この週末は、久々に仕事にも関係ない趣味の読書ができ、心に「しぃん」とした湖を取り戻すことができました。
↓ 湖の話はこちらです。
今日は、週末読書のレビュー記事です。
私の太陽を、生きるわ!
「太陽を生きる=ラクに生きる」ではない
出かけるか出かけないか
ワクチンを打つか打たないか
コロナ禍の世の中になってから「ご自身の判断で決めてください」と言われることが、格段に増えました。
自分はともかく、将来のある子どもにワクチンを打たせるかどうかなんていう重大な判断を求められて、医療の専門家ではないほとんどの親御さん達は、悩まれていることでしょう。
どんなに情報を取りに行っても、結局のところ、実際に打ってみなければわからないわけですから、子ども達のワクチンに関しては、実は私も悩んで、途方に暮れました。
どんなに情報を精査し、熟考して決めても、リスクはゼロにはならないし、立場や考え方の違う人からは批判されるかもしれない。
それでも、自分で選び取らなければならない。
これって…時にしんどいですよね_(:3 」∠)_。
自分で決めるって、自由なようでいて実はしんどいことでもあって、誰かに委ねてしまえたらラクだなと思うこともあるのですが、大変でも、他人の判断に頼ってばかりもいられない、自分で決めていかないといけない時代になったのだと痛感します。
「自分の考えや本音で自分の行動を決める」ということは、西洋占星術の考え方で言うと「太陽を生きる」ということになるかと思いますが、それは決して、何も努力しなくてもラクに生きられるということではないのだなと思います。
↓ 「太陽を獲得していく」「太陽を生きる」ということを、「母親の生き方」という観点から考察させていただいた寄稿記事はこちらです。
これまでの考え方(過去の扉)を閉じて、自分の太陽を生きられるように(‘‘私‘‘をバージョンアップ)しなくては!
週末は、そんな本を読んでいました。
Sayaさんの『「みずがめ座時代」の太陽的生き方 過去の扉を閉じて``私``をバージョンアップする方法』という本です。
Sayaさんのこの本で、「太陽を生きる」ということについての理解がより深まったように思います。
「太陽を生きる」にあたり注意したいこと
Sayaさんは、「自分の太陽を生きる」ときの誤解されやすいこととして、4つの注意点を挙げていらっしゃいます。
ご著書の目次から引用させていただきますと、以下の4点です。
みずがめ座の時代に太陽を生きるときの誤解
①「自分だけが主役、他者が脇役」は孤独になる道
②太陽と月のどちらかという二元論は忘れよう
③外側の太陽を追い続けても喜びを生まない
④自分が中心のグループを作ることではない
↓ ざっくり要約させていただくと、こんな感じになるかと思います。
①は、自分の人生は自分が主役であるということを踏まえると、他者も、その人が主役の人生を生きていることを理解しなくてはならない、ということ。他者の人生を尊重できないと、いずれ孤独になる。
②は、太陽(使命や公の自分などと言われる。厳密には公というだけではないらしいですが…)を生きることを目指すからといって、月(本質やプライベートな自分などと言われる)を生きないというわけではなく、バランスが大事ということ。
③は、外側の太陽(お金や地位・SNSのフォロワー数など)を求めても、それはイミテーションの太陽なので満たされない。まずは自分がやっていて面白く、時間を忘れるようなことが本当の太陽。
④太陽を生きている人には自然と周りに人が集まることが多いが、それを、太陽を生きることはファンを作ることと勘違いする人がいる。輪の中心にいる人は「自分が中心になりたい」と思って人を集めたのではなく、集まった人達は、その人達の自由意志で集まったのだということ。
最近よく「もっと自分の気持ちを第一に考えていい」というフレーズを見聞きしますが、好き勝手にふるまっていいということではないですよね。「自分の本音に従う」ということを何か勘違いしていないか、常に自問自答していないと危ないな、と思いました。
金星ちゃんとゾンビさん
この本の中で、「太陽を生きる」ときの誤解の他にも印象深かったことがあります。
本来「キラキラ、楽しい、美しい、愛されたい」というような意識である「金星期」を40~50代になっても引きずった「金星ちゃん」「金星おばさん」でいると、いつのまにかエナジーヴァンパイア・「ゾンビさん」になってしまうということです。
占星術の惑星期の考え方では愛されたい金星意識は、15歳〜24歳とも言われます。
でも、現実には私たちの多くはずっとこの「愛されたい」「愛されて当然」という意識をずっと引きずっているものです。
若くて楽しくて美しくてキラキラしていて、恋なんてしちゃったりして、何でもしてもらえるし、誰かの判断に任せて生きていても許される、
「もらって当然」
な意識の金星期。
でも、20代半ばからの、自分の意志で生きていく「太陽」の年齢域にうまく移行できないまま「金星おばさん」になってしまうと、40~50代になったとき、
満たされないものを他人からインスタントにもらおうとする人間になってしまう。
のだそうです。
それは、エナジーヴァンパイア。人からエネルギーを吸って生きるようになるし、それは幸せを遠ざける道なのです。
40~50代になると、時間やお金というエネルギーが潤沢ではない人が増えてくる。自分や家族のケアで精一杯で、余剰エネルギーなど残っていないのです。もらいたがりの人は、若い頃のように周囲からもらえなくなると、どこまでもエネルギーをもらいにやってきます。
んまー!
金星こじらすと、えらいことだわね(;゚Д゚)!
確かにね~、ママ友トラブルにしたって、
ん(゜-゜)?
なんだかそれ、女子中学生っぽくないですか?
みたいなこと、いっぱいあったもんなぁ…。
いや、でも、40(しじゅう)を超えたBBAだっつーのに、NiziU(にじゅう)がどうしただの『プリンセスお母さん』に憧れるだの言ってる私も、危ないわ( ̄◇ ̄;)!
金星BBA=ゾンビさんなんて、怖すぎるし痛すぎる…_| ̄|○…。
Grow up!ママン!
あなたの金星期はもうとっくに過ぎて、太陽期も火星期も過ぎて、もう木星期に入ろうとしているのよ( `ー´)ノ!
いろいろ、過ぎすぎてるけども(T ^ T)。
大人になるのよ、ママンヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3!
…と、土星先生に言われているような気がする…。
とにかく、Sayaさんのこの本から、改めて「太陽を生きる」ということはどういうことか(人と比べてどうこうとか、誰がこう言ってたからとかではなくて、自分の考えや本音で自分の行動を決めていくことができているか)を、改めて自分に問いかけることができました。
大人の女性として素敵に生きていくには、金星メンタリティから意識を切り替えることが必要
まさに…。
精神的に自立しないといけないのですね。
コロナ関係に関しては、
・出かけるか否か→とりあえず子ども達の大学受験が終わるまでは自粛モード継続。
・ワクチン→打つ
という決断をしました。
ワクチンに関しては、何年も先にどんな影響が出てくるかわからないことが心配ですが、まずはその「何年も先」まで無事に生き延びていること、そして、その中で、子ども達が希望の大学に進み、自立していくこと…が、今のいちばんの望みなので、家族で打つことに決めました。
それぞれの立場でいろいろな考え方や事情があると思いますが、さまざまな情報を精査したうえで、それぞれの心の深いところに立ち返って、後悔のない決断が出来たらいいですね。
「自分で決める」=「太陽を生きる」って、修行だなぁ…。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし