ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

「伸ばす評価」を考える②(寄稿のお知らせ20)

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「伸ばす評価」ということを考える、2回完結のこの記事、前回(①)では、やる気を失ってしまう評価の思い出ばかりになってしまいました(^▽^;)。

 

www.mamannoshosai.com

 

だから今回の②では、子ども達を伸ばしてくれた評価と、評価する側の努力について、まとめをしてみたいと思います。

 

f:id:mamannoshosai:20200924161429p:image

 

 

 

子どものやる気を引き出した評価

 

我が家の子ども達が、学校の先生から受けた評価でグンと伸びたと感じたのは、やはり、褒められたときです。

 

は、家庭学習のしかたを、学級通信掲載という形で褒めて頂いたとき、クラスメイトからもすごいねと言ってもらえたりしたことで自信がつき、急にいろんなことを頑張るようになりました。

それまではそんなに目立つタイプではなかったので、先生の褒め方1つで、こんなに多方面に影響が出るんだなぁと驚いたことを覚えています。

 

息子は、みなさんご存知の通り、ちょっと言動が変わっているのですがσ(^_^;)、そんな息子を面白がって肯定的に見てくださる担任の先生になったら、ものすごくのびのび、生き生きとしてきました。

家庭学習のコメントはあっさりしている先生だったのですが、肯定的に見てもらえているという信頼感が、先生に対して心を開かせ、息子を伸ばしたと思います。

 

↓ 詳しくは、ママ広場さんへの寄稿記事をご覧ください。

 

mamahiroba.com

 

を伸ばしてくださった先生は、家庭学習ノートに書いてくださる一言コメントが、娘の心に良い意味で刺さるものが多かったように思います。

赤ペンの文字の威力は、子どもの心に、想像以上に強いインパクトを与えます。

だからこそ、否定的なことではなく、肯定的な励ましを書かないといけないと学びました。

 

息子を伸ばしてくださった先生からは、子どもの言動・行動を面白がる姿勢を学ばせていただきました。「この子、大丈夫?」ではなく「この子、面白い!」そう感じてあげられる大人でありたいと思います。

 

 

   

 

「評価する側の努力」とは

 

子どもを伸ばせる大人には、子どもの頑張りに気付く、間違いを上手に軌道修正するなど、なかなかに難易度の高い資質が求められると思います。

 

そのためには、余裕がないといけませんよね。

 

時間的な余裕、体力的な余裕、精神的な余裕…。

余裕がないと、じっくり子どもを観察して、どんな言葉をかけたらいいか吟味し…なんて、やってられません。

 

私も、夕飯の支度でワタワタしているときにじっくり丸付けなんてできませんでしたし、頭がガンガンに痛い時に、子どもの音読を聴くなんて、苦行でしかありませんでした。

こめかみがビートを刻む偏頭痛のさなかに、

 

「おむすびころりん、すっとんとん٩( ᐛ )و!すっとんとん٩( ᐛ )و!すっとんとん٩( ᐛ )و! 」

 

とかリフレインされるともうね…

勘弁して…_(:3」z)_…。

 

学校の先生方は、授業や給食や掃除監督や会議の合間を縫って、クラス全員分のノート点検をされているわけなので、座る暇もないお忙しさなのだと思います。

 

だから、子ども達のためにも、もう少し、先生方の業務に時間的余裕があってほしいなと思いますし、先生方が手が回らない部分は、親のフォローで補うしかないのかなと思ってやってきました。

 

よく、「教員と保護者が両輪となって子ども達を育みましょう」なんて言われますが、両輪とはやはり、サポートしあえる関係を保ち、子どもに対して共通理解を持って接していくということなのでしょう。

 

それが、「大人の(評価する側の)努力」なのでしょうね。

 

 

…あぁ、また今日も偉そうに理想を語ってしまった…。

 

偉そうに書いてますが、私も、ほんとにねぇ…できないことの方が多かったんですよ。

 

解答(正答)のない宿題などは、1問ずつ自分で解いて○✖️をつけるのがしんどくて、1ページに大きくグルッと丸をつけて、

 

「先生すみません、今日は丸付け、力尽きました…_(:3」z)_…母。」

 

なんて書いたりしてたんですよ。

先生は、

 

「いえいえ、こちらこそ、お忙しいおうちの方に丸付けをお願いしてしまい、申し訳ありません(^▽^;)。できるときだけで結構ですので~(*^-^*)。」

 

と、笑ってくださいました。

 

音読も、仕事をしていたり、頭痛に耐えたりしているときには、子どもが一生懸命読んでいるのに、右から左へと流れて行って、親のチェックのはんこを押すのが精いっぱいだったりして…。

 

 

 

 

心身ともに余裕がないと、「伸ばす評価」は難しい。 

子どもに関わる大人には、もっと余裕が必要です!

 

このコロナ禍によって働き方の変化を余儀なくされるなら、もっと大人に余裕を生み、子ども達を伸ばすことにつながるような変化になればいいなと願っています。

 

 

2回にわたって、真面目モードのマジママンにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

キリッ( `ー´)ノ!

 

偉そうに描いてしまったのですが、高3夏の模試でも相変わらずの撃沈息子と、高校に入って初めての外部模試の数学でやらかしたばかりの高1娘に、何と声をかけたら伸ばしてやることができるのか、いまだ考えあぐねているお悩みママンです( ;∀;)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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