スーパーには、エコバックではなくレンタカゴを持っていく私です。
だって、レジで詰めてもらえるから、お金払ったらすぐ帰れるんだもん( ̄▽ ̄)。
まとめ買い派なので、1回の買い物が大量だし、車で行くのでレンタカゴはいつでも車に積んであります。
セルフレジもいいけれど、ポイントカードの割り引きなどは、人がいるレジじゃないとできないので、人がいるレジに行くことも結構あります。
レジ打ちのスペシャリスト
行きつけのスーパーに、ものすごくレジ打ちが速く、カゴ詰めも、素晴らしく合理的かつ的確なおばさんがいます。
私は彼女の華麗な手さばきにいつも見とれ、尊敬しているのです。
多少、列が混んでいても、そのレジ打ちのスペシャリストおばさんのところに並びたいと、いつも思っています。
一方で、若い店員さんなどは、まだ経験が浅いので仕方がないですが、極めてスローモーである上に、カゴ詰めも、
「なぜ、わざわざ軽いものの上に重いものを置くのですか?あなたは:(;゙゚'ω゚'):!」
と、倒置法で強調しながら言いたくなるようなことをやってのけるので、申し訳ないけれど、急いでいる時や心に余裕の無い時は、そのレジには並べません。
たいがい急いでいるので、新人さんや研修中の方の列には、まず並びませんが(^_^;)。
スペシャリストおばさんがいない時は、セルフレジへ行った方がまだ速い。
それにしても、あのおばさんはプロ!
プロの仕事をなさいます。
おそらく、今日も家庭に帰れば夕飯をつくり、子どもを叱咤激励し、旦那に腹を立て、朝は誰よりも早く起きてお弁当を作り、家族みんなを見送ったあとは、掃除機をさっとかけて仕事に出てくる主婦なのでありましょう。
完全に私の妄想ですが。
そして、今日も、目にも止まらぬスピードで、右手で商品を持ってバーコードをピッとし、すぐさま左手に持ち替えてカゴへ(潰れやすいものはカゴの外へいったんよけておく判断も忘れない)。商品が左手からカゴへ移されると同時に右手で新しい商品を持ちバーコードへピッ。ピッ。ピッ。
美しく、無駄のない流れ作業であります。
もはや、商品をぐるぐる回してバーコードを探すなんていう無駄な所作は無い。
10キロのお米だって、若い子は持ち上げるとヨロヨロしたりして心配するけれど、このおばさんの安定感は半端ない。
難なく持ち上げ、
「お米は袋に入れますか〜?」
などと配慮してくださいます。
素敵(≧▽≦)!
そして、巧みにカゴに詰めながら、お客さんが知り合いのおばあさんだったりして世間話を持ちかけられても、嫌な顔一つせず相槌を打ち、おばあさんの健康をいたわる言葉をかけたりしながらもレジ打ちのスピードは衰えず、後ろに並んだおじいさんのイライラも察知し、レジでもたついてしまうおばあさんを巧みに優しく支払い機へ誘導して別のスタッフを呼ぶ(おばあさんの清算を補助してもらうため)。
そして、若干イラつきながら並んでいた次のおじいさんにも、
「大変お待たせいたしました( ´ ▽ ` )。」
などと微笑みかけ、笑顔で猛スピードのレジ打ち。そのうち、おじいさんも満足げな表情に変わっていきます……。
こんな仕事のできる人って、いるかしら!?
と、私は賞賛の眼差しでおばさんを見つめるのです。
あの方に会うと、
「今日もいいものを見せていただいた(*゚▽゚*)!」
と、良い気分になります。
プロの仕事って、こういうことなんだなぁ、と、感心しきりです。
求められていること(レジ打ちをミスなくやり遂げること)はもちろんのこと、それ以上のもの(お客さんを満足させ、良い気分にさせる)まで提供する。
国民栄誉賞って、こういう人にこそあげるべきではないのかと思うほどです。
本業でプロの仕事を目指す
私の今の本業である教材作成のお仕事も、次の原稿締め切り日から逆算すると、4月に入ったらすぐ稼働していないと間に合わない感じだったのですが、3月末に前回の仕事を入稿してから、春休み〜新学期〜とドタバタに押されてしまい、例によってスケジュールが押しています。
4月も後半に差し掛かるというのに(・_・;)!
いや、でも、あのスーパーのレジ打ちスペシャリストおばさんのように、スピード感を持って仕事に臨み、求められているもの以上を提供しようという意気込みで、やってみようじゃないの!
と奮起するも……資料の本をソファで読みだすと、秒で寝落ちしてしまう…_| ̄|○…。
キーッ\\٩(๑`^´๑)۶////。
また寝てもうた!
自分に腹が立つ!
ブログの文章もプロの視点でテコ入れ
このブログも2年を過ぎて、500記事も目前に迫ってきました。
初期の記事を見ると、いろいろと恥ずかしくなってしまいます(/ω\)。
最近こういう本を読んで、編集者の視点を持って、過去記事をリライトしていこうと思っています。
なかなか進みませんけども(T ^ T)。
見出しの有無は選びたい
見出しについて、この本では次のように書いています。
見出しは、タイトルを支える文章の骨子であり、文章全体の構成を支える重要な要素です。タイミングよく見出しが入ることによって、読みやすさが上がっていきます。
編集者の視点で見たら、見出しや目次は必須項目なのでしょうね。
でも私は、個人的には、見出しのないブログも好きです。
感情のおもむくままに見出し無しで進む文章も、魅力的だと思うんですよね。
現に、そういう魅力的なブログをたくさん読ませて頂いてますし(*^-^*)。
読む側も、見出しで「読みのリズム」を遮られることなく、推進力を保ったまま読み進めることができます。
私自身も、そういった想いから、最近まで見出しは付けていませんでした。
その分、最後まで読み切ってもらえるように、音読してリズムのおかしいところは直したり、長すぎないようにしたり、などの工夫はしていたつもりですが(^_^;)。
でも、記事の内容が「情報」であったり、長い記事だったりする場合は、見出しがあったほうがわかりやすくなるし、最後まで読み切る助けになるでしょうね。
SEOを意識している人にとっても大事なのかな。
私も最近は、記事が長くなりがちなので、目次や見出しを付けてみたりしています。
私のブログ内に限って言えば、感情吐露系の記事には見出しは無くてもいい(むしろあると興ざめな気がするんですよね)、「情報」系や書評、すでに整理されている感情の吐露系などの記事には見出しを付ける、というように、記事の内容によって、見出しを付ける付けないを選びたいな、と思っています。
「編集の文法チェックシート」
この本には、その他にも、
「多いです」はNG表現!
「多いです」などはわたしも使ってしまってます(^▽^;)。
「である」と「ですます」は混ぜない
混ざってるな~と思いつつ、敢えて混ざったままにしたいことも(^▽^;)。
主語と述語は近くにおく
遠い時、ある~(^▽^;)
などなど、編集するときの基本的な文法についても触れられているので、自分の文章を見直すときの指標になります。
この本には、「編集の文法チェックシート」という便利なものが付いているので、自分の文章をチェックするときに役立ちますよ!
編集者の方が私のブログを見たら、ダメなところだらけなんだろうな~(^▽^;)。
ブロガーはライターであり編集者
本業の方で言えば、私はライター的な位置づけで、編集さんとやり取りをします。
原稿を直されることもしょっちゅうです"(-""-)"。
でも、ブロガーは、ライターとして自分が書くほかに、編集者として、読者さんに読まれるように記事を整えるということも、自分でやらなければならないんですよね。
プロブロガーと呼ばれる方々は、そういうこともしっかり理解して、読者の視点も編集者の視点も持ちながら、セルフプロデュースなさっているのでしょうね。すごすぎる。
私はブログではなかなかプロの仕事にたどりつけません~( ̄ー ̄)。
楽しく筆が進むままに書いちゃったりもしてますからね。
個人のブログはそれでいいんじゃないかとも思いますし。
でも、膨大になってしまった過去記事をなんとかしなきゃ、とは思っているので、ブログが時々おかしなことになっていたら、
「あ、ママンさん、リライト中ね。寝落ちしないでがんばってね。」
と、見守ってくださると幸いです(^▽^;)。
いや~、「プロの仕事」って、難しい!
だからこそ、あの「レジ打ちプロフェッショナルおばさん」には、「プロのお仕事手当て」を上乗せしてあげてほしい!と思います。
今度レジに並んだら、
「いつもありがとうございます。」
と、感謝の気持ちを言葉にしてみようかな(´▽`*)。