この間、久々にママ友さんとランチに行ってきました。
きっかけは気の重い学校行事
子ども達が中高生となった今、幼稚園、小学校だった頃のように、頻繁にママ友さんとランチに行くなんてことは、ほぼ無くなりました。
良いお付き合いが続いているママ友さんでも、みんな、お仕事や介護などで、なかなか自由にならないお年頃なのですσ(^_^;)。
そんな中、今回は、息子と同じ高校に通うママ友さん(中学校から一緒)から、
「ねぇ、ママンさん、今度の高校のPTAの日に、ランチしない?」
と誘っていただきました。
正直、PTAには出席することにしていたものの、お化粧して、きれいめな服を着て、運転して、真面目で難しいお話を聞いてくるというのは、いささか面倒にも感じ、ちょっと憂鬱になっていたんですよねσ(^_^;)。
だから、ママ友さんとランチ(*゚▽゚*)!という楽しみがくっついたことによって、行きたくない気持ちが軽減しました。
実際、行ってみたら、お天気もよくて、道中もランチ中もお喋りが楽しく、もちろんランチも美味しくて、久々に自分の中に新鮮な空気が循環した気がしました。
楽しすぎて、その楽しい気分のまま帰りたい衝動にも駆られσ(^_^;)、
「ねぇ…わたし、今日はもうこのまま帰ろうかしら…。」
「やめて。同じこと思ってたけど我慢してたのに…誘惑しないで…。」
「あら!〇〇さんも帰りたかったの(^▽^;)!? でも私たち、このまま帰ったら、今日はただ、たらふく食べただけよね…"(-""-)"…。」
「そうよ。それって母としてどうなの? 私たち、それでいいのっ(/・ω・)/?
頑張るわよ! このまま勢いで学校に乗り込んで、難しい話を聞いてカロリー消費よ!」
「そうだわね!食べた分だけでも消費しないとね!頑張りましょうかψ(`∇´)ψ!」
頑張る理由が「嫌な事から逃げるのは母としてどうか?」という崇高な問いから、いつの間にか「カロリー消費のため」にすり替わった違和感…この時は感じていませんでした…σ(^_^;)…。
何はともあれ、そのままPTAをぶっちぎることなく、励まし合って学校に乗り込み、なんとか気の重い行事を乗り越えて帰ってくることができました。
自分1人だったら面倒としか感じなかった行事も、楽しみをくっつけたことによって、前向きに出席できた気がします。
楽しみをくっつけて乗り越える
気づくとよくやっているのですが、気の重いことに向わなければならない時、何か楽しみをくっつけることは、乗り越えるためには有効な方法ですよね。
ご褒美作戦とでも言いましょうか(^▽^;)。
先日のカヌレの記事のように、
息子の塾の面談の時には、近くの焼き菓子屋さんで何かスィーツを買ったりします。
食べてばっかり( ̄▽ ̄)。
朝4時半起きのお弁当作りがしんどい時には、キッチンにタブレットを持ち込み、YouTubeで面白い動画を観ながら作ったりすることもあります。
楽しい動画に気を取られているうちに、空が明るくなってきて、お弁当も出来上がるので、気持ちも明るくなって、「あぁ、今日も無事に作れて良かった(´▽`*)」と思うのです。
過去に家族旅行を計画した時には、高額な出費に備えて、旅行前は節約モードになったわけですが、旅行という楽しみがあったので、節約もあまり苦にならなかったように思います。
「楽しみ」の効用って素晴らしいですね(*^-^*)。
子どもに何か頑張らせるときなどに、物やお金で釣るのは良くないという議論もありますが、例えば、お母さんが数日先のママ友ランチを楽しみに育児を頑張るとか、長期休みの家族旅行を楽しみに家族で節約を頑張るとか、そんなふうに、物やお金ではなくて、「頑張った先に小さな楽しみを用意して自分を奮い立たせる」ということは、良いことではないかと私は思います。
そんなふうにしてまで何かをクリアしようとする人間って、きっと俯瞰で見たら、いじらしくてかわいいものじゃないかと思うんですよね。
この勝負の秋を乗り越えたら
世間では行楽シーズンの秋ですが、我が家では、子ども達がそれぞれに頑張ってきたことの集大成となる行事が続きます。それぞれに、勝負の秋なのです。
息子は2週間の間に、大事な大会が2つあります。
娘は、文化祭で合唱や美術部の作品展があります。
疲れから体調も崩し始めていますし、プレッシャーで、ちょっとピリピリしている子ども達です。
私も、放っておくと、心配から一緒にピリピリしがちになるので、「すべて一段落した時の楽しみを何にしようか」ということに意識を向けるようにしています。
家族みんなでホッと緩めるような楽しみがいいなぁ…(*´▽`*)…。
この勝負の秋を、どんな楽しみをくっつけて乗り越えようか。
こんなことを思いながら秋を過ごすのも、子ども達が高校を卒業するまでかな~、なんて思うんですけどね(^_^;)。
男子高校生のいる日常
女子中学生のいる日常
本とともにある暮らし