明日は七夕か〜、なんて思っていたら、
今日は、サラダ記念日らしいですね。
『生まれてバンザイ』
「この味がいいね」と
君が言ったから
七月六日は
サラダ記念日
俵万智さんの、有名な短歌ですね。
「この味がいいね」なんて、言われたことないわ~( ̄ー ̄)。
俵万智さんの短歌には、恋愛モチーフのものが多かったのですが、私は、俵万智さんにお子さんが生まれてからの方が、好きな作品が多いです。
たとえばこんなの。
ろうそくの炎
初めて見せやれば
「ほう」と
原始の声をあげたり
初めてろうそくの炎を目にした時の、幼い子の驚いた顔(゜o゜)。
そして、思わず漏れた、「ほう」という感嘆の溜息。
「原始の声」なんていう表現、普通、出てこない。
でも、幼い子の、初めて見るものに対する驚きと感動に満ちた反応を、こんなによく表している言葉はないと思う。
そしてそれは幼い子どもだけではなくて、人類はそうして数え切れないほどの「初めて」に出会い、「ほう」と「原始の声」をあげながら歴史を紡いできたのだと、太古の昔まで想いを馳せてしまう。
そうだな~、強いて言えば、アウストラロピテクスくらい( ̄ー ̄)?
……なんて、ついつい鑑賞文みたいな文章をを書いてしまいましたが(^_^;)、ほかにも、子育てって大変だけど悪くないな、と思える短歌がたくさんあります。
よくぞこの瞬間を切り取ってくれました!と、思わず膝を打っちゃいますヾ(≧▽≦)ノ!
サラダ記念日の短歌も、原始の声の短歌も、『生まれてバンザイ』という小さな歌集に収められています。
太宰の「生まれてすみません」とは、真逆を行ってますね( ̄▽ ̄)。
この歌集は、私の大切な友人に子どもが生まれた時、遠方でなかなか会えないので、何首か抜粋したものを記事にして友人に贈った、思い出の歌集でもあります。
七夕の願い事
そして、明日は七夕ですね。
娘が模試を受けるので、私の中では「模試の日」となっていて、七夕であることをすっかり忘れていました(^_^;)。
子どもたちが中・高生にもなると、七夕飾りを飾るとか、短冊に願い事を書く、なんていう季節の楽しみ方は、縁遠くなってしまいます。
それがちょっと寂しいなと思い、子どもたちに、
「もし短冊に願い事を書くなら、何て書く?」
と、聞いてみました。
すると、
息子「時を止める特殊能力を授かりますように( ̄ー ̄)。」
娘 「肩凝りが治りますように( ̄ー ̄)。」
はい、ある意味期待を裏切らない答えをありがとう"(-""-)"。
息子はいつもどおり、むやみやたらとスケールが大きく(今のところ実現不可能)、娘もいつもどおり、極めて現実的な願い事(もうちょっと夢があってもよくない?)でした(^▽^;)。
夫にも一応聞いてみましたら、
「あ~、う~、……(;´Д`)……。」
Times up ( `ー´)ノ!
はい、時間切れね!
私が書くとしたら?
う~む(~_~)。
煩悩が108つじゃ足りないくらいあるので、難しい……。
強いて言うなら……そうですねぇ……。
楽天お買い物マラソンもやってるし、夏休みもやってくるし、今は、これしかないかな。
「体はスリムに、財布はパンパンになりますように(`_´)ゞ!」
※もちろんこの場合の財布は、レシートやポイントカードなどではなく、札束で膨れることを指すんですのよ!
は!本当のお金持ちは、カードで買うからお財布もスリムなのかしら(゚д゚)!
札束という発想が、そもそも庶民なの!?
え?そうなの!?
「……ほう……(゜o゜)……!」
(ママントラロピテクスの原始の声)
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