最近、「外ヅラの良さ」について考える出来事がありました。
外ヅラの刹那
この間、ぽやんが、ある先輩女子から、
「ぽやんちゃん、刹那君がお兄ちゃんだなんて、羨ましい〜!」
「刹那君、超やさしいよね~。刹那君が怒ることなんて、ないでしょ〜? いいなぁ~。」
と言われたそうです。
え ಠ_ಠ ?
最近、というか、もう結構長い間、家では刹那の本来の朗らかさは影を潜め、荒ぶる刹那だというのに?
外では、身内であることを羨ましがられるほどに「超やさしい」わけ?
コロナ禍での受験生だから、イライラもしょうがない…と、感じの悪い刹那にもグッと耐え忍んでいたというのに、外ではみんなに(少なくとも女の子には)優しいんだな?
…あのやろう。
外ヅラの刹那め。
今から刹那の名字は「外ヅラの」だわよ。
漢字は「外津羅野」でいいかしらね。
ぽやんも、羨ましいと言われた時、
は?
うちに「気の良いお兄さん」は久しく居ませんけども( ̄▽ ̄;)?
と、思ったらしいですが、先輩がせっかく褒めて?くださったことを全否定するのもためらわれ、
「い、家では不機嫌なこともありますよ〜、ははは〜σ(^_^;)。」
と返事をした、とのことです。
うん…。
最近、不機嫌な時しかないよね。
最近刹那が笑ったのは、庭師の
「パイナパー( ̄▽ ̄)。」
発言の時だけだもんね。
行事でリフレッシュ
この半年ほど、刹那君は、楽しみにしていた研修旅行は延期になり、受験もどうなるか先が見えず、でも共通テストの出願は迫ってくるし、志望理由を書けば先生に完膚なきまでにケチョケチョにけなされ、高校最後の行事はほとんど潰れています。
そりゃあイライラもするでしょう。
外では感じ悪くしないように頑張っている分、家では不機嫌が炸裂しちゃうのでしょう。
家の中でくらい感情を発散しないとおかしくなっちゃうだろうから、家では我慢しなくていいと言ってやりたい。
でもね、いくら私が、能天気なパイナパーヌ公爵夫人、ドM戦士ジャンヌ・ド・ママン(長っ!)だと言っても、そろそろ我慢の限界よ。
ちょっとでいいから、本来の刹那の笑顔が見たいわよ。
その「感じの良い外ヅラ」とやらを、家の中でも1週間に1回くらいは見せてくれないかしら(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)。
そう思っていたら、先日、子ども達の高校で、例年よりものすごーく規模を縮小した形ではありましたが、ある学校行事が行われました。
学校行事による非日常は、荒ぶる刹那にとってもリフレッシュになったようです。
「久々にちょっと楽しかったわ( ̄^ ̄)。」
と、つっけんどんに言っておりました。
それならもっと楽しそうな顔して言いなさいよ(−_−;)。
担任の先生が撮ってくれたというクラスの記念写真には、制限の多い中でも、少しでも良い思い出にしようと精一杯楽しむ高校生達がキラキラしていて、ジャンヌ、少しばかりウルッとしましたの(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。
↑ 少しじゃないね…。
ぽやんも、入学してからJKらしい行事が何もなかった半年間でしたが、今回は友達とその行事を楽しんだようで、いい笑顔の写真を撮っていました(´▽`*)。
アプリで加工なんかしちゃったりなんかして〜( *´艸`)。
学校の意義
やっぱりねぇ、勉強だけじゃないんですよね、学校って。
もちろん、学校のしんどさというものもあって、休校期間中は、うちの子達も学校へ行かなくてもいいラクさを満喫していましたし、学校が再開してからは、しょっちゅう、
「つらみざわ_(:3 」∠)_。」
「つらみざわ〜(*´Д`*)。」
と言ってますが、簡略版でも行事があって、家に家族といるだけでは引き出せなかった笑顔が写ったその時の写真を見ると、学校には、家庭では提供できない経験があるのだなぁと感じます。
大学生達が、対面授業が再開しなくてキャンパスライフというものがなく、鬱になったり休学・退学を考えたりしているという事実も、本当にかわいそうです。
外ヅラの刹那も、このまま順調に大学生になれたとしても、今のようにオンライン授業が続く状況だったら、得意の?外ヅラも発揮する場がありません。
どうか、子ども達が社会性や意欲をなくしてしまわないうちに、この状況が落ち着いてくれますように。
…と、願いを通り越して半ば怨念のように祈っているソルジャー・ママンなのであります。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし