ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

私立高校オープンスクール体験記

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先日、娘が受験するかもしれない私立高校のオープンスクールに参加してきました。

保護者も見学可の学校だったので、私も高校内へ上陸いたしました( ̄▽ ̄)!

 

 

 

私立高校の学費をどう考えるか

 

まず最初に、大きな教室に参加者全員が集められ、学校概要の説明がありました。

学校紹介のムービーを流しながら、中学生向けには、どんな勉強をするか、部活にはどんなものがあるか、先輩方はどんな生活をしているかなどの説明、保護者向けには、学費のことメインで、お話がありました。

 

「私立学校授業料実質無償化(2020年4月から)」や特待生制度などに触れ、「公立+塾」よりお得ですよ、というアピールをされていました。

この「公立+塾」よりお得です、という点は、息子の時に、他の私立の先生方も、さかんに述べていらっしゃいました。

 

一方で、修学旅行が海外で、最低35万ほどかかりそうなことも、ちゃんとパンフレットに書いてあるじゃないですか(゚д゚)!

外国語系のコースじゃなくても、普通に海外旅行……。

修学旅行費用だけで、「公立よりお得」分の金額がチャラになってしまうじゃないですか……(^_^;)。

特待制度も、3年間特待が保証されるわけではなく、毎年年度末に毎年審査されるそうなので、成績が落ちてきたら特待からはずれ、毎月の費用が年々増えていくことも考えられます。

 

「授業料が公立と変わらない、むしろお得」であっても、修学旅行や、行事ごとにかかるお金(例えば野球応援に行くだけでもポロシャツやタオル、応援グッズをそろえたり)を考えると、やっぱり私立は何かとお金がかかるなぁ、という印象でした。

 

ただ、金額に見合った体験ができ、施設を利用できると考えれば、高いとも言い切れません。

 

私立高校の学費を高いと捉えるか安いと捉えるかは、子どもの志望にマッチしているかによって変わってくるのでしょうね。

 

 

 

 

 

笑ってはいけない時に限って笑う病

 

全体説明の後は、いくつかの体験コーナーが用意されていて、好きなものを体験できるようになっていました。

国数英どれかの授業体験、科学実験体験、茶道体験、校内見学ツアーなどがありました。

娘は、高校の部活は茶道部もいいかもしれないと考えていたようで、茶道体験に参加してみることに……。

 

f:id:mamannoshosai:20190729163226j:image

 

茶道部らしき生徒さんたちが浴衣姿でお出迎えしてくれた部屋に入ると、凛とした和の雰囲気に、自然と居住まいが正されるような感覚でした。

参加者達は、保護者も含めて、みんな背筋を伸ばして、静かに始まるのを待ちました。

 

「お点前が見られるのかしら(*゚▽゚*)?」

「お道具の説明なんかも、聞けるのかしらね〜(*゚▽゚*)?」

 

と、ワクワクして待っていると、浴衣姿の生徒さんたちが、準備部屋らしい別室から、しずしずとお菓子を運んできて、配り始めました。

一人ひとりの前で一礼し、お菓子のお皿を手渡し、

 

「……お菓子をどうぞ……。」

 

また一礼して去っていきます。

 

次に、別の浴衣チームがやってきて、別室でたててきたであろうお茶を、またしずしずと配り歩きます。

 

「……お茶をどうぞ……。」

 

一礼。

そして去る。

非常にスローモーション。

 

なんともいえない沈黙が流れている間、私は、後ろの保護者席から前の方に座っている娘の様子をうかがってみました。

 

すると……。

 

娘の頬骨が、後ろからでもわかるくらいに盛り上がっているではありませんか!

 

Σ( ̄。 ̄ノ)ノ!!!

 

い、いかん、あのほっぺの盛り上がりは……ニヤついている( ̄▽ ̄)!

 

娘は、性格的に父親のほうに似ています。

うちの夫は、小さい時、「笑ってはいけない状況に限って笑いが止まらなくなる病」だったそうで、お葬式のときなどに、大人たちのお焼香をする姿がおかしくてたまらなかったとか、お坊さんがお経をあげるリズムが面白くて、お経に合わせて、

 

「♪ ん~ん~ん~ん~( ̄ー ̄) ♪  ポクッ(木魚)!」

 

などとハミングしては義母にはたかれていた、とかいう人なのです( ̄▽ ̄;)。

 

そんな幼少期を過ごした父親に似てしまった娘も、「笑ってはいけない時に限って、頬骨が上がったり肩がわなわなと震えたりする病」なのです( ̄◇ ̄;)!

 

 

このときは、おごそかな茶道の雰囲気に、どうやらその病が発動してしまったと思われる頬骨でした。

よ~く見ると、肩も震えているような……。

 

やめて~:(;゙゚'ω゚'):!

今吹き出したら、心証悪いこと、この上ないでしょ~!

笑うところじゃないでしょ~!

 

 

ヒヤヒヤのあまり、胃が痛くなってきた私。

頬骨が盛り上がり、肩が震え続ける娘。 

懸命に笑いをこらえる娘に追い打ちをかけるがごとく、立ち居振る舞いにシナシナ感が増していく浴衣姿の先輩たち……。

 

結局、前の方でお点前を実演していたようなのですが、後ろの保護者席からは全く見えず、娘の頬骨を気にしながらお菓子とお茶をいただいただけで終わってしまいました。

 

 

部屋を出たところで娘と合流すると、笑いをこらえ疲れた真っ赤な顔をして、

 

「お茶とお菓子をいただいただけなのに、なんか疲れた……。茶道って結構疲れるんだね〜ヽ(´ー`)。」

 

などとのたまった娘。

 

いいえ、それはあなたが不必要な笑いをこらえていたからです"(-""-)"。

 

娘は茶道には向いていないのかも、ということを発見したという意味では、有意義な体験でした。 

 

 

サウナのような学校に疲労困憊

 

午前中だけですべて終了したのですが、外は34度だったため、校舎内は冷房が効いていたとはいえ、渡り廊下などはサウナのようでした。

校内見学ツアーは、外&廊下&階段を移動している時間の方が長くて、ほぼサウナ。

 

慣れない場所と言う緊張感もあり、学費の話や娘の頬骨など、胃がキリキリする場面もあったので、終わったころには疲労困憊(;´Д`)。

 

息子の時は、PTAの研修として高校を訪問したことはありましたが、真夏のオープンスクール(保護者も可のもの)に参加したのは、今回が初めてでした。

息子は中3のこの時期、手術入院を控えて大学病院に通い詰めていたので、私立のオープンスクールには行けなかったのです。

そしてこれは、参加する中学生も、夏休み中に学校に出てお世話してくれる高校生も、担当の先生方(中高両方)も、みんな疲れるイベントだということがわかりました(^_^;)。

 

でも、中高どちらにとっても必要なイベントですし、開催時期は夏休みがメインになることも理解できます。

受験生って大変ですね(^_^;)。

 

娘よ……。

大変な思いをして行ってきたんだから、この体験を、志望校選択にきっちり活かしてね~(/・ω・)/!

公立の時は、頼むから変なところでツボらないでちょうだいよ~(/・ω・)/!

 

 

 

 

 

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