるしかない、進むしかない、です。

 

 武者小路実篤の詩に、「進め、進め」というものがありますね。

 

武者小路実篤詩集 (新潮文庫)

武者小路実篤詩集 (新潮文庫)

 

 とても励まされるので、ちょっと長くなりますが、ご紹介します。

 

「進め、進め」

 

自分たちは後悔なんかしていられない、

したいことが多すぎる

進め、進め。

 

麦が出来そこなった!

それもいいだろう

あとの為になる

進め、進め。

 

人がぬけました

仕方ない

更にいゝ人が入るだろう、

進め、進め。

 

何をしたらいゝのかわからない!

しなければなららいことを

片っぱしからしろ、忠実に。

進め、進め!

 

こんな生き方でもいゝのか。

いゝのだ。

一歩でも一寸でも、信じる道を

進め、進め。

 

神がよしとした道は

まちがいのない道だ

進め、進め。

 

兄弟姉妹の

幸福を祈って

進め、進め。

 

つい足をすべらした、かまわない

過ちを再びするな

進め、進め。

 

後悔なんかしていられない、

したいことが多すぎる

進め、進め。

 

受験生を持つ家庭としては最近失速気味の我が家に、

「くよくよ悩んでる暇があったら、目の前にあることを片っぱしからやれ!」

と、喝を入れてくれる詩です。

 

昔、心が弱っている状態で読んだら、

「進まないといけませんか?私、休みたいです……。」

と、受け入れられなかった詩なのですが(苦笑)、不思議と今は、すんなりと心に入って来ます。

 

とにかく、悩みながらでも立ち止まっていられない受験の時期なので、どうせ悩むなら、進みながら悩もうというか(笑)、まずは今日も一歩進もう、そうしたら何か光が見えてくる、という、強い気持ちにしてくれました。

 

 

最近、入試にまつわる事務手続きの説明会があり、願書の実物を目にして、日程や手続きの複雑さに頭から煙が出るようです(苦笑)。

 

これ、全部間違えずにできるのかな(汗)。

 

子どものことに気をもみながら、自分も、書類や手続き関係で何かやらかしてしまわないかと、不安になります。

 

伸び悩みに直面して焦ったり、事務手続きが現実味を帯びてきたりで、

「ああ、いよいよ迫ってきたな。」

と実感せざるを得ない今日この頃です。

 

私立まで、あと2ヶ月。

進め、進め。

 

 

 

 

 

 

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