先日、とある企画展を鑑賞するために、娘と美術館に行ってきました。
ここ10日ほどの間に、学校の期末テスト、記述模試、実力テストと、テストを3つこなして疲れた娘と、気分転換です。
インフルエンザも怖いですが、今の娘には気晴らしが必要だと感じたので、マスクでガッチリガードして、開館直後のすいている時間を狙って行ってきました。
アートらしいアートに触れるのは、2月にワガノワ・バレエ の『くるみ割り人形』を鑑賞して以来でした。
美術館のショップにて
企画展については、まだ開催期間中なので、ネタバレNGなのかも……ということで、今日のところは書かないでおきます(^_^;)。
じゃあ何を書くのかと言うと、帰り際に寄った美術館のショップで、嬉しいお買い物ができたことについてです。
美術館のショップに、きれいなX’masカードなどが並んでいるのが見えたので、ふらふら~と入ってみました。
もちろん、企画展のグッズ販売もしっかりチェックし、お友達へのお土産なども買って、お買い物は済んでいたというのに、ショップがあればとりあえず入るという…。
「いいの、美術館にはめったに出掛けないから( ̄ー ̄)。」と、自分で自分に言い訳しつつ、ズンズンとお店の中へ(足取りに迷いなし)…。
アートなブックマーク
すると、素敵なブックマークが目に留まりました。
ウィリアム・モリスと、エドガー・ドガのブックマークです。
向かって左がウィリアム・モリス。右がエドガー・ドガ。
ブックマークは「Custom works」と書かれているのですが、ネット通販では見つけらられませんでした(;´Д`)。
ウイリアム・モリスについて
私は美術には詳しくないので、Wikipedia情報をサラッとだけ…(^_^;)…。
<ウィリアム・モリスとは>
19世紀イギリスの詩人、デザイナー、マルクス主義者。
「モダンデザインの父」と呼ばれる。
(Wikipediaより)
とても多彩な方ですが、アーツ・アンド・クラフツ運動(生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践)が有名ですね。
アーツ・アンド・クラフツ運動は世界中に影響を与え、日本では、柳宗悦が影響を受けて「民藝運動」を起こしたと言われています。
マスキング・テープにもなってしまうモリスのデザイン。
エドガー・ドガについて
<エドガー・ドガとは>
フランスの印象派の画家、彫刻家。
ドガの作品にはバレエを扱った主題、ことに楽屋や練習風景、舞台袖といった一般人では出入りできない場所での場面を描いたものが多い。
(Wikipediaより)
お父様の代からオペラ座の会員で、オペラ座の楽屋や稽古場に自由に立ち入ることが許されていたようですね。「踊り子の画家」として有名な方です。
↓ こんなチケットホルダーにバレエ公演のチケットを入れたら、鑑賞前も鑑賞後も「うっとり」が続きますねぇ(*^-^*)。
娘の部屋のカレンダーに良いな。
母娘で舞い上がる
ウィリアム・モリスはカリグラフィーとも関係があるので(なんでも才能があるお方だ…)、私はカリグラフィーを始めてから、その存在を知りました。
最近カリグラまったくできてません(T_T)。
ドガに関しては、「踊り子の画家」と言われるだけあってバレリーナの絵が多いので、娘がバレエを習っていた頃に知って、今でも、見かけると「おっ(゜.゜)!」と注目してしまいます。
思いがけずモリスとドガを見つけて舞い上がった私は、娘にも、
「見てみて〜!ドガのブックマークだよ〜(*≧∀≦*)!」
と言うと、娘は、
「あ〜(*゚▽゚*)!」
と言うやいなや、素早くドガの方をレジに持って行きました。
いつもスローリーなのに、こういう時は迅速な行動なのね(/・ω・)/!
苦笑いしつつ、私はモリスの花柄をレジへ……。
これから、このブックマークを使って読書するのがますます楽しみになりました!
美術館内の小さなショップで母娘で舞い上がってしまいましたが、ドガの絵をあしらったブックマークを見て喜ぶなんて、まだ娘の中にバレエが生きているんだな~と、嬉しかったです(*´꒳`*)。
子どものおかげで世界が広がる
私は小さい頃は、田舎過ぎて美術館なんて近くに無かったし、家族もアートには無縁だったので、美術や芸術と言うものには、まったくといっていいほど触れずに育ちました。
でも、大人になってから、美術館って楽しいなと感じるようになりました。
アートに関して素人なのは変わっていないのですが、もっと知りたいと思うようになったというか…(^_^;)…。
娘がバレエを習ったり、美術部に入ったりしたことも、そう思うようになった一因だと思います。
娘がバレエを習っていなかったら、私は今でも、
「ドガって何?人なの?」
なんて思っていたはずです。
知らないって失礼ですね(^_^;)。
でも、美術館で娘と舞い上がる楽しさを味わっている自分に気づき、子どものおかげで世界が広がるってこういうことかな、と、子どもに感謝する機会となりました(´▽`*)。
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