ここ最近、街の樹々が紅葉し始めました。
どんどん秋が深まっていますね。
秋の深まりとともに、ぽやんちゃんの受験準備も忙しくなってきました。
出願時の主体性作文について
ぽやんちゃんの受験準備状況
1.共通テストの出願…済
2.受験時のホテル予約…済
3.大学生協(住まい探し資料を含む)の資料請求…進行中
4.出願時の主体性作文…「箇条書きで要素を書き出す」まで済
5.出願用写真…撮影日を相談中
こんなところでしょうかねぇ…。
4.の「出願時の主体性作文」とは、出願の時に「高校時代に主体的に取り組んだこと」や「大学で学びたいこと」などを、300字とか500字とかの短い作文の形で課されるものです。「多様性」や「他人と協働すること」などについて問われることもあります。
(もうそろそろこのテーマも飽きてきましたが…と、3年連続大学受験生の母をしているママンは思う…)
大学によって、課したり課さなかったり、いろいろですが、刹那君の時は、受けたうちの2校が、出願時のこの作文を課す大学でした。
これは、かつて大学入試改革の1つとして導入されると散々騒がれて結局頓挫した「ポートフォリオ」の代替の意味合いで求められているのではないかと思うのですが、「試験として」ではなく、「出願書類の1つとして」作文を提出しないといけないというのは、その時に書こうとすると、結構な負担なんですよね。
受験生にしてみたら、
「作文書いてる時間なんかないわ( `ー´)ノ!」
という時期ですから…。
「合否には関係しない」という注意書きがあっても、「じゃぁ、なんで書かせる?」という話になりますし、課されている以上、適当には書けないわけですから、それなりに時間がかかります。
刹那君は頭から煙を出して、
「この時間がねぇ時によ~<`~´>!」
と、プンスカ怒りながら書いていましたよ。
(募集要項が出るのは11月ごろですから、すぐ確認したとしても、秋の模試地獄から共通テストのあたりにかけて作文を用意しないといけなくなります。勉強と並行して作文を仕上げる受験生は、大変ですよね)
その経験を活かして、ぽやんちゃんのときは、志望校の中に、出願時に作文を課す大学はないか、よーく募集要項をチェックして、必要なら早めにコツコツ準備しておこうと思ってきました。
学校でも、一応ポートフォリオ的なものは作っているようですが、自分の長所と短所、部活動その他の活動実績などを簡単にまとめる程度のもののようなので、作文の形にするのは、自己責任なのかなぁと思っています。
(刹那君の時も、高校からも予備校からも、特に何の指導もありませんでした。「出願時の作文?希望するなら添削しますけど」くらいのスタンスなんじゃないかと思います)
長所と短所とは?
ぽやんちゃんが学校で長所と短所を書いてきたと聞いて、思い出したことがあります。
私が小学校3年生の4月の思い出です。
クラス替えをしたばかりで、みんな新しいクラスにも先生にもあまり慣れていない新学期、一人ひとりが自分の長所と短所をカードに書いて、隣の人と見せ合い、その後、全員に向けて発表し合うという授業がありました。
その時、私の隣の席になっていたのは、初めて同じクラスになった、クールな女の子でした。
話しかけても、答えはすべて単語で返ってくる感じで、女子女子していない感じがカッコいいと感じていました。
…自分の長所と短所を書く時間が終わり、隣のクール女子と交換して見せ合う時間が来たときのことです。
小3ママンは、少し緊張しながらカードを交換しました。
そして、クール女子のカードを見ると、
長所…耳
短所…はな
と、書いてありました。
ಠ_ಠ
おぉん?
耳…。
良いところ=耳 ?
「…あのさ、長所が耳って、…よく聞こえるってこと?」
と尋ねると、すました顔で、
「そうだけど( ̄ー ̄)?」
と、何か問題でも?とでも言いたげなお返事。
ಠ_ಠ
うぅーむ。
そうきたか。
…でも、長所って、そういうことだっけ?
「じゃぁ、短所のはなっていうのは?」
と聞くと、
「いつも詰まってて、あんまり匂いがわかんないんだよね。」
と…。
「…あ、はなって…鼻のことね…。」
「うん。鼻が悪いの( ̄ー ̄)。」
耳が良くて、鼻が悪いクール女子、と…
φ(`д´)メモメモ...。
なんとなくスッキリしない気持ちを抱えたまま、残りの時間をやり過ごしたことを覚えています(^_^;)。
長所と短所。
良いところと悪いところ。
そう言われると、「良いところと悪いところ」って、確かに漠然とした問われ方ではありますね(^_^;)。
でも、長所と短所のことを「長いところと短いところ」だと思っていた、という笑い話?は聞いたことがありますが、「良いところと悪いところ」を体の機能に限定する人に会ったのは、後にも先にも、このときだけでした(^_^;)。
なんというか…いろいろとツッコミどころが満載なのにもかかわらず、その子の超然とした態度に圧倒されて、二の句が継げない小3のママンでありました。
その子のクールでサッパリしたところは、すがすがしくて好きでしたけどね(笑)。
長所と短所…なかなか奥の深い質問かもしれませんねぇ。
…何の話でしたっけ?
あ、そうそう、出願時の作文のことも考え始めなきゃ、っていうことでした。
ぽやんちゃんの志望校が、出願時の作文は課しませんように!
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