ステイホームでず~っと家にいて、それぞれ課題に忙しくしながらも時々言葉を交わす子ども達を見ているうちに、小さい頃からの子ども達の、きょうだいとしての歴史のようなものを感じました。
2歳差のジャージを間違える
今回「ママ広場」さんに寄稿させていただいた記事は、うちの子達のきょうだいとしての歴史をザッと振り返ったような内容になっています。
うちの子達は2歳半くらいの年の差で、学年でいえば2学年違い。
幼稚園から、小・中・高と、ずっと同じ学校に通うことになりましたが、2学年差なので、1年生と3年生、のような感じで、同じ学校に同時に在籍する期間が必ずあります。
それも、高1と高3である今年度で終わりなのです。
それなのにそれなのに、この休校&行事の中止に次ぐ中止…もっと同じ場にいる兄と妹を見ていたいのにな…(T_T)…。
※※※
同じ学校に通ってきたからこそのエピソードになりますが…。
今でこそ、息子と娘の学校指定ジャージはサイズの差が大きいので間違えませんが、小学校低学年の頃などは、体格差がほとんどないような時期もあって、洗濯物をしまうときに、私が間違えてしまうことが何度かありました。
学年によるラインのカラー違いなどもなくて、本当に微妙なサイズ差と、ネームの刺繍だけで区別するしかなかったので、ボーッとしていると、それぞれの引き出しにしまうときに、よく間違えちゃったんですよね~(*´Д`)。
息子が小3、娘が小1の頃だったか、私がやらかして、息子の引き出しに娘のジャージをしまい、娘の引き出しに息子のジャージをしまっていたらしく、2人ともまったく気づかずにそのジャージを着て、私もまったく気づかずに学校へ送り出してしまった日がありました。
その日、帰宅した息子は、激おこぷんぷん丸でした<(`^´)>。
「今日、△△君に笑われた<(`^´)>!」
「なんで( ̄▽ ̄)?」
「〇〇(妹)のジャージを着てたからだよ( `ー´)ノ!」
「は? なんでまた(´゚д゚`)?」
「引き出しに入ってたからだよ( `ー´)ノ( `ー´)ノ!」
「△△君に、なんで妹のジャージ着てるの?って言われて、その時に気が付いて、ボクは恥ずかしかった…ボクは…穴を…穴が…えっと…穴…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)…。」
「穴があったら入りたかった?」
「そうだよ、顔も燃えちゃったんだから!
もう\\\٩(๑`^´๑)۶////!」
「(それを言うなら、顔から火が出た、だと思うが…"(-""-)"…)ごめんね~( ;∀;)。」
…ということがあったんですよね(^▽^;)。
※当時、確か学校の図書館で借りた「ことわざの本」か何かを読んでいて、やたらとことわざや慣用句を使いたがっていた息子です。
ちなみに、娘はまだ1年生だったからか、自分もお友達もだれも気づかず、先生にも何も言われず(気づいていても言わないでいてくださったのかも)、平和に帰宅。
「今日、おにぃのジャージ、着ちゃったね。ママ間違えてたみたいでさ…ごめんね~(^▽^;)。」
と謝ると、その時に初めて気が付いて、ジャージを見て、兄の名前であることを確認し、
「うへへへ(´▽`*)。」
と笑っていました。
ひとしきり私に文句を言ってスッキリし、のんきに笑う娘を見ているうちに、息子も気が収まったのか、
「うはは、今日は反対だったねぇ(*´▽`*)。」
と笑って一緒におやつを食べた…そんな日だったと思います。
どうしてこのエピソードをGW中に思い出したのか、自分でも謎なんですけどね(^▽^;)。
みんな知ってるのに否定する謎
中学校になると、もう同じ小学校出身の同級生達はみんな、息子と娘がきょうだいであることは知っていました。
でも、時々、違う小学校から来ている子達が、
「◇◇(息子)の妹、見てこようぜ~( ̄▽ ̄)!」
と、娘の教室まで娘を見に行ったり、反対に、娘の同級生の子達が、
「〇〇(妹)のお兄ちゃんて、どの人(≧▽≦)?」
と聞かれたりするようになったそうで…。
(さすがに下級生は先輩のクラスまでは見に行けないので、全校が集まる時や行事、教室移動などの時に聞かれるのだとか)
それをお互いに嫌がるようになり、み~んな知ってるのに、
「あれ、妹でしょ?」
とか
「あの人、お兄ちゃんなんでしょ?」
と聞かれると、2人して
「知らない( ̄ー ̄)。」
「知らない( ̄ー ̄)。」
と答えていた時期がありました。
思春期だねぇ~(´艸`*)。
どんな日々も歴史の1ページ
幼稚園の頃は、娘は年少さんのクラスにまったく居つかず、いつも息子の年長さんのクラスへ遠征しては、息子のクラスのお姉さん達にお世話してもらっていました。
なのに、高校生になった今は、休校前の登校では同じ電車でも離れて乗り、歩く時も離れて歩き、同じ部活でも他人の振りをしてたそうです(^▽^;)。
※現在はもう息子は引退していますが、ミーティングにちょっと出た時の話。
なのになのに、ステイホーム中はリビングで、学校のことを話題にして談笑したり…距離感が不思議だけれど、どんな日々も、この2人のきょうだいの歴史なんだな~と、しみじみ。
お互いに巣立って離れて暮らすようになっても、仲のいい兄と妹でいてほしいな、と願う母なのでした。
高校生のいる暮らし
本と共にある暮らし