一昨日、ママ広場さんのTwitterからお知らせが出たので、既に読んでくださった方もいらっしゃいますが、今日は、ママ広場さんに寄稿させていただいた記事について書いてみたいと思います。
子ども達の恋愛事情
コロナ禍による休校期間中、10代の子ども達の妊娠相談が増えたというニュースに触れて、昼間、学校という行く場所がないと、そういう事態も招いてしまうのかと驚きました。
関連して、子ども達の恋愛事情についての思い出も蘇ってきたので、今回、ママ広場さんに書かせていただいたわけなんですけども…。
うちの子達が小学校3年生くらいの頃、女の子のママさんから聞いた話です。
その女の子の家に、女子のお友達が数人遊びに来て、彼女たちの盛り上がる女子トークが聞こえてきたそうです。
その内容が、
「◯◯ちゃんは△△君狙いだよね」
「♢♢ちゃんは、男の前だと態度変わるよね〜」
なんていう会話で驚いたとママ友さんがおっしゃっていました。
私もそれを聞いたとき、
3年生で「男に色目使ってる女子がムカつく」という話題になるの((((;゚Д゚)))))))!?
と震えました。
あなた達、
「まだ生えかわってない子どもの歯がある~(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)」
って言ってたじゃないの!
まだ乳歯があるほど子どもなのに、いっちょまえに男がどうだの色目がどうだの言うのか(;゚Д゚)!
うちの子達がそちら方面に疎かったこともあって、のんびりしていた私は、ずいぶんカルチャーショックを受けました。
それでもまだ、小学校を卒業するまでは、和気あいあいとした、男女関係ない同級生としての仲の良さが前面にでていたので、微笑ましく見守っていたのです。
中学校で一気に吹き出す
ところが、ランドセルを脱ぎ捨てて、中学校へ入るやいなや、学年のあちこちにカップルが発生(;゚Д゚)。
誰と誰がつきあっているとか、手を繋いで帰っているなどという話に始まり、親が留守がちな彼氏(彼女)の家に連日上がり込んでいるなどという、親としてはちょっと穏やかではいられないケースも聞こえてきました。
私も、実際に見聞きしたケースがいくつかあります。
・駅のベンチで、今で言うソーシャルディスタンスを保って座り、2人ともうつむいて真っ赤になって何も喋れずにいる、初々しいカップル。
・まだ声変わりもしていないボーイソプラノな声で「オレ達、別れてさ~。2時間しか付き合ってねぇよ」とボヤいていた男子(笑)。
私が見聞きしたのは、恋に恋する時期!という感じで、まだ微笑ましいものでしたが、なかには、成績がドーンと下がったり、三角関係?とやらで人間関係がこじれたりというトラブルも発生していたようです。
保護者のスタンスもさまざまで、子ども同士の恋愛関係にノータッチなご家庭もあれば、まだ早い!というご家庭もあり、考え方の違う家庭同士の子達が「付き合う」と、親同士もギクシャクしたりしていました(-_-;)。
昨日までランドセルだった、小さな時から知っている子とも達の、ランドセルを下ろしたとたんの変貌ぶりに、親としての気持ちがなかなかついていきませんでしたね。
心の準備と見守りの必要性
うちの子達は、バレンタインデーにチョコレートをもらったり(刹那君)、友チョコ作りに夢中になったり(ぽやんちゃん)した程度で、中学時代は部活やバレエの方に関心が向いていました。
高校生の今も、忙しすぎて、恋愛してる暇がないというような生活です。
親の私が知らないだけで、もしかしたら恋の1つや2つや3つや4つ…しているかもしれませんが、だとしても、そこまでのめり込んでいるようには見えません。
我が子の恋愛事情がわりとゆっくりペースなので、私も、
うちの子達も、そろそろ彼氏・彼女がいてもおかしくないのだわ!
と心の準備ができましたが、小学校高学年や中学校の段階で、自分の子が誰かと付き合っていると知ったら、
ん、ん、んまー:(;゙゚'ω゚'):!
と、かなり動揺したと思います。
子ども達自身は、同級生の恋愛事情を、わりと冷静に見ていたように思います。
ぽやんちゃんは、中学校の修学旅行で、ディズニーランドを一緒に回る約束をしていた子が、急に「やっぱり彼氏と回る」と言い出したため、せっかくアトラクションに乗る時シングルライダーが出ないように偶数のグループにしていたのに、現地入りしてからいきなり奇数にされるという大迷惑を被りました"(-""-)"。
彼氏を取って友達をなくすという行動がどんなものか、その1例を学んだぽやんちゃんでした(^▽^;)。
オンラインの普及が加速する世の中ですが、リアルな人間関係も大事にしてほしいので、子ども達には、恋愛もいずれは経験してほしいと思います。
でも、
そんなに急いで大人にならなくてもいいよ~(/・ω・)/!
というのが、正直なところです。
早い段階から興味が恋愛に向くのは、ここが 田舎で、受験などの目標を持ちにくい土地柄だからかもしれませんが、もっと広い世界を見てほしいなと思うんですよね。
早すぎる恋愛が原因で、人生の選択肢を狭めてしまうことになったら、実にもったいない。
お付き合い自体は経験として否定しませんが、放置するのも危険なのが中学生かなと思うわけです。
まぁ、やめなさいと言われたところで気持ちに歯止めがきかないのが恋愛ですし、自分たちの中学時代も、相当大人達に心配をかけてきたなと思うので、自然の摂理には逆らえないという諦めも若干あるのですが…。
子ども達の恋愛事情においては、早め早めの心の準備と、放置せずに見守ることが、親に求められていることなのかなぁ…と考えているマジママンなのでした。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし