ママンの書斎から

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金木犀への憧れ ~『金木犀とメテオラ』レビュー~ 

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今週のお題「住みたい場所」

 

今週のお題「住みたい場所」ということなんですが、が住んでみたい場所は、とりあえず、暖かいところです(^_^;)。

それかヨーロッパ。

あとはですね、私、金木犀が自生するところに、住んでみたいんですよね。

 

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金木犀

 

 

 

金木犀への憧れ

 

実は私、金木犀の芳香というものを、嗅いだことがありません。

の住んでいるところは寒冷地なので、そもそも自生している金木犀というものを見たことがないのです。

金木犀は寒い地域では自生しないようで、植栽の北限も南東北までだそうです。

 

以前、金木犀の苗木を売っているのを見たことがありましたが、冬越しさせられるか自信がなかったのと、上手く育ってもかなり大きくなるとのことだったので、諦めました。

 

だから、よく見聞きする、

 

「道を歩いていて、ふわっといい香りがしたと思ったら、金木犀だった。」

 

とうようなシチュエーションを、リアルで味わったことがないんですよね。

 

金木犀と言えば、トイレの芳香剤や(「さわやかサ◯デー」(まだあります?)の匂いは、ちょっと苦手σ(^_^;)です)ハンドクリームや香水などでの香りしか知らないので、

 

「道端でふわっと香ってくる金木犀」

 

に対する憧れをずっと抱いたまま、とうとうBBAになってしまいました( ̄▽ ̄;)。

 

   

 

『金木犀とメテオラ』

 

ところがですね、の住む土地よりもさらに北である北海道で金木犀が咲いているという描写のある、素敵な小説に出会ってしまったのですよ。

 

『金木犀とメテオラ』

 

 

 「メテオラ」というのは、作者の方が、作品の中に出てくる「流星」(meteor:メテオ)にちなんでつけられたタイトルだそうですが、ギリシャの断崖絶壁に建つ修道院(メテオラ)も、この小説の舞台である、外界から隔てられ守られた中高一貫の女子校とイメージが重なります。

サンクチュアリ感がね…。

 

 

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断崖絶壁に建つ修道院「メテオラ」

 

北海道に新設された中高一貫の女子校を舞台に描かれる、少女達の葛藤や成長…。

 

優等生の葛藤。

優等生ではない子の葛藤。

それぞれの家庭の悩み。

個性のぶつかり合う集団。

付き合いが長くなるうちに芽生えて行く友情。

それぞれの強烈な個性を互いに受け入れて行く少女達のしなやかさ。

 

思春期の少女達のヒリヒリした感情に、金木犀が絶妙に絡んで、とてもキラキラしている小説でした。

 

「キンモクセイって寒さに弱くて、普通は南東北より北では育たないものなんですよ。人の手で植えたにしても、よく元気だなと。一種の奇跡ですね」

 

奇跡っていうのは、ああいうのを指すんです。人が思うよりもずっと、この世で奇跡は起きている」

 

寒冷地に咲いて芳香を放つ金木犀の奇跡と、少女たちの織り成すさまざまな奇跡が絶妙に絡み合って、キラキラと輝く…。

生きる希望がわいてくる作品だと思います。

こちらは、中学入試でも出題されそうな作品として、大注目株だそうですよ。

 

↓ こちらで試し読みができます。

sheishere.jp

 

この小説を読んでみて、ますます金木犀の香りへの憧れが強くなりました(*゚▽゚*)。

 

だって「奇跡の香り」なんだもの。

「キラキラの香り」なのよ。

クンカクンカしてみたいじゃない(・´з`・)。

 

 

いつか、金木犀が自生できる暖かい地方にママン城別邸を建てて、庭師に金木犀を植えてもらおうと思います(´艸`*)。

 

 

※最後になりますが、熱海の土石流災害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

これ以上被害が拡大しないことを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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