ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

久々の成功体験 ~数学の喜び~

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先日の学校の授業で、数学の先生が、ちょっとしたチャレンジ問題を出して、

「この問題を解けた人は、私がこの中学校に赴任してからいまだに1人もいません。今年度も、他のクラスでもまだ解けた人は出ていません。」

と、おっしゃったそうです。

 

生徒を乗せるのが上手な先生ですね(笑)。

 

授業中に、クラスみんなであれこれ考えたそうですが、少しは近づいたものの正解までは行き着かなかったそうです。そして、

 

「でも、ここまで近づいたのはこのクラスが初めてです。」

 

という先生の言葉に、すっかり気を良くして、その気になった息子(笑)。

 

解説しようとする先生を阻止して、次の日の授業まで考えたいということにしてきたそうで、帰宅後、猛然と数学に取り組み始めた息子でした。

 

勉強でこんなにやる気を出しているのを見たのは何ヵ月ぶりだろう?と思い、嬉しく見守りました。

 

しかし、どうも糸口から先へ進めないようで、家にある参考書をひっくり返したりしてヒントを探しています。

 

助けてやりたかったけれど、数学とは決別する人生を選んでから20年以上経っている私(笑)、まったく役に立ってやることができません。

 

夫が帰宅してから、夫にもその問題を教えると、数学は得意だった自負を持つ夫、どれどれ、と解き始めたのですが、彼もまた、脳みそが錆び付き出してから何年も経過しており、悪戦苦闘(笑)。

 

今更引っ込みがつかなくなった中年二人も参加して、夕飯もそこそこに夜中まで数学に取り組みました(娘は自分の中間テストの勉強があるので、自分以外の3人の奮闘を横目で見ながら自分のことに集中)。

でも息子は、あくまで自分の力で解きたかったようで、

「もしわかっても言わないで。」

と言っていました(なかなか根性あるじゃん!)

 

そして、息子が、

「もしかして、こうじゃないか?」

と、解法を思い付いて計算したところまで到達したのですが、朦朧としてきたので、あとは朝に整理するということにして寝ました。寝てる間に脳みそが整理されることを期待して。

 

私と夫は、もう頭痛はするし目はショボショボするしでボロボロでしたが、息子が寝てから1時間ほど頑張りました。そして、夫が正解の1歩手前あたりまで到達して失速(笑)。やはり朝に持ち越すことにしました。

 

そして翌朝。

いくらかスッキリした頭で昨夜の計算の跡を眺めていた息子と夫でしたが、ついに

「あーわかった‼……かもしれない……!」

と、正解(?)までたどり着きました。

 

もう居てもたってもいられない息子、早く学校へ行って先生に確かめたいと、久々に朝からテンション高く登校して行きました。

 

 

 

帰宅後、嬉しそうに、

「あれで正解だった‼この学校では1番乗りだって!」

と、自信を持った様子。

通信教材でいくらか先取り学習をしていたので、その知識も役にたったようです。

 

難しい問題に一晩かけて取り組み、正解に辿り着いたことは、彼の数学に対する自信につながり、いい経験をさせてもらったなと思いました。夫と私は、自分の衰えを痛感することになりましたが(苦笑)。

 

他の教科にも、今回の数学で見せたような情熱と根気を持って当たれば、もう少しできるようになるだろうに、と思うのですが、本人曰く、

「それは無理!」

だそう……(苦笑)。

 

でも、このところずーっと機嫌が悪かった息子の、生き生きと嬉しそうにしているところを久々に見られて、とても嬉しかったです。

 

「できた!」「解けた!」「勝った!」「やった!」

という成功体験が、このごろかなり不足していたのかな、と思いました。部活でも負けがこんでいましたし、ほかにも色々と、彼の努力に対して報いが少ないことが続いていたので……。

 

これで今回の数学も解けないまま敗北感いっぱいで終わっていたら、と思うとゾッとします。なんとか解けて、自信になって、本当に良かったと思います。

 

「頑張れば解けそうな難問」

という、ちょうどいいハードルに挑戦させてくださった数学の先生に感謝です。